NHKがサブリミナル?(2009.05.14)
神戸は、昨日よりは涼しいが、暑い1日だった。こういう日は、道路脇のコーラの自販機が妙に目につく。赤いコカ・コーラの自販機だ。
コカ・コーラは非常に広告の上手な企業である。テレビCMでミニスカート姿のモデルがコーラを飲んで、一言二言何かをしゃべっている姿を見ただけでコーラが飲みたくなる。
目から入ってきた情報は印象に残りやすい。
インターネットの新聞を見ていたら、NHKが天地人でドラマの内容を印象付けるのにサブリミナルを行ったという記事を発見した。
皆さんご存知のように、サブリミナルとは映像の中に僅かな時間だけ、印象付けたいものを映像として挿入し、視聴者の印象や嗜好をコントロールする手法である。
例えば、先ほどのコカ・コーラを例にとり説明すると、このようになる。
テレビで放送している映像の中に、人には認識できないくらい短い時間で、コカ・コーラを美味しそうに飲んでいる映像を紛れ込ませる。それも頻繁にまぎれこませる。これを長時間続けると、見ている人間は気がつかないうちにコカ・コーラが飲みたくなる。これはコカ・コーラでなくとも、ハンバーガーでもアイスクリームでも同じだ。
このサブリミナルというのは、使用が禁止されている手法である。(どのような法律で禁止されているのかは知らないが)
この禁止されている手法を、ドラマを印象付けるためとは言え、公共の放送で使用したことはどうかと思われる。挿入は自主基準に触れないから問題ないという主張をしているようだが、この自主基準自体に問題があるのではないだろうか。色々と不祥事の多い組織であり、自主基準自体に問題があることも十分考えられる。再検討をしてはいかがでしょうか。
今回のサブリミナルは、実害が無いといえばないのであるが、こういう手法を使用することに抵抗感を持たないNHK職員の感覚に問題があると思う。
例えば、公共の電波を使わずに、街角に設置されている大型ビジョンの映像に、ある政党の政治家がダルマに目を入れているような映像をもぐりこませる。そうすれば、街角で大声を出して支持を求めなくても世論をコントロールすることが可能である。
サブリミナルには、こういう危険性も潜んでいる。
ドラマでの出来事だと思わず、もう少し神経質になった方が良いであろう。
以下、47ニュースより。
「NHKが大河ドラマ「天地人」で短いカットを挿入する表現を使い、視聴者から「サブリミナルではないか」と指摘を受けていたことが14日、分かった。サブリミナルは、知覚できないような一瞬の映像で潜在意識に働き掛ける手法とされるが、NHKは「カットが挿入されていることは知覚できるので、サブリミナルには当たらない」(広報局)としている。
NHKによると、10日放送の「本能寺の変」で、本能寺が爆発する直前に、空と田んぼ、明智光秀役の顔の3カットが計0・2秒間、挿入された。「死ぬ直前の信長の気持ちを印象的に表現した」(広報局)。検証の結果、自主基準には触れないと判断したという。」
| 固定リンク | トラックバック (0)
