海洋

鉄スラグで海の森再生(2009.09.22)

近年、日本各地で海草が死滅する磯焼けという減少が起きています。

この原因の1つが海中の鉄分不足だそうで、海中に鉄分を供給し、磯焼けを防ぐ試みがなされているようです。

場所は、北海道伊達市というところです。

製鉄の工程で発生する鉄スラグを使用するようで、様々な試みがなされるようです。

廃棄物利用と環境改善、CO2削減という様々なメリットがあるようです。

以下、西日本新聞より。

「製鉄の過程でできる「鉄鋼スラグ」を活用して海に鉄分を供給し、海藻の成長を促すモデル事業が、10月から北海道伊達市や寿都町の沿岸で始まる。新日本製鉄室蘭製鉄所(室蘭市)が北海道大や地元漁協、自治体などと共同で実施。“海の森”を再生して二酸化炭素(CO2)を削減し、地球温暖化対策としての確立を目指す。

 日本各地の海岸では近年、コンブやワカメなどの海藻群落が減少して不毛になる「磯焼け」が起き、魚も減って漁業が打撃を受けている。海藻の成長に必要な海中の鉄分不足が原因の一つとされることから、鉄鋼スラグを沿岸に沈めて鉄分を人工的に供給する。

 鉄鋼スラグは鉄鉱石から鉄を取り出す際の副産物。鉄分や石灰などを含み、セメントの原料などに使われる。事業では海藻類が鉄分を吸収しやすいように、不要な魚のあらや廃木を混ぜて袋詰めにする。また砂場にスラグを混ぜたブロックを置き、海藻が付着する環境づくりにも取り組む。

 海藻は陸上の植物と同様に光合成でCO2を吸収する。1平方メートルあたり年間17・5キロのCO2削減が目標で、事業全体では2500平方メートルで約44トン減らせる計算になる。

 新日鉄室蘭製鉄所の中山秀明総務部長は「温暖化対策には陸の緑化だけでは不十分。海の緑化は有効な手段だ」と話している。」

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和歌山県でオニヒトデ駆除(2009.07.31)

 神戸もようやく夏の日差し。待ちに待った夏がやってきたと思ったら、明日はまた雨が降りそうな気配。

 夏といえばマリンスポーツ。

 マリンスポーツといえばスキューバーダイビング。

 ということで、ダイビング関係の話題です。

 和歌山県の白浜でオニヒトデが大量発生しているので、その駆除を行ったということです。

 オニヒトデの駆除といえば沖縄を連想しますが、和歌山県も海の中は沖縄の仲間入りのようです。白浜や串本のサンゴは、沖縄のサンゴと同じものが生息しているようですが、見た目は全く違います。沖縄のサンゴはカラフルな原色のサンゴですが、和歌山のサンゴは緑や茶色の地味なサンゴばかりです。共生している藻類が違うんでしょうかね。ということで、潜っていても、熱帯でダイビングしているという感覚は全く湧いてきません。でも生物達は亜熱帯。

以下、紀伊民報より。

「和歌山県白浜町臨海沖約1キロに位置する四双島西側のサンゴ群落に、オニヒトデが異常発生している問題で、和歌山大学経済学部と環境団体は31日、現場海域でオニヒトデの駆除と食害調査をした。地元ダイバーらが協力して約40匹のオニヒトデを捕獲した。
 和大と、県沿岸部の環境問題に取り組む紀州灘環境保全の会(本部和歌山市、中家勝之会長)は今年6月の調査で、自然許容を大きく上回るオニヒトデの生息を確認した。このまま放置すれば四双島周辺だけでなく、約3キロ離れた人気ダイビングスポットのサンゴ群落「ニシザキサンゴ」にも食害が広がる可能性があるとして、今回の駆除と調査をすることになった。
 当日は現場海域約1600平方メートルを同会会員ら4人が約1時間かけて潜り、サンゴの陰に隠れている直径10~40センチのオニヒトデを1匹1匹捕獲した。オニヒトデは毒があるため、火ばしを使った。食害調査ではところどころ白くなったサンゴがあり、10匹ほどがかたまった個所もあった。
 中家会長は「今後も継続して捕獲と調査を続ける。大規模な駆除も必要なので、行政にも協力を呼び掛けたい」と話している。
 四双島周辺はエンタクミドリイシやニホンミドリイシなど多くのサンゴが生息しているダイビングスポット。オニヒトデ1個体が1年に食するサンゴは5~13平方メートルと考えられており、異常発生すれば半年ほどの食害でその後の回復が困難になるという。」

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和歌山県でジンベイザメ捕獲(2009.06.10)

水族館の人気者ジンベイザメが和歌山県白浜町で捕獲されたようです。ジンベイザメは食用にならないので、すぐに逃がされたようです。説得力ある説明です。カツオを連れて来るので「海の神様」と呼ばれているそうですが、初耳です。リュウグウノツカイにしろ、ジンベイザメにしろ、これらの魚が現れると魚がよく獲れるようになるようで、異形のもの達は神の使いというところでしょうか。

以下、紀伊民報より。

「和歌山県白浜町椿沖約1キロにある定置網(大敷)に9日、世界最大の魚類ジンベエザメの若魚(全長約4.3メートル)が入っているのが見つかった。3日ほど前に入ったとみられ、食用でないため網の底を開けて逃がした。現場に居合わせた魚類に詳しい元高校教諭の池田博美さん(63)=田辺市あけぼの=は「例年3、4月に紀南沖を北上していく。捕獲されたのを見るのは18年ぶり」と話した。

 ジンベエザメは最大18メートルまで成長する。特徴は体の側面に2、3本の皮質の盛り上がりがあり、色は青地に多数の白斑が見られる。世界の温帯から熱帯海域に分布する。紀南地方では初ガツオの季節に北上する姿が見られるという。今年もカツオ漁師が確認している。

 大きな体をしているが、餌は浮遊性の小型甲殻類や小魚。おとなしい性格で人に危害を加えることはない。漁師からはカツオを連れてくる魚として「海の神様」とされている。

 大敷を管理する椿水産(愛須彰理事長)によると、定置網は20年ほど前から設置しており、ジンベエザメが入るのは4回目という。

 池田さんは「上から見ると、頭部が幅広いコの字形で上下に扁平(へんぺい)な姿をしているのがよく分かった」と話している。1991年6月、印南町切目崎沖で捕獲され、みなべ町の南部漁港までえい航されたジンベエザメは全長6.5メートルあった。」

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ババガレイ、瀬戸内海で捕獲(2009.06.09)

 毎年、春先から入梅くらいまで深海魚の捕獲報告がよく報道されますが、今回は深海魚ではなくババガレイというカレイが山口県上関町の沖合いで捕獲されたというニュースです。この上関町というのは瀬戸内海にあり、佐多岬半島の北側、豊後水道の潮流が突き当たるあたりです。この周辺は、深海魚の捕獲事例が多いところでもあります。

