SF

インデペンデンス・デイの雲発見(2009.10.11)

SF映画で「インデペンデイス・デイ」というのがありましたが、そのUFOが隠れていた雲に似た雲がモスクワで発見されました。

UFOが出現したという情報はありませんが、何だか不思議な雲です。

Dairy Mail の記事へ⇒

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実物大の鉄人28号が完成(2009.09.29)

神戸市長田区に実物大の鉄製の鉄人28号が完成しました。

なぜ、神戸市長田区に鉄人28号なのかというと、原作者の横山光輝さんが神戸市出身ということで、ここに建てられたようです。

横山光輝さんというと、鉄人28号以上に三国志が有名ですが、長田区では三国志を題材にした祭りもおこなっているようで、横山光輝さんにかなり便乗しているようです。

私も完成前の足場の架かった状態の鉄人28号を見に行きましたが、かなり大きなものでした。そのときは、なぜか外国人の観光客集団が押し寄せていました。(外人にも人気?)

以下、神戸新聞より。

「JR新長田駅南の若松公園(神戸市長田区)で組み立てられていた「鉄人28号」の原寸大モニュメントが完成し、29日、巨大ロボットの全容を現した。

 鉄人28号は神戸市出身の漫画家横山光輝さん(1934~2004年)の代表作。モニュメントはアニメ版と同じ全長18メートル(直立時)の鋼鉄製で、昨年11月に大阪府岸和田市の工場で制作を開始。今年7月末から、同公園で部品の組み立てや塗装などの作業が行われていた。

 同公園では、29日朝から工事用足場の撤去が始まり、午後に完了する。制作を進めてきたNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」事務局の岡田誠司さん(50)は「新長田のまちに鉄人のある風景が実現したという実感がわいてきました」と話していた。10月4日に完成式典がある。」

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英国版X-File発表される!(2009.08.17)

英国新聞 Dairy Mail によると、英国版X-Fileが発表され、それによると、英国では単年度に600回もUFOが目撃されているようです。

レモン形の頭をした宇宙人に遭遇したとか、神秘的な光線が墓地に照射されていたとか、色々と書いてあるようです。

アメリカに次いでUFO好きな国ですから、色々な情報があるようです。

興味のある方は下をクリックしてください。

但し、Dairy Mail のサイト上の広告は、スパイウエアを仕込む可能性が高いので、見た後はウイルスチェックをお勧めします。

Dairy Mail へ⇒

Xfile1

Xfile2

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イギリスの心霊写真(2009.04.14)

幽霊ネタの好きなイギリスの新聞 Dairy Mail の記事です。

かつて裁判所で、現在ヘアーサロンになっている店舗の暖炉から、幽霊(ひとだま)が出てくる様子が撮影されました。

このヘアーサロンの地下は、その昔、絞首刑が行われた地下室があったということです。

このヘアーサロンでは、お客さんがしばしば不気味なまぼろしを見ることがあったようで、古い服を着た2人の人物が暖炉のそばに立っているのを目撃したお客さんも居たようです。

しかし、Dairy Mail の幽霊関連を見ると、いつも思うんだけど、イギリス人って本当に幽霊が好きだね。

それだけ歴史があるというか、ドロドロした話が多いんだろうね。

幽霊の記事を目にすると、いつも思うんだけど、幽霊というものが存在すると仮定した場合、一体どこにいるんだろうね。

先日読んだ、「時間はどこで生まれるのか」という本の中で、我々は決して光速を超えて移動することはできず、光速で到達できる範囲が我々の感じ取ることができる三次元空間で、光速でも到達できない領域があるとしたら、それは我々が知ることも感じることもできない不可知領域というもので、グラフで描くと、そういう領域が存在するような書き方であった。

言葉で説明すると中々伝わりにくいが、この本でしめされているグラフを見ると、なるほどと思う。

我々が光速で移動しても到達も出来ないし、その存在を感じ取ることさえ出来ない領域があるということである。これがあの世かもしれない。

こういう世界に幽霊というものは存在するのだろうか。

これらの不可知領域と、我々の三次元空間を結ぶ物理現象が偶然起こったときに幽霊が現れるのだろうか。

この問題は、我々三次元生物には永遠に解けない謎かもしれない。

イギリス Dairy Mail ヘ→

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イギリスの心霊写真(2009.03.11)

イギリスの大衆紙 Dairy Mail を見ていたら、イギリスの心霊写真が沢山載っているページを発見。

Dairy Mail では、時々、心霊写真を載せたりするが、今回は枚数が多い。

心霊写真の科学的分析のために集められた写真ばかりらしい。

さすが幽霊の本場イギリスだけあって、いろんな心霊写真があるね。

写真の中にモスク前の広場のような写真があるけれど、イスラム教の国でも心霊写真というのは信じられているのだろうか。

イスラム教での幽霊の位置づけって、どうなんでしょう。

日本だと地縛霊とか、幽霊にも色々と事情があるようだけれども、イスラムではどうなんでしょう。知りたくなってきたね。

Dairy Mail の記事へ→

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「ウエストワールド」は「ターミネーター」の原型か?

