生態系

外来種の輸入規制を

佐世保でカブトガニの外来種「アメリカカブトガニ」が捕獲されたというニュースが読売新聞の地方版に載っていました。

この外来種は、日本のカブトガニより食欲旺盛で、日本のカブトガニが絶滅する恐れもあるとのこと。

最近、外来種が日本で繁殖し、生態系や人間の生活に影響を与えているという記事をよく目にします。

ペットを飼う自由は、みんなんにあると思うんですが、興味本位で飼って、興味がなくなれば捨ててしまうというのが多いのではないでしょうか。

何でもかんでも規制するというのは、私も好きではないですが、外来種の輸入に関しては、”飼育する自由”を規制してでも輸入を規制すべきだと思います。

全てのペット好きが無責任だというつもりはありませんが、一部の無責任な人間の行動が環境に大きな影響を与えるのであれば、”自由”というものを規制する必要があると思います

以下、読売新聞より。

「カブトガニの外来種「アメリカカブトガニ」が、佐世保市の早岐瀬戸で見つかった。国内での生息例は確認されておらず、何らかの理由で捨てられた個体とみられる。早岐瀬戸がつながっている大村湾全域に繁殖している恐れもあり、引き取って飼育している同市の西海パールシーセンターは「生態系に影響を与えかねない」として、来年から実態調査に乗り出す。(小渕義輝)

 見つかったアメリカカブトガニは全長約35センチ、幅約20センチのオス。同市の漁業者が今年10月、カニ漁の網に引っかかっているのを見つけた。網にかかることは時折あったが、在来種に比べて小さいことに疑問を持った漁業者が、同センターに持ち込んだ。

 同センターによると、アメリカカブトガニは北米大陸に生息している。日本のカブトガニよりやや小さいが、食欲は旺盛で、1回の産卵数は日本のカブトガニの2~9倍。成長も早く、国内で繁殖を続けると、プランクトン類など共通のえさを食べられなくなった在来種が絶滅する恐れもある。

 アメリカカブトガニは、一部のペットショップやインターネットなどで販売され、だれでも入手することが可能という。

 同センターの岩岡千香子・飼育技師は、「捨てられた可能性が高いが、すでに繁殖していることも考えられる。漁業者と連携し、実態把握に努めたい」と話している。」

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中国でミツバチが大量死

中国でミツバチが大量死しているそうです。

ミツバチの大量死は以前、他の国でも起こっていたような気がします。

原因は不明だそうですが、ミツバチがいないと花の受粉などが上手くいかず、生態系への影響が懸念されています。

科学者の皆さんには原因究明をお願いします。

中国ニュース通信社へ→

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カビでコウモリが衰弱死

アメリカで洞窟に住むコウモリがカビだらけになり、衰弱死するという現象が起きているようです。

カビといえば、両生類のカエルも体にカビがはえて死んでしまうという現象が起こっているようです。

カビによる両生類、哺乳類の死亡というのは少し気味が悪い感じがします。

環境変化が原因なのでしょうか。

以下、読売新聞の記事より。

「米北東部で、冬眠中のコウモリがカビだらけになって衰弱死する奇病が広がっている。

 今年は、5州の洞窟(どうくつ)や坑道30か所で、計数万匹が死んだ。原因は不明。人間に感染する恐れも否定できず、米地質調査所は「死骸(しがい)を見つけたら触らず、報告を」と呼びかけている。

 この奇病は昨年2月、ニューヨーク州で見つかり、鼻先がカビで真っ白になることから「白い鼻症候群」と名付けられた。今年、病気が発生した洞窟では、絶滅の危険があるインディアナコウモリを含め、何種類ものコウモリが軒並み犠牲になり、死亡率は80%以上とほぼ全滅状態。死んだコウモリはやつれて体脂肪がなくなり、カビも1種類でないことなどから、同調査所は「カビは原因というより、衰弱の結果ではないか」とみている。

 米魚類野生生物局は「夏にはコウモリ1匹がひと晩で3000匹もの虫を食べる。雌は1年に1匹しか子を産まない」と、激減による生態系への影響を心配している。 」

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ブラックバスを餌にニゴロブナ養殖に成功

琵琶湖名産フナずしで有名なニゴロブナが、ブラックバスを餌にして養殖することに成功したそうです。

生きたブラックバスを食べるのではなく、ミンチにしたものを餌として与えるようです。

厄介者のブラックバスを処分でき、ニゴロブナが増えるとなれば一石二鳥。

イワシを粉末にしたものをフィッシュミールという名称で肥料として販売している(していた?)と思いますが、ブラックバスをフィッシュミールにして売れないんでしょうか。売るほども魚が取れないのかな。