 ババガレイというのは、本州中部以北に生息するカレイで、比較的寒冷な海域に生息する種のようです。このカレイが捕獲されるということは、この海域に寒冷な海流が流れ込んできているということでしょう。

 深海魚も寒冷な海水中で生息する魚であり、やはり山口県のこのあたりは寒冷な海水が流れ込む海域のようです。

 以前から深海魚の捕獲報告があるときは、冷水塊が付近にあるような気がしていました。今回の捕獲報告で、やはりその可能性があるような気がします。

 深海魚は吉兆だという話が日本各地にあるようですが、やはり、冷水塊の接岸による影響が大きいのではないかと思います。タラ等の冷水を好む魚の接岸により沿岸漁業でも商業的価値の高い魚が多く取れたのでしょう。

以下、中国新聞より。

「 本州中部以北の沿岸に生息するカレイ科のババガレイが、山口県上関町沖で捕獲された。水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(廿日市市)によると、瀬戸内海での確認は初めてという。

 地元漁業者が1日、底引き網で捕獲し、柳井魚市場(柳井市)に出荷した。体長25センチの雄。東北では高級魚として取引され、小さな口とずんどうな体形が特徴という。

 同研究所の重田利拓研究員は「太平洋の海底近くの冷たい海流が影響しているのかもしれない。確かな原因は分からない」と不思議がっていた。」

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初夏を告げるハダカゾウクラゲ漂着(2009.05.13)

今日の神戸は、昨日に続き夏を思わせる暑い1日でした。

ここ数日、季節の変わり目でしょうか、神戸の海は少し違った表情を見せています。

朝、神戸から明石周辺にかけての海上を濃い霧が覆っています。

冬場の霧は比較的よく見かけますが、初夏の霧というのは珍しい。

神戸に限らず、各地の海で夏を告げる訪問者が目撃されています。

兵庫県豊岡市竹野海岸では、夏を告げるハダカゾウクラゲの漂着が確認されています。

このハダカゾウクラゲ、”クラゲ”という名前だけど、実は貝殻を持たない貝です。

これとは逆にタコなんだけど貝殻を持ったカイダコというのがいます。これは冬の日本海の海岸で打ち上げられたものがよく目撃されます。

ハダカゾウクラゲは無色透明で、フワフワと浮いています。何とも平和そうな生物です。

どこから来るのかは知らないけれど、このハダカゾウクラゲ、地元では夏の到来を告げる使者とみなされているようです。

5月、6月と、あちこちで変わった生物が見れる季節です。日本周辺の海は夏モードに入ったようです。

以下、神戸新聞より。

「 豊岡市竹野町の海岸で浮遊性の巻き貝の仲間「ハダカゾウクラゲ」が見つかった。磯見漁をしていた地元住民が見つけた体長約一五センチの生き物は、長く伸びた口とその付け根にある目がまるでゾウのよう。山陰海岸へは黒潮に乗って南洋から漂着するといい、初夏の訪れを海中から告げているようだ。

 内臓と目以外は体全体が無色透明のハダカゾウクラゲは貝を持たず、外見がクラゲのように見えることからその名が付いたとされる。十日午後に同町内の海岸で発見された後、竹野スノーケルセンターに持ち込まれたがすでにかなり弱っており、間もなく死んだ。現在は同センターで保管されている。

 山陰海岸では現在、水温の上昇とともにさまざまな種類のクラゲや色鮮やかウミウシなど夏の生物が日を追って増えている。同センター職員の本庄規さんは「海の中を漂っているハダカゾウクラゲが見つかるのは珍しい。ほかにも注意深く観察すると夏らしい生物が見つかります」と話していた。」

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マアナゴの養殖(2009.05.09)

世の中、色々な魚が養殖されていますが、マアナゴの養殖が行われているようです。

紀伊民報によると、近畿大学が2004年から研究をおこなっているようで、完全養殖にはいたっていないようですが、幼魚のノレソレから成魚まで成長させることに成功しているようです。

近畿大学といえば、和歌山県の串本町沖合いでクロマグロの完全養殖をおこない、市場に出荷するという実績のある大学です。

マアナゴの養殖なんて10年前には考えられない研究ですね。

アナゴなんて養殖しなくても、大阪湾にはいくらでも生息していたんだからね。

しかし、この4,5年は瀬戸内海や大阪湾でアナゴが激減しているようです。

原因ははっきりしていないようですが、温暖化による海水温の変化が影響しているのではないかと言われています。

このアナゴの激減は、私も身をもって感じています。

春~秋、明石港にチヌ(クロダイ)の夜釣りに行くと、嫌というほど外道のアナゴが釣れたものですが、この5年ほど、ほとんどアナゴが釣れなくなっています。

やはり、これだけ数が減ると養殖しても採算が取れるくらいの価格になるんでしょうね。

ああ、そういえば、明石の魚の棚商店街の焼きアナゴ専門店も店を閉めて商店街からいなくなているな。

アナゴが高くなって採算が取れなくなったんでしょうかね。

ううーん、このままだとイワシまで養殖するようになるんじゃないの。

以下、紀伊民報の記事より。

「近畿大学水産研究所白浜実験場(和歌山県白浜町)は8日、マアナゴ養殖研究の経過を発表した。昨年、全国で初めて稚魚になる前の「ノレソレ」から食用サイズへの飼育に成功。生存率も徐々に上昇しており、村田修所長は「味もよく、十分に商品として利用できる。生存率をより高め、数年後には出荷したい。秋からは完全養殖にも挑戦する」と意気込んだ。

 マアナゴはアナゴの中で最も一般的に食用とされるが、乱獲や環境の変化が原因で、漁獲量が減っている。そこで、水産研究所が2004年から養殖研究を始めた。

 水産研究所は、07年4月に三重県の伊勢湾で捕獲したノレソレを1年育て、食用サイズ(全長約40センチ)まで成長させた。生存率は約8%だったが、08年4月に同湾で捕獲したノレソレ8404匹は、6日現在1079匹残っており、捕獲1年後の生存率は約13%と上昇した。捕獲や輸送時の取り扱いや餌の開発を課題とし、2、3年後には生存率を40~50%に上げ、出荷に持っていきたいという。

 この日は、養殖アナゴの試食会もあり、すしと天ぷらにして研究所関係者や報道関係者らが味わった。

 「脂っこくなく、臭みもなくておいしい」と出席者の感想も上々。調理した白浜町の料理店店主荘信道さん(61)は「この養殖アナゴは調理の感じや色、味も天然とほとんど変わらない。よくできている」と太鼓判を押した。村田所長は「環境や餌を調整すれば、旬に限らず、年中楽しんでもらえるし、味や脂の乗りも調整できる」とPRした。