マイケル・クライトンさんが無くなったということで、氏の作品である「ウエストワールド」を思い出していた。

ふと思ったのだが、主人公が無感情のロボットに追いかけられる、それも主人公を殺害する目的で追いかける、この「ウエストワールド」とイメージ的にオーバーラップする作品があった。

「ターミネーター」だ。

物語の内容は全く違うが、どこまでもどこまでも殺人ロボットが追いかけてくる。

このイメージって凄く似てますよね。

ユル・ブリンナーとアーノルド・シュワルツネッガー。

どちらに追いかけられるほうが怖いか。

私の場合は、シュワルツネッガーだが、ユル・ブリンナーの不気味さも捨てたもんじゃない。

「ターミネーター」は「ウエストワールド」のイメージで作られたのだろうか。

ふと秋の夕暮れに妄想を抱いてしまった。

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作家マイケル・クライトンさん死去

「ジュラシック・パーク」で有名なマイケル・クライトンさんが亡くなりました。

66歳だったようです。

記事を読むと、「アンドロメダ病原体」の作者と書いてありますが、全く知りませんでした。

70年代SF映画の中でも結構上位にランクされる「ウエストワールド」の監督だったんだね。知らなかった。

「ウエストワールド」は当事としては怖い映画だったよね。人間を襲わないはずのロボットが人間に襲いかかる、怖い映画だったよね。ユル・ブリンナーが主人公をどこまでもどこまでも追いかけ来る、あの不気味さはユル・ブリンナーならではの演技だね。

70年代的不安感。

科学の発展に対する恐怖感というのが非常にうまく表現された作品だったね。

マイケル・クライトンさんのご冥福をお祈りします。

以下、CNN.co.jpより。

「「ジュラシック・パーク」など映画化された数々の小説で知られる米作家マイケル・クライトン氏が4日、がんのためロサンゼルス市内で死去した。66歳だった。関係者が明らかにした。

シカゴ生まれのニューヨーク郊外育ち。ジャーナリストだった父親の影響で著述業を目指すが、筆で生計を立てられない可能性を懸念し、医学博士号を取得した。しかし「アンドロメダ病原体」(1969)がブック・オブ・ザ・マンスの推薦作品に選ばれ、ハリウッドが映画化権を獲得。以降、医学や生命科学に関する専門知識や、時勢を反映した作品を多数発表した。

映画化された代表作に、クローン技術でよみがえった恐竜が引き起こすパニックを描いた「ジュラシック・パーク」(90)、日本企業が米国に脅威を与えていた時代が背景の「ライジング・サン」(92)、ハイテク企業のセクハラ問題が題材の「ディスクロージャー」(94)などがある。

このほか、テレビドラマ「ER緊急救命室」で製作総指揮を務め、映画「ウエストワールド」(73)、「コーマ」(77)、「大列車強盗」(78)などでは自らメガホンを取った。」

Westworld

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名作SF「禁断の惑星」がリメイク

1956年に作られ、名作SF映画の1つに数えられている「禁断の惑星」がリメイクされるようです。

ロボットのロビーやイドの怪物など、SF映画ファンを楽しませた作品ですが、はたしてどんな作品に仕上がるのでしょうか。

でもね、リメイクがオリジナルを超えるのは難しいからね。

特撮だけだったら現代の方が遥かにすぐれているけれど、オリジナルというのは独特の雰囲気があるから、特撮だけでオリジナルを超えるのは難しいよね。

リメイクしてほしいSF映画の1つに東宝特撮シリーズの「美女と液体人間」がありますね。

あの映画って他の2作に比べて評価が低いんだけど、私は3部作の中で1番好きな作品です。

Planet

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アーサー・C・クラーク氏 死去

「2001年宇宙の旅」の原作者として有名なアーサー・C・クラーク氏がスリランカで死去されたとの事。

CNN.co.jpより。

「著名SF作家のアーサー・C・クラーク氏が19日未明、スリランカの首都コロンボ市内の病院で死去した。90歳だった。非営利団体アーサー・C・クラーク基金の関係者が明らかにした。