以下、朝日新聞より。

「琵琶湖の固有種で、滋賀県名産フナずしの材料になるニゴロブナ。同県安土町の大島正子さん(45)が、天敵の外来魚、ブラックバスとブルーギルをエサに使う「逆転の発想」で、難関とされる養殖事業を軌道に乗せている。今季は約2トン(約1万3千匹分)のフナずしを出荷予定だ。絶滅危惧(きぐ)種に指定されるニゴロブナを守り、外来魚の駆除にもつながる画期的な取り組みとして注目されている。

養殖池は計約2.7ヘクタール。琵琶湖周辺部で最大の湖「西の湖」のほとりにある。「この池ではニゴロブナと外来魚の立場が逆転しています」と大島さんは笑う。

 ニゴロブナは成長が遅く、本来、養殖に向かない魚とされる。大島さんは97年に養殖を始めたが、フナずしに適した体長20センチまで、なかなか育たなかった。池の管理費やエサ代がかさみ、採算が合わなかった。

 現在の手法が確立されたのは5年目の秋。以前、池の魚を移し替える作業中に、ニゴロブナが小さなエビをくわえているのを偶然見つけた。それまでは米ぬかなどを配合したニシキゴイの養殖用飼料を与えていたが、「実は肉食だったのでは」と直感した。

 琵琶湖の生態系を脅かす外来魚をエサに使えば「一石二鳥」になると考え、自分で釣ったブラックバスやブルーギルを、ボイルしてミンチに。飼料に混ぜ合わせて与え始めると、成長のペースが早まった。

 また、池の魚の数を調整するなど工夫を重ね、3年間の養殖で、出荷できる大きさに育つようになった。06年には、ニゴロブナ養殖とフナずし製造の専門会社「飯魚(いお)」(本社・同県愛荘町)を設立。養殖池を現在の規模に拡大した。

 独学で得たノウハウだが、ニゴロブナの生態に詳しい県立琵琶湖博物館の中島経夫・上席総括学芸員は「フナは主に動物性プランクトンを食べるが、環境に適応してエサを変える。魚のミンチを食べることもおかしくはない」と指摘する。

 近畿農政局の統計(87年以降)によると、琵琶湖でのニゴロブナの漁獲量は、88年に198トンあったのが、97年には18トンまで激減した。卵や稚魚を食べるブラックバスとブルーギルの繁殖が最大の原因だ。05年に40トンまで回復したが、環境省は昨年、ニゴロブナを絶滅危惧種に指定した。

 大島さんは「手探りで始めたが、技術的な発見を毎年繰り返してきた。昔のように、みんなが本物のニゴロブナを気軽に味わえるようになればうれしい」と話している。 」

Nigorobuna

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100歳の魚を釣り上げる

カナダのブリティッシュコロンビアのフレーザー川で100歳の巨大魚が釣り上げられました。

魚はすぐにリリースされたようですが、1時間の格闘の末、尻尾を投げ縄で縛り、ようやく捕まえたようです。

リリースするというのが、いかにも外国らしい。

日本なら○○人前の料理になりましたという報道になるんだけどね。

しかし、大きい。

Daily Mail の記事へ→

100yearsoldfish

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福井県三方湖のハスが絶滅か

福井県三方五湖の一つ、三方湖のハスが絶滅したのではないかというニュースが入ってきました。

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絶滅した理由は色々とあるようですが、

・河川改修による産卵場所の減少

・土地改良事業によるほ場整備

・農薬の使用

などが考えられるのではないでしょうか。

国土交通省、農林水産省による事業により生息場所を奪われたのではないかという気もします。

近年は公共事業も生態系に配慮したものが多くなってきましたが、生態系を復元するような公共事業を期待したいです。

以下、産経ニュースの記事より。

「 国際的に貴重な湖沼や湿地を守るラムサール条約で湿地登録されている福井県の三方五湖(若狭町・美浜町)の一つ、三方湖で、縄文時代から食用にされていた固有種の淡水魚「ハス」が13年以上確認されず、絶滅した可能性が高まった。県が今月まで行った2年間の生息調査で発見できず、地元では「絶滅したのでは」とあきらめの声も上がっている。

 ハスはコイ科で唯一の魚食性淡水魚。三方湖と琵琶湖・淀川水系に分布しているが、うろこの枚数が違うなど形態や遺伝的に違う特徴を持つ。三方湖のほとりにある縄文時代草創期の集落遺跡「鳥浜貝塚」(約1万3000年前~5000年前)からは食べ跡とみられるハスの骨の化石が見つかっており、古くから生活と密着した存在だったことがうかがえる。

 しかし、三方湖の富栄養化によるプランクトンの異常発生や河川改修による産卵場所の消失で、昭和60年代から激減。平成6年6月に近くの川で遡(そ)上(じょう)した数匹が目撃されたのを最後に報告がない。このため、県が3年前から三方湖と周辺6河川で生息調査を行ったが見つからなかった。