 水産研究所は今秋にも、07年産を親魚にして採卵し、それをふ化させ、親魚まで育てる完全養殖も目指す。愛知県の研究所が、卵からふ化させることに成功しているが、卵から食用サイズまで育てた例はないという。 」

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和歌山県で南方系ウニ発見(2009.04.28)

いろいろと南方系生物が発見されている和歌山県ですが、今度は南方系の「ジンガサウニ」というウニが発見されたようです。

こうやって見ると、やはり海水温が上昇しているような気がします。

しかし、この海水温の上昇が人為的CO2の増加によるものかどうかは不明です。

以下、紀伊民報より。

「南方系で非常に珍しく、奇妙な形をしたジンガサウニ2匹が、和歌山県白浜町沿岸で生きたまま見つかった。上富田町の男性(66)が、1匹を捕獲して京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(56)に届けた。分布北限海域となる白浜町での確認はこれまで2匹あった。

 今月10日、男性が岩の間に挟まるように潜んでいるのを見つけた。珍しいと思って大きな個体を持ち帰った。長径6センチ、短径5・5センチ、高さ2・8センチ。

 久保田准教授は「今後も海水温が高くなってくると発見することが多くなってくるだろう」と話している。

 ジンガサウニ 名前が示すように陣がさ状をした独特の形をしている。薩南諸島や伊豆諸島南部以南、インド洋、西太平洋の浅海域に分布する。紀伊半島南部や九州南端からもまれに見つかる。長径は5センチほどになる。」

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和歌山県で南方系毒貝発見(2009.04.22)

貝が毒針で人を刺して死に至らしめるということをご存知でしょうか。

ダイバーなら知っていると思いますが、イモガイの仲間は毒針を発射して人を刺し、人を死なすことがあるのです。

ダイビングをしない人は、ダイビング中にサメに襲われて死ぬことがあるのでダイビングは怖いと思っている人が多いようです。

しかし、人を襲うようなサメに出会うことは、通常のスポーツダイビングをしている限り、日本ではほとんどありません。

むしろ、イモガイの仲間、オニダルマオコゼ、イイジマフクロウウニなど、一見大したことがなさそうな生物の方がよほど怖いのです。

怖い生物の1つ、イモガイの仲間にアンボイナという貝がいます。

この貝は、別名ハブ貝とも言われ、人間が刺されると死に至ることもあります。

このアンボイナの仲間が、和歌山県の白浜で見つかったようです。

イモガイの仲間は、貝殻が珍しくて綺麗なので、ついつい手にとってしまいます。

しかしご用心。

刺されると、とんでもないことになります。

以下、紀伊民報より。

「毒貝として有名なイモガイの仲間「タガヤサンミナシガイ」が和歌山県白浜町臨海の海岸で捕獲された。見つけた京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(56)は「刺されると死ぬ可能性もある。見つけても素手で触らないように」と呼び掛けている。京都大学白浜水族館で飼育展示を始めた。

 発見されたのは殻長72ミリ、幅35ミリの成貝。タガヤサンミナシガイは、紀伊半島を北限とする南方系貝で、紀南地方ではそれほど多くない。貝殻の表面には山形模様がうろこ状に重なり、表面に光沢があってきれいなため、マニアが捕獲する場合があるという。

 肉食性で主に貝類を食べている。引っ込んでいる口を突き出し、その先端に並んでいる矢のような歯(矢舌)を獲物に突き刺す。毒性は、毒貝として有名なアンボイナよりやや弱いと言われるが、刺されると激しい痛みが起こり、患部からしびれが口や手足に広がる。最悪の場合は死に至る。

 京都大学白浜水族館では、過去にアンボイナとともに貝殻を展示したことはあったが、生きたまま展示するのは初めて。」

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神戸沖で北方系サンゴ発見(2009.04.20)

地球温暖化による海水温の上昇が問題視されている昨今ですが、神戸市沖合いで北方系のサンゴであるムツサンゴというのが発見されました。

発見されたといっても、1997年に一度発見されているので再発見というべきでしょうか。

最近の神戸、明石沖の海は、アナゴ、イカナゴや春告げるサワラも漁獲量が減り、海水温の上昇げ懸念されていました。

また、北方系の魚であるアブラメ(アイナメ)をあまり見かけなくなり、温暖化の影響なのだろうかと気になっていました。

しかし、今回のこの記事で、?????。

という感じですね。

まあ、少数の個体が発見されたから海水温がどうのこうのと言うのもおかしな話ですが、何となくつじつまが合わないような気がしてなりません。

どうなっているんでしょうか。

以下、神戸新聞より。

「若狭湾より北の日本海に多く分布するサンゴの一種ムツサンゴが、約十年ぶりに神戸市垂水区の海岸沖で確認された。

 ムツサンゴは、イソギンチャクに似た鮮やかな黄色の触手を持ち直径約五ミリ。約七十年前、青森県の陸奥湾で発見された。神戸市内では一九九七年に須磨海岸で確認され、その後、岡山、広島県など、温暖な瀬戸内海でも見つかっている。

 今回、確認された海岸沖では、水深約四メートルの場所にある波消しブロックに約十個が付着。付近には、成長した藻類のワカメやホンダワラが森のように広がっている。

 神戸を中心に海の生物調査を続けている須磨海浜水族園の元職員佐名川洋之さん(50)は「地球温暖化に伴う海水温の変化が気がかりだが、神戸の海は、冷たい海の生き物も見られるなど多様性を示している」と話す。」

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波力発電実用化にめど(2009.03.28)

  神戸大学が和歌山県すさみ町で進めていた波力発電施設の実用化にめどがつき、2010年中に商品化する予定だそうです。

ガソリンの価格が落ち着いて、代替エネルギーはあまり話題に上らなくなりましたが、久しぶりにやや期待できそうな計画です。

一時、バイオ燃料に注目が集まりましたが、ご存知のように穀物の価格高騰を招き、地球規模での大問題となりました。非食物系バイオマスエネルギーもありますが、まだまだコスト・パフォーマンスで問題があるようです。

四方を海に囲まれた日本にとって、この波力発電が実用化されれば代替エネルギーの一つとして期待できるかもしれません。ただ、一つ気になるのは、発電した電気をどのようにして送電するんでしょうか。海底送電線?電池に蓄える?