第二次世界大戦中の英空軍将校時代にレーダーの開発を担当。1945年に無線関連雑誌に、衛星通信の構想を提示する論文を寄稿した。

1950年代から作家活動に入り、多数の小説や短編小説、30作以上のノンフィクションを執筆。SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」の脚本を、スタンリー・キューブリック監督と共同執筆したほか、同名小説を著した。

米国がアポロ月探査計画を実施していた期間中にはテレビのコメンテーターを務め、アポロ11号の乗組員と人類初の月面着陸に関する著作を共同執筆した。

スリランカには50年代から移住し、98年にはナイトの称号を授与された。若い頃に患ったポリオの合併症のため数年間車椅子で生活し、最近は腰も痛めていた。 」

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海野十三(幽霊船の秘密)

日本SF界の父と呼ばれる海野十三の作品「幽霊船の秘密」を読んだ。

作年月日は不明である。

恐らく昭和16年(1941年)12月以前の作品だと思われる。作品の中でアメリカが参戦していない設定になっている。(真珠湾攻撃以前と思われる)

作品は海野十三にしては珍しくホラー風の作品である。

前半は今のホラー映画そのままの惨殺風景が描かれており、当時としてはかなりショッキングなシーンであったのではないだろうか。

後半のストーリー展開はレトロな戦前の作品という感じは否めないが、ホラー風の作品としては上手くまとまっていて好感が持てる作品である。

正月に図書館で借りた世界SF全集(短編集)古典編 1971年早川書房 を読んだが、これらの作品に比べて海野十三の作品はハードSFと呼べるレベルであったという感じがした。

日本SFの父と言われるだけあり、当時としてはかなり先進的な作品であったのだろう。

兵庫県立図書館では、海野十三全集は書庫ではなく一般の棚に置かれており、他のSFと扱いが違うことがわかる。他のSFは殆ど書庫に収められている。

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海野十三(大宇宙遠征隊)

今日は、年末に図書館で借りてきた海野十三の作品を読んだ。

海野十三は、ご存知のように日本SF界の父と言われる人である。

作品は「大宇宙遠征隊」 、昭和16年(1941年)から連載が始まった作品のようである。

昭和16年とは、ナチス・ドイツがユーゴスラビアへ侵攻を開始した年であり、12月には真珠湾攻撃が行われ、大東亜戦争が始まった年である。

海野十三の作品は、戦争直前、戦時中という時代を背景としており、重苦しく、戦争直前の張り詰めた緊張感を持った作品が多いようである。

この「大宇宙遠征隊」は、昭和16年という緊張感が最高潮に達した年にもかかわらず、宇宙探検をテーマとした比較的大らかな作品である。この時代にも、このような作品が書けた事が少し不思議な感じさえする。

ストーリーは、日本人4万人を乗せた噴行艇(ふんこうてい=ロケット)の大船団がムーア彗星に往復15年をかけてムビウムという超放射性物質を採掘にでかけるというもので、その中の1艘が隕石群と衝突し月に不時着するというものである。

この月に不時着したした1艘が月に鉱物採取に来ていた火星人と遭遇し、殴り合いの喧嘩をするという微笑ましい展開があり、最後は月に取り残された火星人達を火星まで送ってやり、火星人の歓迎を受けるという少し変わった、微笑ましい物語である。

宇宙服のデザインや通信装置のアイデアは非常に面白く、レトロな感じもするが、新鮮な感じもする。

しかし、何故、大東亜戦争に突入した年に、このようなイマジネーション豊かな作品が書けたのか興味深い作品である。

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スター・トレックのMr.カトーが小惑星に!

スター・トレックというタイトルを見聞きすると、40歳を過ぎた今でもわくわくする。

フロンティア精神と未来への希望を乗せたエンタープライズ号が宇宙空間を飛んでゆくシーンは、エネルギーと正義感に満ちたアメリカの姿であった。

初代スター・トレックのメンバーで唯一東洋人という設定であったMr.カトー。

日系人俳優のジョージ・タケイ氏の名前が惑星の名前になったらしい。

カーク船長やMr.スポックの陰に隠れた脇役ではあったが、存在感のある脇役である。

子供のころ、テレビ版スタートレックを見て、日本人が宇宙船に乗れるということに驚いた記憶がある。

宇宙船の乗員=西洋人(白人)というのが当時の私のイメージであった。

そういう意味でMr.カトーの存在は非常に大きなものである。

Mr.カトーと伴に名わき役であった機関主任のチャーリー(モンゴメリー・スッコト)も亡くなり、遺骨は宇宙へ打ち上げられたと聞いている。

スタートレックのメンバーが星の名前として残るということは、我々スタートレック・ファンには格別に嬉しいことである。

「宇宙大作戦」よ永遠なれ。

以下、CNN.co.jp の記事より。

「 世界各国の天文学者らが組織する国際天文学連合(IAU)はこのほど、火星と木星の間の「小惑星帯」にある小惑星「1994GT9」に、人気テレビドラマ・映画シリーズ「スタートレック」への出演で知られる日系人俳優、ジョージ・タケイ氏(70)の名を付けることを承認した。