 最後にハスを目撃した吉田良三さん(67)は、三方湖で40年間漁師をしてきた経験から、河川への農薬流入でハスの稚魚が食べる三方湖の手長エビが激減、ハスも生息できなくなった可能性が高いと分析する。

 「この閉鎖水域で13年以上も目撃されない。絶滅したと思う。ラムサール条約登録の看板が恥ずかしい。生態系を守るためにも、行政は三方湖の抜本的な環境対策をしてほしい」

 一方、県は「琵琶湖から持ち込み放流などは考えていない。今後も継続して調査を続ける」と話している。

 【三方五湖】福井県若狭町と美浜町にまたがる5つの湖の総称で、若狭湾国定公園の景勝地。多くの渡り鳥が訪れるため平成17年11月にラムサール条約に登録された。湖面の総面積は約10平方キロ。淡水湖、海水湖、汽水湖が混在し、水質に応じてコイやフナ、モロコなどの淡水魚、クロダイやサヨリなどの海水魚が生息する。また、ハスのほかナガブナ、タモロコ、イチモンジタナゴなど貴重な淡水魚が多い。 」

Hasu

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未確認生物ヤマピカリャー目撃?

沖縄で伝説の生物として言い伝えられている「ヤマピカリャー」が目撃されているとのこと。

名前だけは聞いたことがあったが、どうやらヒョウの仲間のようです。

イリオモテヤマネコより大きい生物のようです。

以下、琉球新報より。

「 【西表島=竹富】西表石垣国立公園に指定され、亜熱帯の自然林が広がる竹富町西表島で、ヒョウのような生物が目撃された。ことし9月、研究のため同島に滞在していた大学教授が海辺で目撃したほか、4年ほど前には地元住民も遭遇。西表島には国の天然記念物のイリオモテヤマネコが生息することで知られているが、目撃者らは「ヤマネコよりずっと大きく、まったく別の生き物。伝説の『ヤマピカリャー』だ」と話している。
 ヤマピカリャーとは、西表島の方言で「山の中で目の光るもの」の意味で、生息が言い伝えられている未確認動物。住民はヤマネコとは区別しており、体長は約80センチから120センチほどで、茶色っぽく、ヒョウのような斑紋があるとされる。尾が地面に付くほど垂れ下がっているのが特徴。
 住民らによると、ヤマピカリャーに山で遭遇するなどした人は西表島西部を中心に計47人。食料が不足がちだった終戦直後はヤマピカリャーを捕獲して食べた人もいたという。
 ことし9月14日午後6時すぎ、魚類の研究のため西表島に滞在していた島根大学の秋吉英雄教授がヒョウのような生物を目撃した。秋吉教授によると、崎山半島の海辺に座っていたところ、風上からゆっくり近づいて来て2・5メートルほど目の前に来た時に同教授に気付いて走り去ったという。
 秋吉教授は「最初はイノシシが歩いて来たと思ったが、目の前に来てヒョウのような生き物と目が合った。『襲われる』と思って怖かった」と振り返る。「ヤマネコよりずっと大きく、しっぽが長くて斑紋もあった。台湾などで生息するヒョウの一種、ウンピョウと特徴が似ている」と説明した。
 西表島船浮の漁業、島袋正一さん(56)は4年ほど前、山の中でヤマピカリャーに遭遇したという。「イノシシのわなを仕掛けに浜から約100メートルほど歩いた所で、突然岩の上からジャンプしてきた。大きさはヤマネコの倍ぐらいだが、3メートルぐらいジャンプするなど、とても身軽だった」と興奮気味に話した。
 西表島で野生生物の調査や保護活動を行う環境省西表野生生物保護センターは「伝説的な話として把握しているが、これまでヤマピカリャーの存在は確認していない」としている。」

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外来魚駆除へ産卵床設置

日本全国で生態系に大きな影響を与えている外来魚ですが、産卵期に人工の産卵床に卵を産ませて外来魚を駆除しようという試みが行われています。

昔のようにフナやモロコが釣れる池が復活してほしいものです。

以下、佐賀新聞より。

「 在来種の敵、“根”から退治へ―。武雄市の保養村内にある池の内湖で生息が確認されているブラックバスやブルーギルといった外来魚の駆除を目的とした産卵床の製作が18日、始まった。外来魚の産卵が始まる来年3月ごろから同湖の周囲に設置し、本格的な在来種保護に乗り出す。

 同湖にはコイやフナのほか、約10年前にはウナギやワカサギの生息も確認されているが、近年はブラックバスやブルーギルの流入が目立ち、生態系の急激な変化が懸念されている。