あと、話は飛びますが、地熱発電の話題はあまり聞きませんがどうなんでしょうね。日本は世界有数の火山国でもあるし、地熱が有効利用できれば良いと思うのですが。最近廃れてきている温泉街の活性化にも役立つんではないでしょうか。関西で言えば、有馬温泉とか、和歌山の龍神温泉とか、椿温泉とか、いろいろあると思うんですが。

以下、紀伊民報より。

「神戸大学などでつくる波力発電の開発チームが、すさみ町の湾内でしていた本年度の実験を終了した。チーム代表の神戸大大学院工学研究科、神吉博教授は「今回の実験で実用化できるめどが付いた。2010年中には商品化したい」と意欲を見せた。

 実験を進めているのは、神吉教授が01年から研究している「高効率ジャイロ式波力発電システム」。従来の波力発電より効率が良いという仕組みで、04年度からは神戸大学と鳥取大学、環境や発電関係機器を製作する「アルファ技研」(神戸市)で開発チームをつくって日本海側で実験してきた。太平洋側のデータも取りたいと昨年10月から今年2月まで、波力発電装置(幅15メートル、奥行き9メートル、高さ3・3メートル、重さ37トン)をすさみ漁港近くに設置して実験した。

 その結果、日本海側に比べ、一定の波が得られるという太平洋側の特性や実用化に踏み切れる装置であることが確認できたという。

 4月からは神戸大学の研究成果を生かそうとチームメンバーで設立したベンチャー企業「ジャイロダイナミクス」が波力発電システムの製造や販売を目的に、開発業務を引き継ぐ。「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から助成を受け、整備や改造をした後、秋から最後の実験をする予定。場所は再びすさみ町を検討している。これまでは湾内に設置したが、次回はより強い波が得られる湾外で実験し、長期間のデータを取りたいという。

 神吉教授は「装置が高価なうちは普及は難しいと思うので、できるだけ価格を安く抑えるようにしたい。燃料が要らず、環境に配慮できることや公害も騒音もなく、漁業に影響が少ないことをPRしたい」と話した。」

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漁港でマグロ捕獲(2009.03.16)

和歌山県のすさみ漁港で、漁港内で1.5mのメバチマグロが捕獲されたようです。

マグロが漁港の中で捕獲されるなんていうことがあるんですね。

あそこはそんなに大きな漁港ではなかったと思うし、串本よりも北にあるし、なんで漁港で。

3月だというのに、黒潮がそんなに近くまできているの?

よくわからないが、このマグロを仕留めた人は結構興奮しただろうね。

以下、紀伊民報より。

「和歌山県すさみ町周参見のすさみ漁港内で15日、メバチマグロ(サバ科)1匹が捕獲された。マグロの仲間ではクロマグロに次いで大きく、全長1・5メートル、重さ55キロもあった。捕獲した地元漁師は「沖の魚が港内で捕れるなんて」と春の珍事に驚いた。

 和歌山南漁協すさみ支所によると、午後2時ごろ、港内で釣りをしていた人がマグロが泳いでいるのを見つけた。話を聞いた数人が駆け付け大捕物となった。約2時間かけて船着き場の上からもりで突いて捕獲した。この後すぐに解体され、居合わせた人で分けた。

 県水産試験場によると「いま黒潮が近づいていて、その潮に乗って迷い込んできたのだろう。これまでに聞いたことがない珍しい現象」と話している。」

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和歌山県白浜町に珍魚ヌメリテンジクダイ漂着(2009.03.13)

珍魚ヌメリテンジクダイ。
聞いたことありますか?
私は初めてです。
熱帯系の魚で、個体数が少ない魚だということです。
この珍魚が和歌山県白浜町の海岸に漂着したようです。
和歌山県周辺は暖流が流れ込み、熱帯の死滅性回遊魚が時折目撃されます。
白浜周辺も暖かい海で、サンゴも生息しており、関西圏のダイバーの人気スポットです。
今回の珍魚の漂着も凍死?による漂着のようです。
この魚ももう少し我慢すれば春になったのにね。

話は変わりますが、今日、神戸市の須磨周辺を来るまで走っていたらサクラが咲いているのをみつけました。ソメイヨシノではありませんでしたが、春がそこまで来ているようです。

以下、紀伊民報より。

白浜町臨海、京都大学瀬戸臨海実験所近くの北浜海岸に、非常に珍しい熱帯魚ヌメリテンジクダイ(テンジクダイ科)が打ち上がっているのを同実験所の久保田信准教授(56)が見つけた。全長は3・7センチほど。

 ヌメリテンジクダイは主に奄美大島以南のサンゴ礁に生息。日中は岩礁の岩穴などに潜み、夜間に動き回る。全体的な生息数が少ないこともあり、まれにしか採集されない。白浜町やその周辺海域では1978年に2個体の採集記録があるだけで、本州での確認は少ないという。

  久保田准教授によると、2月5日午後、漂着物の定点観測で北浜を訪れた際、波打ち際で見慣れない魚を発見。種類が分からず、テンジクダイ科魚類の分類や生 態が専門の横須賀市自然・人文博物館の林公義館長(62)に種類の同定を依頼したところ、ヌメリテンジクダイであることが分かった。

 久保田准教授によると、北浜では海水温が最も冷たくなるこの時季、南方系の希少魚種が時折、漂着することがある。最近ではオナガウツボ(ウツボ科)やクマドリ(モンガラカワハギ科)、クロハコフグ(ハコフグ科)などが確認されている。」

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広島のカキがクロダイの食害に遭っている(2009.03.09)

もうそろそろカキのシーズンも終わりますが、カキの産地で有名な広島でカキがクロダイに食べられて相当な経済的被害が出ているようです。

なぜクロダイの食害?

と思う方も多いでしょうが、クロダイは雑食性で歯が強いため貝の殻をバリバリと食い破り、その中身を食べてしまうのです。

防波堤にくっついているイガイという貝を食べるので、関西のクロダイ釣りではイガイを餌に使ったりします。

クロダイはこのイガイが減ってきたので、カキに目をつけたようです。

クロダイが増えたのは近年の放流によるようですが、大阪湾でも、この何十年かはクロダイの稚魚の放流を盛んに行っています。

大阪湾の場合は、カキの養殖を行っていないので目だった被害は無いようですが、特定の生物を人為によって増やすという行為は、どこかに必ずひずみが出るんですね。

難しいね。

以下、産経ニュースより。

「 カキの生産量日本一を誇る広島県で、クロダイによるカキの食害が絶えない。漁獲量を増やすためにクロダイの稚魚が放流されたことが原因の一つとみられる。県は平成16年からクロダイの放流を中止。広島市も今年から中止を発表しているが、漁業関係者は「すぐにクロダイが減るわけでなく、被害もなくならない」と頭を悩ませている。

 広島県では、カキの養殖の多くが「筏(いかだ)式垂下法」を採用。イカダから海中に垂らしたワイヤにカキの幼生が付着するようにし、イカダ1床につき、順調なら20万個ほどが育つ。