小惑星は94年、日本人天文学者らが発見した。今後は、通し番号にタケイ氏の姓を加えた「7307Takei」が正式名称となる。

タケイ氏は、スタートレックで、アジア系の宇宙船パイロット、ヒカル・スールー(日本語版では通称ミスター・カトウ)を演じた。全米日系市民協会(JACL)や、同性愛者の権利保護を訴える人権キャンペーン(HRC)での活動などをたたえて、米マウントホリヨーク大の天文学者、トム・バーバイン教授が小惑星への命名を提案した。

知らせを受けたタケイ氏は2日、「自分が天体になったとは驚いた。青天のへきれきならぬ、青天の小惑星といったところだ」と、笑顔で語った。

IAUによると、小惑星は発見者が10年以内に命名しなかった場合、ほかの提案をIAUが検討、承認する。これまでに登録された小惑星約16万5000個のうち、命名が承認されたのは約1万4000個。スタートレック関連では、同作品の生みの親ジーン・ロッデンベリー氏と、ウフーラ中尉を演じた二シェル・ニコルズ氏の名前が、すでに採用されている。 」

Mrkato

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海野十三(空中墳墓)

海野十三の昭和3年の作品である。

この作品は戦争の臭いのしない作品である。

無着陸世界一周旅行へ出た松風号という飛行機が、消息を絶ち、20年経った。

主人公の探偵の元へ20年前に消息を絶った松風号の乗組員を目撃したので調査してほしいという依頼が舞い込む。

調査の結果、松風号の乗組員の1人は生存しており、松風号は地球を飛び出し月の引力に捕らえられ、月の周りを空中墳墓として永遠に回り続けているという話である。

この調査を依頼した人物が、実は松風号に関連した殺人事件の殺人犯であり、それに不倫の話も加わって、かなり俗っぽい作品に仕上がっている。

空想科学探偵小説のような感じである。

この作品は、社会的な緊張、社会的な不安をあまり感じさせない内容であり、当時の世相が比較的落ち着いたものであったことが推測される。

昭和3年のSFというのもレトロな雰囲気が漂っていていいものである。

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海野十三(遺言状放送)

昭和2年の作品である。

ストーリーは、主人公の天野祐吉という青年が超短波長廻折式変調受信機というものを発明し、地球外生物からのメッセージの受信を試みるという内容である。

この中で、地球外生物らしき生物からのメッセージを受け取るのだが、この生物の住む星は、核融合によるエネルギーの暴走で、惑星自体が消滅しようとしているものだった。

昭和2年、原爆が開発される18年前の作品である。

昭和2年というと、SF映画の名作 フリッツ・ラングの「メトロポリス」が作られた年である。

両作品とも、未来に対する希望と科学技術の進歩に対する不安が入り混じった作品という感じがする。

この「遺言状放送」を読んで感じたのは、海野十三の他の作品(戦争前後)に比べて緊張感が無く、この昭和2年という時代は、比較的社会が安定した時代だったのだろうということだ。

真珠湾攻撃の年に書かれた「豆潜水艇のゆくへ」では、作品中に戦争勃発を予感させる緊張感(軍事的緊張感)が満ち満ちており、この年の日本国中の社会的雰囲気をうかがい知ることができる。

それに比べて、この作品では、冒頭で主人公が銀座の丸花屋という大阪寿司の店で「鳥貝の押し寿司」を食べるというシーンがある。

この時代は、庶民が寿司を食べることを許されるくらいの社会的な余裕はあったようである。

この「鳥貝の押し寿司」というのは、初めて聞きました。えびの押し寿司とか小鯛の押し寿司とかいうのは聞いたことがありますが、鳥貝の押し寿司というのがあるんですね。

表面は黒っぽい押し寿司なんでしょうか。

まあ、昭和2年という時代は、まだ少しは平和な時代であったようです。

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海野十三(豆潜水艇の行方)