 産卵床は、花苗のポットトレーに砂利を敷き詰め、プラスチック製のカバーで三方を囲い込んだもの。砂利に産み付けられた外来魚の卵を定期的に引き上げて、ふ化を防ぐ。同湖の付近住民らでつくる「武雄温泉保養村の環境を考える会」が春までに約70個を製作する予定。釣り愛好家に再放流禁止を呼びかけるため、成魚を堆肥(たいひ)化する処分機も併せて設置する。

 全国では宮城県の伊豆沼のように、産卵床設置によってブラックバス駆除に成功した事例もあるが、ブルーギルへの「効果」は設置後の検証が必要となる。同会の林一男代表(73)は「実験的な側面もあるが、外来魚の数をこれ以上増やさないことが重要。ハヤ釣りが楽しめた昔の生態系を取り戻したい」と話す。 」Gairaigyo

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猛毒キノコ 新潟で増殖中!

電子スクラップブックの Office-けやき です。

今日2つ目の話題は「毒キノコ」です。

今年は日本全国で凄まじい猛暑でした。

新潟県では、猛毒のキノコが多数見つかっているようです。

増殖の原因は不明ですが、猛暑が影響しているのではないかといわれています。

この毒キノコ、どれくらい猛毒かというと、汁に触れただけで皮膚がただれるという凄い毒のようです。食べると死ぬこともあるということ。

少し暑い夏だったというだけで、自然は敏感に反応するようです。

以下、毎日新聞の記事より。

「 致死性の高い猛毒キノコ「カエンタケ」が今秋、新潟県で頻繁に見つかっている。年1件程度だった県への報告例が、既に9件にのぼっている。原因は不明で、専門家は「夏の猛暑の影響だろうか」と首をひねる。今年は今のところ誤って食べて死亡した人はいないが、専門家は、キノコ狩りの最中に見つけても手を出さないよう注意を呼びかけている。

 カエンタケは傘はなく、柄が細長くて赤い。ミズナラなど広葉樹の枯れ木や切り株の周辺に自生し、秋になると枝分かれした柄の部分が約5~10センチに成長する。食用のベニナギナタタケと似ているため、誤食して死亡するケースがある。

 県森林研究所によると、今年の9件は県北部の新潟県胎内市や阿賀町、朝日村などの山中や森林公園で見つかった。柄の長さが17センチもある大きなものもあり、松本則行同研究所専門研究員は「今まで見たことがない、異様な大きさだった」と話している。

 カエンタケについて、京都薬科大の橋本貴美子准教授(天然物化学)は「摂取すれば全身が真っ赤に炎症し、汁に触れたら皮膚がただれる。キノコの毒の中で最も強い」と指摘。滋賀大の横山和正名誉教授(菌類学)によると、群馬県中之条町で00年10月、ベニナギナタタケと間違えて食べた男性(当時55歳)が亡くなっている。新潟県でも昨年10月、十日町市で3人が誤って食べて食中毒を起こして入院している。

 野生のキノコは、温度や湿度、土壌の栄養分などの自然条件によって生育が左右される。カエンタケが今年増えている理由について、松本専門研究員らは、(1)長梅雨の後に酷暑が続いて育ちやすい環境になった(2)害虫や大気汚染の影響で森の生態系が変化し、成長しやすくなった可能性がある、としている。【川畑さおり】

 ▽カエンタケ カビ毒の一種「トリコテセン系マイコトキシン」を含有。たんぱく合成などの体内の働きを止める猛毒で、食べると下痢や嘔吐(おうと)、呼吸不全、造血機能障害、脳障害などを引き起こす。江戸時代後期・文政年間の植物図鑑「本草図譜(ほんそうずふ)」にも「大毒ありといへり」との記述がある。 」

Kaentake

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マングースが水銀解毒

マングースは体内に水銀が蓄積しても中毒にならないようです。

人間なら水俣病になってもおかしくないレベルでも平気なようです。

よく知られた動物でも、まだまだ特殊な機能を持っているものがいるんですね。

世界的にも水銀汚染は深刻なようで、マングースの研究から解毒のメカニズムが解明されれば、世界の環境対策に貢献できるかもしれません。

以下、朝日新聞より。

「 沖縄や奄美大島で野生化した外来種ジャワマングースの体内に、高い濃度の水銀が蓄積していることが、東京農工大大学院の渡辺泉・准教授(環境毒性学)のグループの研究でわかった。水銀を高濃度蓄積するクジラなどの海生哺乳(ほにゅう)類に近いレベルだが、汚染源は謎。中毒症状はなく、渡辺准教授は「両島のマングースには、有害なメチル水銀を無毒化する機構が備わっているようだ。野生の陸生哺乳類では他に報告例はない」と話す。

