2025年というと日本の高齢化のピーク時と言われている時期ですが、この時期の医療・介護費は消費税にして3~4%分必要らしい。
この数値を発表したのは、政府の社会保障国民会議だから政府の都合のいい数字ばかり出して、増税に弾みをつけようとしているのかも知れないが、介護費は恐らくかなり必要となるんでしょうね。
入院→在宅介護という流は、ほぼ確定的のようだし、日本自体が低成長時期に突入したので、他の財源も見あたらなし、困ったなあという感じですね。
兎に角、日本経済を活性化させ、財源が確保できるようにしなければいけないのでしょうね。
以下、朝日新聞より。
「政府の社会保障国民会議(座長・吉川洋東大教授)は23日、2025年の医療・介護費用について、消費税換算で3~4%分の追加公費負担が生じるとの試算を公表した。さきに公表した基礎年金を全額税方式にした場合の試算も合わせると、25年の消費税率は12.5~20.5%に引き上げる必要がある。麻生首相は23日、こうした試算をもとに消費増税の議論に踏み出す考えを示した。
医療・介護のサービス提供体制について、現状維持に加え、「あるべき姿」に改革を進めた場合を試算。小泉政権以降、社会保障費の伸びの抑制に主眼が置かれてきたが、入院患者を減らして在宅医療や在宅介護を増やす「医療から介護へ」という流れに伴って体制を充実させる政策転換を前提にしている。
現在41兆円の医療・介護費用は、現状の体制を維持した場合、25年時点で85兆円程度に増加。体制を充実させる改革を進めた場合には91兆~94兆円になる。この間、保険料は9兆~12兆円、公費は11兆~14兆円負担が増える。公費の負担増分を消費税で賄おうとすると、現状維持の場合で3%、改革を進めた場合は4%分になる計算だ。保険料の負担増は、中小企業の会社員らが加入する健康保険の保険料率でみると現在の8.2%が10%程度になるとみられる。
改革を進めた場合のシナリオは、入院患者数を減らし、平均入院日数を引き下げるため、医療・介護従事者を増やすことが前提になる。医師数は27.5万人から最大で34.1万人、看護職員は132.2万人から206.4万人、介護職員は117.2万人から255.2万人との大幅増を見込む。従事者全体では385万人から倍近い684.4万人に増加する。
試算は15年時点で必要な財源も試算しているが、いずれのシナリオでも公費は消費税1%分、保険料は3兆~4兆円増程度にとどまっている。高齢化の進展により、15年以降、必要な財源が急激に増える形だ。社会保障の安定財源の確保には、25年時点まで見通した制度設計が必要。首相は基礎年金の全額税方式について「よい方法と考えている」と前向きで、年金・医療・介護の財源確保のための消費増税論議を加速させたい考えだ。]