この作品は、昭和16年8月~昭和17年1月に連載された小説である。

内容は小学生向けのSFであり、当時の社会情勢が色濃く映し出されている作品である。

内容としては、主人公の少年と発明家の青年が小型潜水艇を開発し、進水式目前に敵国アメリカに潜水艦もろとも誘拐されるという話である。

作品の随所に軍国思想が現れており、「いま太平洋はいつ敵国の軍艦や飛行機から攻撃をうけるか、たいへんあぶない時期にはいっていた。そういう場合に日本男子は、おめおめ敵のためにしずめられたり、とりこになってはいけない。・・・・・・・」という具合である。

小学生向けのSF小説の内容がこれであるから、当時の日本がどのような世相であったか想像がつく。

昭和16年といえば、12月に真珠湾攻撃を行っており、日米の軍事的緊張が最も高まっていた時期でもある。

このように古いSFを読み返すことは、当時の世相を感じ、現在の日本を振り返る良い機会でもある。

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海野十三(人造人間エフ氏)

日本SFの父、海野十三の話。

「人造人間エフ氏」は昭和14年の作品である。

ジャンル的にはアンドロイド或いはロボット系の話である。

この中に出てくるアンドロイドはソ連の科学者によって作られ、ウラジオストックから船で日本へ潜入し、日本の軍事施設やインフラを破壊するというものである。

主人公の正太少年と帆村探偵により事件は解決するという少年探偵団的なストーリーである。

ソ連の科学者により作られてアンドロイドが日本の軍事施設を破壊するというのは、この当時の社会背景が大いに反映されている。

昭和14年(1939年)5月11日、満州・モンゴル国境で日本軍とソ連軍が衝突するという事件があった、ノモハン事件である。
8月23日に独ソ不可侵条約が締結され、戦争の準備が整う。
9月1日にナチス・ドイツがポーランドへ侵攻して第二次世界大戦が勃発。

世の中の暗い世相を反映して、この「人造人間エフ氏」も暗い作品である。
日本の軍国主義も押し進められ、軍の権限が非常に大きくなった時代である。
この作品が収められている「海野十三全集 第6巻」の解説にもあるように、出版物に対する検閲が非常に厳しくなり、なかなか書きたい物が書けなかった時代のようである。こういう時代でなければ、海野十三の作品はもっと明るい作品になっていたのではないかという気さえする。

昨今のテレビ業界の捏造問題で、政府が言論に対し介入しかねない風潮がやや見受けられるが、書きたくても書けなかった時代があることを考えれば、現在の業界の方々には、もう少し足元を見つめ直して良い番組作りをしてほしいと願うばかりである。

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海野十三(宇宙女囚第一号)

日本SFの父、海野十三の話である。

宇宙女囚第一号という何となく艶っぽい題名の作品がある。

ある科学者が物質電送装置を発明し、その実験として助手の女性を火星へ電送してしまうという何とも無責任な話である。

しかし、助手の女性を電送したまではいいが、何故か火星人も同じような装置を開発していて、たまたま偶然に火星人も火星の女性を地球に送ってきたというストーリーである。

今のSFからみれば、何とも無茶苦茶なストーリーである。

この火星の女性は、当然化け物のような容姿をしており、長く見つめていると脳が萎縮する感じさえ受けるとある。何となくわかる様でわかりにくい喩えである。

でも、この海野十三の小説を当時のモダンガール、モダンボーイたちは好んで読んでいたようである。
この作品は昭和13年の作品である。
昭和13年というと、アメリカではオーソン・ウエルズの「火星人来襲」というラジオ番組の中の「火星人が攻めてきた」という放送で全米がパニックになった年である。

火星人が本当に存在して攻めて来るかもしれないと本気で信じていた時代のようである。

ヨーロッパではナチスが勢力をのばし、暗い時代への不安感が世界を覆っていたのではないだろうか。

海野十三の作品も、当時の暗い世相を反映してか暗い感じの作品が多いような気がする。

SFもまた時代を映す鏡である。

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海野十三(空気男)

日本の空想科学小説の父、海野十三。

彼の作品の中に「空気男」という作品がある。

電気的作用により体を見えなくする消身術を発明した科学者が、哀れな末路をたどるという話である。

体が見えなくなるというと透明人間を想像するが、この小説の中では体が気体化するということになっている。

気体化した体が、手違いで開けられた実験室の窓から吸い出され、空中の電線で体をズタズタにされるという話である。

SF小説というより怪奇小説に近いような気がするが、日本SFの父と呼ばれている人の作品だから一応SFということにしておきましょう。

昭和12年の作品であり、読んでいてレトロな感じがして、結構気に入っている。

海野十三全集 第6巻に納められている。

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