 沖縄と奄美のジャワマングースは、ハブ退治などのために人間が野生に放した。ところが、ヤンバルクイナやアマミノクロウサギなど島固有の希少種を捕食し、生息域を拡大。生態系への影響を防ぐため環境省は05年、マングースを特定外来生物に指定して防除事業を展開している。

 渡辺准教授らは、同事業で捕獲した奄美大島の57匹と沖縄の10匹を分析。最も蓄積する肝臓の総水銀濃度は、奄美が最高213ppm(平均21.0ppm)、沖縄が同112ppm(同23.1ppm)に上った(濃度は1グラムあたりの湿重量)。

 魚をえさにするハクジラ類などの海生哺乳類は、食物連鎖で水銀が濃縮し、成体で肝臓に数十から数百ppmレベルの総水銀をため込むという。このうち毒性の強いメチル水銀は、肝臓で元素の一つセレンと相互作用を起こし、毒性の低い無機水銀化合物に変わることが知られている。

 国内の陸生哺乳類の場合、せいぜい数十ppbレベル(1ppbは1ppmの1000分の1)と低く、海生哺乳類のように無毒化はできない。特に人間では、メチル水銀が血液脳関門を突破して脳細胞を破壊し、水俣病を引き起こした。マングースの水銀濃度は、人間なら水俣病にかかってもおかしくないレベルだという。

 両島のマングースは魚を食べない。クマネズミなど島内の他の陸上哺乳類からは高濃度の水銀は見つかっておらず、汚染源の謎は深まるばかり。

 研究グループでは、両島のマングースは少しずつ取り込んだメチル水銀を排泄(はいせつ)せず、肝臓で無毒化しているとみる。今後、解毒作用を担う遺伝子を特定し、マングースだけに効く駆除薬や、メチル水銀が人間の脳に入る前に解毒する薬品開発に結びつけたい考え。

 渡辺准教授は「世界中で水銀汚染が深刻。解毒機構を解明し、人間への応用につなげたい」と話している。 」

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外来シダで池が真っ赤に!

水生シダ植物「アゾラ」というのが神戸・明石周辺で大繁殖しています。

この水生シダは池の表面に浮かび赤色をしているので、一目見ればすぐわかります。

2~3年ぐらい前から目立ちだしてきたような気がします。

恐らく初めて見た人はビックリします。池の表面が一面真っ赤になっているんですから。

このシダは環境に影響を与えるようで、駆除が呼びかけられています。

以下、神戸新聞より。

播磨地方のため池で、水生シダ植物「アゾラ」が大繁殖している。アイガモ農法のカモの餌として用いられる外来種で、鳥などによる媒介が考えられるという。加古川市の「駅ケ池(うまやがいけ)」では二・五ヘクタールの水面のほとんどがアゾラで真っ赤に染まり、地域住民を驚かせている。兵庫県内では、阪神、神戸市西部、北摂、淡路でも繁殖が報告されており、希少植物への影響も出始めるなど懸念の声が広がっている。

 アゾラは、オオアカウキクサ類に属し、日光が強く水中の養分が不足してくると赤くなるのが特徴。今年五月にも大繁殖のため、三ツ池(加古川市平岡町一色)でサンショウモがほとんど見られなくなったほか、末々(すず)池(明石市二見町)ではオニバスの芽吹きが心配されるなど、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定されている植物など貴重な生態系にも影響が出始めている。

 県東播磨県民局では「堆肥(たいひ)にするなど活用法も検討中だが、現時点では人の手で回収するしかない」と、除去対策に頭を悩ませている。

 シダ類に詳しい県立人と自然の博物館(三田市)の鈴木武研究員は「繁殖したアゾラは池の水質を変えてしまうので、放置せずに、可能な限り早期に取り除くことが望ましい」と指摘している。」

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お堀は外来生物のたまり場

ブラックバス、ブルーギル等の外来生物が日本固有の生態系に影響を与えているということが言われていますが、城の堀などに結構生息しているそうです。

つり好きな人は、農業用ため池や野池にブラックバスを放流し、釣り場を増やしているようですが、こういう安易な行為が環境に大きな影響を与えているという自覚が無いようです。

テレビをつけると釣り番組を目にすることが多いですが、どこでどれだけ釣れたという映像ばかりでなく、環境教育も行ってほしいものです。

昭和30年代に生まれた人たちは、水路にドジョウがいたり、川でフナを釣ったりしたことが原風景になっている人が多いと思いますが、今の子供たちはブラックバスを釣ったり、川辺でヌートリアを見たのが原風景になっているようです。