 一方、クロダイは昭和35年に240トンあった漁獲量が40年代末期には20トン前後に減少した。このため昭和50年代から県や広島市が稚魚の放流を始め、現在は漁獲量が毎年100トン前後にまで回復した。

 しかしクロダイが主食としている外殻のやわらかいムラサキガイが近年激減。広島大生物生産学部の海野徹也助教授は「エサが減ったため、まだ殻が形成できておらず、やわらかいカキの幼生を狙うようになった」と分析している。

 同県江田島市の各漁協によると、クロダイによる食害がひどくなったのは約10年前から。「ワイヤ1本分の幼生が丸ごと食べられたりする」。同県廿日市市の大野漁協でも通常1床で約2・5トンとれるところが、1トンほどしかとれないケースもあり、「全体の被害は見当もつかない」という。

 各漁協では、ワイヤにネットを張るなどして内側までクロダイが入ってこられないようにするなどして対処している。が、すべてを防げるわけではなく、有効策はみつかっていない。」

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津軽海峡でチョウザメ捕獲(2009.03.04)

チョウザメって日本近海にもいるんだね。

津軽海峡でダウリアチョウザメというチョウザメが捕獲されたというニュースを発見。

津軽海峡で生息できるんだったら養殖すればいいんじゃないのかな。

そうすればキャビアの輸出も夢じゃない。

以下、北海道新聞より。

「 卵が世界3大珍味のキャビアとなるダウリアチョウザメが、北斗市の津軽海峡沖で捕獲された。北大の足立伸次教授(魚類繁殖生理学)は「まれに道沿岸まで回遊してくるが、南部での捕獲は珍しい」と話している。

 足立教授によると、チョウザメは体長約256センチ、重さ約100キロ。推定年齢20歳で性別は不明。北斗市富川の漁師山城清さん(69)が2月16日午前5時半ごろ、沖合約650メートルの定置網で捕獲した。山城さんは「漁師になって50年になるが、初めての経験」と驚いた様子。

 チョウザメはロシアのアムール川などに生息。卵は塩漬けにされ、キャビアとして高値で取引されるため乱獲され、絶滅が危惧されている。」

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瀬戸内海に熱帯魚増加(2009.03.03)

ソウシハギってご存知ですか。

灰色に水色の斑点があるカワハギの一種です。

沖縄などに行けば見れますが、近年、瀬戸内海でも目撃されているようです。

そういえば、90年代に和歌山県の和歌山市周辺で魚釣りをしていたとき(10月頃)防波堤のすぐそばをソウシハギが泳いでいたことがあります。

その頃は、死滅性回遊魚だと思っていましたが、そうでもなさそうです。

大阪湾が温暖化しているとか、瀬戸内海が温暖化しているだとか、その手の話が多いようですが、確かにそう言われると、その兆候を90年代に目撃していたような気もします。

さてさて真相は如何に?

以下Yahooニュースより。

「写真を見せてもらった。その魚は、尾ビレが粗大であるものの、紛れもなくカワハギの仲間である。

 「ソウシハギという名です」。水産総合研究センター・瀬戸内海区水産研究所(広島県廿日市市)の業務推進部長、高柳和史さんが教えてくれた。全長は50センチを超え、かなり大きい。

 体に青い筋模様や茶色の点のあるのが気になるが、身はしっかりついていて、なかなかおいしそうだ。しかし、不可食であるという。

 「毒を持っていることがありますから」。パリトキシンと呼ばれるその毒は、フグ毒(テトロドトキシン)の70倍にも達し、海洋動物中、最強クラスの猛毒なのだ。

 昨年は夏以降、瀬戸内海の山口や広島県沿岸で4匹が漁獲された。過去最多の報告であるという。本来は南の海の魚だ。研究所では地域の人たちに「食べると危険」と呼びかけた。

 近年、瀬戸内海にはこれまでいなかった熱帯性の魚が姿を見せる機会が多くなっている。サツマカサゴもそうだし、ナルトビエイにいたっては、大群をつくって遊泳する。これも地球温暖化のせいなのか。

                   ◇

 「広島湾の海水温は、1980年代に比べて0・5度ほど上昇しています」と高柳さんは話す。

 日本海の水温は100年間で1・7度、高くなっている。この十数年は、とくにその傾向が著しい。本来は東シナ海や瀬戸内海にいる暖海性のサワラの分布が日本海を北上した現象とも関係しているようだ。

 しかし、高柳さんをはじめ、海洋分野の研究者は、現在の水温上昇を地球温暖化と直結させて考えることには慎重だ。海の水温などは、1900年代のうちにも数回、大きく変化(レジームシフト)しており、それに伴う魚類の増減などを経験しているからであるという。

 ただし、近年の変化は、従来とは質が異なりそうな予感も抱かせる。環境省は地球温暖化影響・適応研究委員会を組織して各分野で起きつつある異変についての総まとめを行い、昨年6月に報告書を出した。

 高柳さんは省庁横断的なワーキンググループの一員として魚類などへの影響の取りまとめに参加した。水産総合研究センターは北海道から九州にかけての各海域に研究所を持っている。そのネットワークを生かした多様な情報が集まった。

                   ◇

 ゴマサバとマサバの増減の関係もその一例だ。マサバの資源量は、横ばいか減少傾向であるのに対し、やや南方系のゴマサバの方は増えている。これまであまりいなかった三陸沖などに進出中なのだ。

 日本海のスルメイカには、水温が高い年に漁獲が多くなる傾向があるのだが、1990年代以降、以前より多くとれるようになっている。

 スルメイカの寿命は1年なので、年ごとの水温の変化が資源量に反映されやすい。

 天然のブリも近年、好調だ。80年代の少ないときには4万トンほどだったのが、近年は2倍の漁獲量に増えている。これも日本海の水温の高さが関係しているとみられている。

 沿岸の海藻にも変化が起きている。南方系のホンダワラ類が増加中だ。

 高柳さんには水温以外にも気になることが多い。例えば豪雨。陸から海に大量に流れ込む砂泥は、環境を悪化させる。

 二酸化炭素がさらに増えれば、海水の酸性度が上がり、貝類や生態系を支えるプランクトンが危機を迎える。本格的な温暖化の行方には、計り知れない影響が待ち構える。」

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富山湾の海中に異変が(2009.02.25)

今年は、富山湾で取れる魚種に異変がおきているようです。

どういうことかというと、

・春の魚サワラが年中取れる

・ホタルイカが取れる時期が早まった

・南方系のゴンズイ、カゴカキダイ、タカノハダイが取れる

・北のタラバガニが初水揚げ

ということらしい。

タラバガニが取れるということから一概に温暖化とも言い切れないとのこと。漁業関係者は困惑しているらしいです。

しかしながら、この現象は富山湾だけの現象ではないと思います。実は、これと似た現象が韓国でも起こっています。2009年1月の中央日報の記事によると、韓国でも冬の魚と夏の魚が同時に取れるという珍現象が起こっているようです。原因は、表層と下層の海水温が極端に違う状態が発生していることに起因するということです。