兵庫県でも加古川の河川敷でヌートリアをよく見かけるようです。

以下、Sankeiwebの記事より。

全国各地の城や城跡の堀で、人に危害を与えたり、生態系を乱す可能性が強い特定外来生物に指定されているカミツキガメやブルーギル、ヌートリアなどが相次いで見つかっていることが分かった。城や城跡は都市部のオアシスともいえるが、詳しい生物調査が行われていないケースが多く、ほとんどは放置状態で、外来生物の“たまり場”になっている。専門家の中には「堀のほとんどは閉鎖水域で、外来種の格好のすみかとなっている」との指摘もある。

 和歌山市の中心地、和歌山城がある公園内で7月初旬、市民が見慣れないカメを見つけ、公園管理事務所に届けた。県立自然博物館に引き取られたが、獰猛(どうもう)な北米原産のカミツキガメであることが判明した。同館によると、年に1~2匹のカミツキガメが持ち込まれるという。外来種を規制する外来生物法が2年前に制定されてから、特定外来生物の飼育や保管などが原則禁止されたため、「困った飼い主が道路などに面した城の堀に安易に捨てているのではないか」という。

 こうした特定外来生物の進出は近畿各府県の城の堀でも確認されている。明石城跡がある明石公園(兵庫県明石市)の堀でも過去にカミツキガメ発見の情報が寄せられたという。また、世界文化遺産に登録されている二条城(京都市)や岸和田城(大阪府)などの堀では、肉食のブルーギルが見つかっている。

 さらに、最近は南米産の哺乳(ほにゅう)類で、戦前に持ち込まれたヌートリアが篠山城跡(兵庫県)や赤穂城跡(同県)などで確認されている。いずれも在来の生態系を乱す恐れがあるものの、広大な面積を抱える立地条件や費用の面から本格的な調査が行われていない堀が多い。

 一方、追手門学院(大阪府)が調査している大阪城(大阪市)でも外来種が幅を利かせているのは同じで、調査プロジェクトの副委員長、亀井哲夫・同学院大手前中・高校校長によると、堀に生息する生物はブルーギルやブラックバスなど、ほとんどが外来種だという。

 亀井校長は「外来の生物は肉食で獰猛なものが多く、生命力が強い。駆除は難しい」と話す。このため、堀の石垣などのすき間でハゼ科のチチブなど在来の生物がわずかに生き残るのみという。

 積極的に駆除に乗り出す動きもある。皇居でもブルーギルなどの外来魚が数年前から問題視されており、昨年から堀の水に500ボルトの電気を流し、魚を一時的に失神させて捕獲する駆除に取り組んでいる。環境省皇居外苑管理事務所は「外来種の駆除ができ、在来の魚にも影響を与えないので本格的に実施していきたい」としている。

 近畿大農学部の細谷和海教授(水圏生態学)は「城の堀に、安易に外来生物を放流すると生態系に影響する。今まで、城の堀は釣りや立ち入りが禁止されていたことで、絶滅危惧(きぐ)種が隔離され、生き残ることができた。しかし、外来魚がそこに放たれたことで、格好のエサ場に変わってしまった」と指摘している。」

Kamitukigame

Nutoria

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地面が固くなりクマゼミ増殖

今年の大阪はクマゼミが大発生で大変な夏でした。
一般的にクマゼミは温暖化の影響で繁殖していると言われていますが、土の固さも関係しているようです。
地面が固いとニイニイゼミやアブラゼミの幼虫は地面にもぐりこめないようです。
最近の都市部の公園は、下草刈りや落ち葉をかき集める等の管理が行き届いているので、地面の空隙が減少し、固い地面になってきています。これは大阪だけでなく全国共通ではないでしょうか。
人間の手が入りすぎ、生態系のバランスが崩れてきているのかもしれません。

以下、徳島新聞の記事より。

「 大阪など西日本の大都市を中心に、クマゼミが大増殖しているのは、乾燥化や気温上昇、公園整備などで地面が固くな り、他種のセミの幼虫が地中に潜り込めなくなったのが原因だとの結果を、大阪市立大の沼田英治教授(動物生理学)らが14日までにまとめた。15日から神 戸大で開く日本昆虫学会で発表する。

                 同大大学院生の森山実さんは、きれいに整備された公園や運動場などでクマゼミが多いのに対し、数十年前まで大阪市内で最も多く見られたアブラゼミは、うっそうとした林や落ち葉が多い公園に目立つことに着目。

                 固さを3段階に変えた地面を作り、卵からふ化したばかりの幼虫が、1時間以内に地面に潜り込む成功率を比較した。

                 地面の固さが「普通」ではクマゼミが約8割なのに対し、ニイニイゼミやツクツクボウシが2−3割、アブラゼミは1割強。「固い」では、クマゼミの1割が成功したのに、ほかのセミは1匹も成功しなかった
。」


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大阪でセミが大量発生

もう子供たちは夏休みに入り、さまざまな夏を過ごしている事でしょう。

夏休みといえば、セミ取り、トンボ取り、カブトムシ・クワガタ取りなど、昆虫を採集するのも遊びのひとつでした。

特にセミは近所の公園でも取れるので人気の昆虫でした。

でも最近はセミ取りをしている子供をあまり見かけませんね。

さて、このセミが大阪では例年の2倍発生しているそうです。

大阪は、鳴き声がうるさいクマゼミが多いようで、例年より騒音が激しくなりそうです。

海外では17年ゼミという定期的に大量発生するセミがいるそうですが、大阪のセミも4年ごとに発生量が増えるようです。

今年の大阪は暑くうるさい夏が続きそうです。

以下、朝日新聞の記事より。

大阪市内でセミの数を調査しているグループが、今夏はセミが去年の2倍以上発生すると予測している。セミの抜け殻調査を14年前から実施しており、そのデータから今年は4年に1回の大発生の年に当たると推測。大音量のクマゼミが集まる大阪市東住吉区の長居公園では8月25日から世界陸上競技選手権大阪大会が開催されるが、専門家は「セミのうるささに選手もびっくりするのでは」と話している。

予測したのは大阪市立大の沼田英治教授と同市立自然史博物館の初宿(しやけ)成彦学芸員のグループ。93年から市民ボランティアとともに、同市西区の靱(うつぼ)公園でクマゼミとアブラゼミの抜け殻を集めて、羽化したセミ数を推測してきた。

 その結果、セミの数は毎年、交互に増減しているうえ、4年に1回大発生していることが判明した。また、どの4年間をとっても、合計のセミ抜け殻数が9万7000~10万6000個で、平均は約10万2500個になった。

 04~06年の3年間の合計は6万3866個なので、平均から引き算して、今年の発生数を約3万8600匹と推測。前年が約1万6000個だったため、発生数は2倍以上になる可能性があるという。04~06年に長居公園など他の3カ所でも調べた結果、セミの増減傾向は一致していた。

 セミの発生数になぜ規則性があるのか。沼田教授は「まだ分からないが、セミの幼虫が木の樹液を吸える根付近の『席』の数が決まっていて、ある年にたくさん占められれば、別の年は数が限られてくるためではないか」と話す。

 長居公園周辺は体が大きくて大きな音を出すクマゼミが多く、大阪府内でも最もうるさい場所の一つという。長居公園に設置した騒音計は、昨年はピーク時に90.4デシベルを記録した。今年は8月上旬にピークを迎える見込みで、94デシベルと予測。90デシベルは騒がしい工場内に相当する音量で、今年はうるささが、さらに高まりそうだ。

 初宿さんは「セミがうるさい海外の大都市の例はあまり聞いたことがない。クマゼミの少ない東日本や、海外から来た選手、観客は相当驚くのでは」と話している。」

Semi

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琵琶湖の食物連鎖回復?

食物連鎖の活発さを窒素のN15を測定して判定するという方法があるそうです。

それによると、琵琶湖ではN15の割合が以前と比べ高くなっている魚が在来種の中で多かったそうです。

この食物連鎖が活発になるということは、一体どういうことを意味するのでしょうか?

今ひとつピンときません。

以下、NIKKEI NET の記事より。

琵琶湖の生物の食物連鎖は1980年代以降規模が縮小、最近回復しつつあることが、魚の体に含まれる窒素の分析で判明したとの研究結果を、奥田昇京都大生態学研究センター准教授が15日までにまとめた。

 琵琶湖は環境悪化が指摘されるが、食物連鎖に注目することで生態系の変化を裏付けた。

 奥田准教授によると、窒素の99.6%を占めるN14は、生物の体内でアンモニアや尿素などになり排出されやすい。だが0.4%は、質量がわずかに重いN15で、食物連鎖の上位生物は下位生物を食べてN15が濃縮され、含有率は高くなる。

 奥田准教授は琵琶湖の在来魚10種について、京都大総合博物館にある1910年代からの標本を分析。食物連鎖が始まる植物プランクトンのN15の含有率を1とし、相対的な数値を算出した。

 上位にいるコイ科の肉食魚ハスは60年代は3.5で、70年代に4.2になり、90年代には3.1に下がった。固有種のイサザは80年代までは3.5前後だったが90年代に2.9に低下。2000年以降は90年代に比べ、10種のうち9種が上昇した。」