なぜ、極端に水温が違う層ができるのか?原因は分かっていないようです。

以下、朝日新聞より。

「富山湾がおかしい。春中心のサワラが一年中網にかかり、名物のホタルイカが取れる時期が早まり、ブリの水揚げは平年の半分になった。南方のゴンズイの群れもみられ、温暖化の影響かと思いきや、北のタラバガニも初水揚げ。原因が分からず、地元漁師らは「これまでの経験が通じない」と戸惑っている。

 富山県魚津市のある漁師は「沖合の表層で回遊しているマダイやヒラメが一度にたくさん揚がる。今までにない取れ方だ」と首をかしげた。

 魚市場には、例年だと1月初旬には見られなくなる南方系とされるカゴカキダイやタカノハダイが、数は少ないが2月でも並ぶことがある。魚津漁協の浜住博之参事も「3月下旬~6月上旬だったホタルイカの漁期が半月ほど早まるなど、何か変だ」と話す。

 富山県水産研究所によると、県内のサワラの水揚げは平年の約400トンに対し、昨年は2倍以上の1080トン。マダイも昨年は平年比45%増の209トン、ヒラメも43%増の139トンだった。逆に、カワハギ類は平年のほぼ3分の1、ブリは半分以下の137トンにとどまった。

 一方、同じ日本海側で西側の石川県も昨年、マダイは平年比83%増の363トン、サワラは同2.2倍の1066トン。ただし、ヒラメは平年並み。石川県水産総合センターによると、特にサワラは、春に富山湾寄りで水揚げが良かった。しかし、東側の新潟県では大きな変化はみられなかったという。

 富山湾では沿岸でも異変が起きている。昨年9月、北でとれるタラバガニが黒部市沖の水深200~300メートルの刺し網に1匹かかった。足を広げると1メートルも。くろべ漁協は「初めてでびっくりした」。

 今年1月、魚津水族館職員が魚津市沿岸でハタハタの卵塊を見つけた。ハタハタは東北地方の日本海などの水深150~400メートルに生息し、冬場に産卵で浅場にくる。湾内のハタハタの漁獲量は年間平均約21トンだが、卵塊が見つかったのは初めてという。

 同じ時期、同館の別の職員が富山県入善町の入善漁港で、南方系のゴンズイの幼魚64匹を捕獲。冬に、複数の幼魚の群れを確認したのは初めてという。同館は昨年8月、魚津市沿岸でゴンズイの稚魚を確認しており、対馬暖流に乗って来た成魚が産卵、孵化(ふか)した幼魚が水温が下がっても生き残った可能性が高いとみる。

 同館の稲村修学芸員は「水温に敏感な魚の異変が目立つ。いろんな現象が同時に起きているのは、沿岸から急に深くなる富山湾独特の地形で、表層と深海の水温の差が大きいことが影響しているのではないか」と推測する。(阪本昇司) 

 富山湾 沿岸から急に深くなり、水深1千メートルにも達する地形が特徴。表層の水温は対馬暖流の影響を受けて比較的温かく、300メートル以下は年間を通じて水温1~2度の日本海固有水があり、多様な水産物が水揚げされている。」

以下、中央日報の記事。

「最近韓国の沿近海で寒流の魚種と暖流の魚種が同時に捕獲される珍現象が起きている。地球温暖化でサバ、イワシ、イカなど暖流魚種の漁獲量が増えていると同時に、東海(トンへ、 日本名・日本海)と南海ではタラ、ニシンなど寒流魚種も豊漁となっている。

  釜山(プサン)共同魚市場販売課のチャン・サンモク主任は、「釜山共同魚市場には主にサバとアジ、イカなど暖流魚種が水揚げされるが、2~3年前から寒流魚種のタラとニシンが多く入ってきた」と話す。

  暖流魚種と寒流魚種が同じ海域に共存する理由は、韓半島周辺の海の水温が表層(水深30メートルまで)はより暖かく、低層はより冷たく急変する異常現象のためだと国立水産科学院は分析する。国立水産科学院が過去30年間にわたり韓半島周辺の平均水温を調査した結果、表層水温は0.93度上昇したのに対し、水深100メートルの低層の水温は0.43度下がったことがわかった。

  このような水温変化で、東海でだけ捕獲されていたニシンが南海岸の中間の全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)西岸海域まで進出しており、産卵時期も海水温が最も冷たい2~3月から12月に早まっているなど特異現象が起きている。サバなど暖流魚種の場合、冬を過ごすために済州島(チェジュド)南側の遠海まで下る時期が12月初めから半月ほど遅くなっている。

  国立水産科学院のチャン・デス資源研究課長は、「地球温暖化で暖流勢力が拡大し、海の表層の水温が高まり熱くなった海水と、この暖かい海水と混ざろうとする性質を持つ寒流勢力がより発達して低層の水温が下がっている。韓国沿近海だけの特異な水温二極化現象だ」と話している。 」

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タコにも”腕”と”足”があった(2009.02.05)

昔、アメリカのテレビ・アニメでタコが2本足で立って、6本の腕に刀やかなづちを持って相手と戦うシーンを見たことがあるけど、本当にタコは2本足であるくんだね。

イタリアの水族館が調べたところによると、タコには2本の足と6本の腕があるらしい。

へー、て感じだね。

以下、産経ニュースより。

「イタリア北部カステルヌオボ・デルガルダのガルダランド水族館は、欧州の20水族館との共同研究成果として、タコの8本の触手のうち、6本は主に物をつかむための“腕”として、残る2本は移動のための“脚”として使われる傾向があることが分かったと発表した。ANSA通信が4日伝えた。

 各水族館が捕獲したタコの動きをビデオで録画。

 数カ月にわたって計数千回におよぶ行動を分析した。その結果、物をつかむため後ろの触手2本を使った回数は全体の11%にすぎないのに対し、前の2本、中ほどの2本、その後ろの2本が使われた回数はそれぞれ39%、31%、19%と差があった。

 一部のタコが、腕に当たる左右対の触手のうち、右か左のいずれかを使う頻度が高いことも判明。

 タコにも“利き腕”がある可能性があるが、ガルダランド水族館は「より良く見える目の側の触手を使った結果では」と推測している。」

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3mのゴカイ発見(2009.01.20)

和歌山県の白浜で3mの巨大ゴカイが発見された。

漁港に浮かべられたいたイカダを解体したときに発見されたらしい。

推定10年生きているらしい。

サカナにも突かれずに10年生き延びたんだね。

長生きしたとはいえ、あまり親近感のわかない生物だね。

以下、紀伊民報より。

「白浜町の瀬戸漁港に浮かべられていたいかだのウキから、全長3メートル、最大幅2・5センチ、重さ433グラムもある巨大オニイソメ(ゴカイの仲間)が見つかった。京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(56)は「これほど大きなものは見たことがない。お化けゴカイだ」と驚いた。