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アルゼンチンアリ急増

色々な外来種が日本国中で生態系に影響を与えているようですが、今度はアリです。

アルゼンチンアリという聞きなれないアリです。

アリのように小さい生物は駆除が難しいような気がしますが、それでも、こまめに駆除しないと在来種が駆逐される可能性があるようです。

でも、アルゼンチンアリをどうやって見分けるんでしょう。

以下、中日新聞より。

各務原市が、悪名高いアルゼンチンアリの“侵略”を受けている。県と市による初確認は今年三月。生息域は当初、鵜沼東町の公園周辺約三百メートル四方とされたが、アリの生態に詳しい大垣北高校生物科教諭の木野村恭一さん(岐阜市)らの調査で、実態はその三倍近く広いことが分かった。木野村さんの案内で現地を見て回った。

 マンションの駐車場に黒い流れが何十メートルも続く。アルゼンチンアリの行進だ。コンクリートの割れ目から木陰にある芝生の下へ次々と潜り込んでいく。暑さと湿気が苦手なため、石垣のすき間やプランターの下など涼しい場所に巣を作る。

 四階に住む主婦(78)は昨夏の夜中、じゅうたんの上に“長い棒”が落ちているのに気づいた。拾い上げようとしてびっくり。室内に侵入したアリの群れだった。「ジュースをこぼした場所だった。どこから入って来たのか分からず、すごく怖かった」

 東部の民家周辺。「ここら辺の巣は地表近くの蟻道(ぎどう)でつながっています」と木野村さん。畑に置いてある瓦をひっくり返すと、隠れていた数十の巣穴から働きアリが文字通りわき出てきた。すぐ隣の板の下からもワラワラと。

 一般的なアリは一つの巣に女王が一匹。新しい女王は別の場所に移って巣を作り、二つの巣の勢力争いの結果、生息域はあまり広がらないとされる。しかしアルゼンチンアリは、何匹もの女王が同居。すぐ近くに“分家”ができるため、一年間で百-二百メートルも生息域を広げるという。欧州では南イタリアからスペインまで沿岸約六千キロにもわたる超巨大コロニーが発見された。

 しかも攻撃力はすさまじい。自分より大きいアリにも襲いかかり、生息域を奪っていく。木野村さんらの調査によると、第一発見地の桑原野山西公園周辺では、この辺りに生息する在来種二十三種のうち、生存を確認できたのは二種のみ。ほとんどが駆逐された可能性があるという。

 県と市は初確認後、自治会を通じて鵜沼地域の約五百世帯に、防除に協力を求めるチラシを配った。しかし市民からの問い合わせは十五日現在、十件以下。被害報告も特にないという。

 アルゼンチンアリは、寝ている体をはい回ったり、室内の食べ物にたかったりする不快害虫。積極的に人をかんだりすることは少ない。しかし甘いみつを出すアブラムシなどの農業害虫とは共生関係にあり、木野村さんは「野菜や草花への被害が広がるかもしれない」と話す。

 生態系への影響を防ぐため、不可欠なのは早期防除。薬剤を吹き付けるスプレー型や巣に運ばせる餌型などの市販殺虫剤はもちろん、熱湯や中性洗剤を薄めた水でも高い効果が得られるという。

 木野村さんは「このままでは周辺の都市部すべて、アルゼンチンアリだけになってしまう」と指摘。「行政だけで封じるのは難しい。例えば防除デーなどを設け、住民総出で退治する必要がある」と訴えている。」

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ビクトリア湖の水位が低下

世界第2位の面積を持つビクトリア湖の水位が下がっているようです。

原因はウガンダの水泥棒にあろようですが、世界第2位の湖の水位を1.2mも低下させるというのは、かなりの水消費があったようです。

以下、時事ドットコムの記事より。

【ナイロビ】ケニアのキバキ大統領はこのほど、世界第2の面積の淡水湖・ビクトリア湖が水位低下などに見舞われているとして、同湖を救うため直ちに行動す るよう呼び掛けた。同湖はケニア、タンザニア、ウガンダ3国にまたがる沿岸住民約3000万人の生活を支えているが、2003年以降、水位が急速に低下し ているという。(写真はビクトリア湖で網を仕掛ける漁民)
 キバキ大統領は湖畔のキスムで開催した沿岸3国による会議で、「ビクトリア湖は水位の低下、土壌汚染や廃棄物による汚染、魚の乱獲、生態系の悪化により深刻な脅威にさらされている。湖とその周辺環境の悪化を直ちに断固として食い止めなければならない」と訴えた。
  米環境保護団体「国際河川ネットワーク」は昨年、ビクトリア湖の水位が1.2メートル低下し、1951年以降で最低を記録したとの報告書を公表。同湖の本 来の水量の約3%が3年間で失われたと警告した。水位の低下により、船舶の航行に支障が出たり、周辺の町で水不足が起きたりしているという。
 同報告書はウガンダが発電のため同湖からひそかに水をくみ上げていると非難。これを受け、ウガンダ政府は湖水の利用を削減するとしている。

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