 16日朝、同漁港でいかだの解体作業中、付着生物の調査で訪れた元同実験所職員の田名瀬英朋さん(66)=白浜町=が見つけた。ウキは発泡スチロール製。表面に張られている保護用シートの内側にすき間ができてそこに生息していた。

 久保田准教授は「13年前にやり替えたときにも1メートル前後のオニイソメが出てきたと聞いた。今回の個体は少なくとも10年は生きていたのだろう」と分析している。この個体は久保田准教授が譲り受け、標本にして機会があればどこかに展示したいという。

 オニイソメ 日本沿岸に生息するゴカイの最大種。本州中部以南の岩の割れ目などに生息している。背面は黒褐色。強力なあごで小さな動物を捕まえて食べている。」

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火山噴火で海面温度が低下(2008.12.22)

火山の噴火により大気中に放出された微粒子により、熱帯地方の海水温が下がるという研究結果がでました。

以前から指摘されてきたことですが、正式な研究結果が出されると今さらながら納得。

以下、AFP BBNewsより。

「火山の噴火活動が、少なくとも過去450年にわたって熱帯地方を定期的に冷却してきたとする論文が、21日の英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」オンライン版に発表された。噴き上げられた噴煙の粒子が、熱帯の上空一帯を覆い太陽光を反射するというのがその根拠だ。

 論文は、コロンビア大学ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)のロザンヌ・ダリーゴ(Rosanne D'Arrigo)氏ら3人の科学者によるもの。

 3人は、北緯・南緯30度以下の熱帯地方の海面温度の推移と、氷床コア、木の年輪、サンゴ礁の3つの指標を用いて、気温の推移を約半世紀前までさかのぼって推定した。

 その結果、1600年のペルーのワイナプチナ(Huaynaputina)火山、1815年のインドネシアのタンボラ(Tambora)火山、1883年の同クラカトア(Krakatoa)火山など、大噴火が発生した後に、海面から水深1メートルまでの水温が低く保たれる状態が続くことがわかった。なかでも、約50立方キロのマグマが噴出し、有史最大とされるタンボラ火山の噴火後、最も長期間にわたって低水温の状態が続いた。

 しかし、20世紀に入ってからは、火山活動による海面温度の低下現象が弱まる傾向にあるという。この背景には化石燃料の燃焼がもたらした地球温暖化があると、研究者らは指摘している。」

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瀬戸内海のキュウセンベラは減っている?

広島でキュウセンベラが減り、ササノハベラが増えているという記事を見つけました。

最近、明石海峡周辺でもキュウセンベラが減っているという感じを受けていたが、やはり減っているんだね。

ササノハベラが多いと思っていたが、やはり他の地域でもササノハベラが増えていたんだね。

原因は温暖化ではなく海底環境の変化だということで、なるほどと思う。

自然環境に異変があると、何でもかんでも温暖化に原因を見出そうとする報道(記事)が多い中で、海底環境の変化という冷静な原因分析がなされていて好感が持てる記事である。

治山が進み山から流れてくる砂が減り、日本の砂浜がやせ細っているという現実も踏まえると、温暖化より海底環境の変化が妥当な原因と言えるでしょう。

以下、毎日新聞より。

「「キュウセン」は日本列島沿岸に広く生息するスズキ目ベラ科の海水魚だ。虹のような独特の体色が特徴で、瀬戸内海沿岸の地域では夏場の白身魚として食卓にもあがる。そのキュウセンが近年、広島・愛媛両県にまたがる芸予諸島など瀬戸内海の広い範囲でめっきり減ったという。

 「近ごろは違うベラばっかりで、ギザミは全然釣れん」

 瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ広島県の大崎上島では、釣り人や漁師さんたちが口をそろえて嘆く。違うベラというのは、同じベラ科のホシササノハベラのことで、キュウセンのことをこの地方ではギザミと呼ぶ。

 広島大学大学院生物圏科学研究科の坂井陽一准教授らは2007(平成19)年、大崎上島で魚類調査を行った。島内の10カ所を選んで同じ餌、同じ仕掛けで釣りを行い釣果を調べた。5月から8月にかけて、最も多く釣れたのがホシササノハベラだった。釣り人が「餌盗(と)り」と嫌うクサフグよりも多く、キュウセンの釣果を圧倒した。

 坂井さんによると、ホシササノハベラは、やや温かい海域を好む暖温帯性の魚種で、瀬戸内海周辺だと愛媛県南西側の宇和海には昔から生息していた。「15~20年ぐらい前だと、大崎上島周辺で釣れるベラの仲間はキュウセンばかりで、ホシササノハベラはほとんどいなかったはず」。ホシササノハベラが南西の宇和海から伊予灘、安芸灘に進出し、「先住魚」であるキュウセンを追いやったという図式が浮かぶ。

 「温暖化の影響」が真っ先に考えられた。表面的には、この30年で約1度上昇したといわれる瀬戸内海の海水温の変化と、ホシササノハベラの進出、キュウセンの衰退が呼応しているようにみえるからだ。

 しかし、坂井さんらの実験で、ホシササノハベラは低い水温にも適応できることが分かった。

 また、18世紀に讃岐高松藩主が幕府に献上した魚譜「衆鱗手鑑(しゅうりんてかがみ)」には、ホシササノハベラがキュウセンとともに描かれている。温暖化とは関係なく、瀬戸内海の水温ならホシササノハベラは生息できるのだ。

 坂井さんは、魚種交代の直接の原因は、水温ではなく海底の環境変化だと考えている。

 冬と夜を砂に潜って過ごすキュウセンは、広い砂地の藻場に生息する。一方のホシササノハベラは、岩や大きな石が転がっているような岩礁を好む。

 「1980年代から、瀬戸内海では海砂利の採取が盛んに行われ、キュウセンは“ねぐら”を失った。その後にホシササノハベラが進出したのでしょう」

 坂井さんらの調査で、大崎上島では56種の魚が採取された。周辺の海域では最も魚種が多く「豊かな自然が保たれている」という。ホシササノハベラはキュウセンを追いやったわけでなく、キュウセンの代わりに生態系の一翼を担っているのだ。

 しかし、一方では温暖化による瀬戸内海の水温上昇は確実に進んでいる。「ホシササノハベラと近縁で、より暖かい海域に住むアカササノハベラや南方系のブダイやアイゴが外海から本格的に入ってきたら危険信号です。藻場が消失する磯焼けが起きて、豊かな海は一気に失われる」と、坂井さんは警鐘を鳴らす。

 自然界の異変のすべてをすぐに温暖化に結びつけるのではなく、冷静に観察することが本当の環境保全につながる。」

Sasanohabera

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メバルが魚類図鑑から消える?

メバルには色バリエーションがあることは知っていましたが、将来的にアカメバル、クロメバル、シロメバルと別の種類として分類されるようです。

このシロメバルというのは初めて聞きましたが、明石周辺の防波堤からつれるのはシロメバルですね。

これらのメバルが交雑しないというのは面白いですね。

DNA的にはどういうふうに違うんでしょう。

以下、朝日新聞より。

「食用魚としておなじみの「メバル」は、「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」という独立した三つの種に分類できることが、京都大の中坊徹次教授(魚類学)らの調査でわかった。日本魚類学会の英文専門誌に論文を発表した。将来、魚類図鑑から「メバル」という表記は消えることになる。

 メバルは、北海道から九州の沿岸や朝鮮半島南部に多く生息する。大きなものは全長が30センチを超す。赤色系や黒色系など、体色に複数のタイプがあることは、以前から知られていた。シーボルトが日本から持ち帰った標本をもとに約160年前、欧州の研究者は2種に分けるべきだと主張。その後もメバルの分類をめぐって議論が続いていた。

 中坊さんは甲斐嘉晃・京都大助教と共同でメバルの分類研究を進めてきた。アカメバルは体の色が赤っぽく、クロメバルは黒または青黒色、シロメバルは白っぽいものが多く腹びれが長い、などの特徴がある。また、胸びれを支える小骨のような「軟条」の数は「アカ」は15本、「クロ」は16本、「シロ」は17本と異なっている。遺伝子の解析でも、それぞれが種のレベルで異なるとの結論になった。

 近年編集された図鑑で、中坊さんは「メバルにはA型、B型、C型がある」と紹介しているが、これらの研究結果をふまえて別種と判断した。種ごとの食味の違いは、今後の研究課題という。

 中坊さんは「3種の魚は交雑せず、群れの作り方などの生態もかなり異なる。国や自治体などが資源量を調査する際には、種ごとに区別してデータを把握することが必要だ」と話している。」

Mebaru1

Mebaru2

Mebaru3

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サメの無性生殖

「水族館で飼育されていたサメが無性生殖で子供を宿していたというニュースを見つけました。

米バージニア州バージニア水族館。

サメの種類は、メジロザメの仲間「カマストガリザメ」。

サメのような高等生物でも無性生殖するんだね。

おもしろ。

以下、CNN.co.jp より。

「米バージニア州のバージニア水族館で、オスがいない状態でメスのサメが妊娠していたことが判明し、子供は無性生殖による結果だっと確認できたとする研究結果が、専門誌に10日、発表された。サメの「処女受胎」は、2例目の報告になるという。

バージニア水族館では16カ月前、メジロザメの仲間「カマストガリザメ」のメス「ティドビット」が死んだ。2007年5月まで、同水族館が8年間飼育してきたが、健康診断の結果、安楽死処分となっていた。

処分後、「ティドビット」を検死したところ、胎内に赤ちゃんがいたことが判明。ティドビットは同水族館で暮らした8年間、オスとの接触はなかったため、無性生殖による妊娠なのか、他種のサメのオスとの間にできた子供なのか、不明だった。

しかし、胎内の子供のDNAを詳しく調べたところ、オス由来の遺伝子が見つからず、無性生殖だったことが判明した。

これまでにサメの無性生殖は、2001年にネブラスカ州オマハにある動物園で、ウチワシュモクザメで確認されている。 」

Kamasutogarizame

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サメとサーファー

人食いサメとサーファーの写真を発見しました。

何となくサメがウキウキしてるように見えます。

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Same

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金色のクラゲが漂着(2008.08.28)

和歌山県白浜町で海岸に金色の「ギンカクラゲ」というクラゲが漂着したようです。

カツオノエボシのあの青さは特筆ものだけど、この金色というのはどの程度金色なんでしょうね。

夏の終わりから10月頃にかけて、太平洋沿岸では南方系の生物が漂着するので楽しみな季節です。それと深海魚の捕獲事例も春と秋に多いようなので、これからが楽しみです。

以下、紀伊民報より。

「和歌山県白浜町臨海の北浜で25日、700匹以上の帆走型クラゲ「ギンカクラゲ」が漂着しているのを京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授が見つけた。本来は鮮やかな青色をしているが、今回は金色の個体が約60匹、1割近くも交じっていた。久保田准教授は「色違いの同種と考えられている。金色は確認例がほとんどない」と話している。

 打ち上がっていたギンカクラゲは円盤の直径が3~38ミリ。これまで金色個体の存在は知られていたが、確認例は非常に少ない。北浜の定点観測による漂着記録では、2003年と04年に数千単位で漂着しているが、この中でも金色の個体は見つかっていない。久保田准教授は数年前に近くの瀬戸漁港と番所崎で1個体ずつ確認している。

 ギンカクラゲは普段、はるか沖合の外洋で暮らしており、生活史などについてはほとんど分かっていない。

 久保田准教授は「千葉県で刺されて銀貨形に腫れたという報告もあるので、素手で触ったり、肌に付けたりしないように」と呼び掛けている。」

Ginkakurage

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白いジンベイザメ

ガラパゴス周辺で白いジンベイザメが確認されたようです。

形は確かにジンベイザメに似ていますが、真っ白ですね。

昔、手塚治の漫画で「海のトリトン」という漫画があり、テレビでも70年代に放映されましたが、このマンガには白いイルカが準主役のような形で出てきていた。白いジンベイザメを見て、ついつい昔のことを思い出してしまいました。

白い生き物というのは何となく神秘的ですね。

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Shark1

Shark2

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和歌山県田辺市天神崎沖でサンゴの産卵始まる

サンゴの産卵というと6月の大潮の日というイメージが強いのですが、和歌山県では今、サンゴの産卵が行われているようです。

6月に産卵するのは沖縄のサンゴで、本州のサンゴは2ヶ月くらいタイムラグがあるんでしょうか。

温暖化が進めば、和歌山県でのサンゴの産卵も6月や7月頃になるんだろうね。

以下、紀伊民報より。

「田辺市の天神崎沖でサンゴの産卵が始まった。田辺市目良のダイビングショップ「ステイドリーム」の田中祐一代表(39)が確認した。

 5年ほど前からサンゴの産卵シーンの撮影に取り組んでいる田中代表は3日夜、ナイトダイビングの客とともに、天神崎から約2キロの沖合にある水深6メートルの海底にある約40メートル四方のサンゴの群生地を訪れた。

 午後9時すぎ、エンタクミドリイシ(ミドリイシ属)とみられるサンゴが十数分間にわたって産卵した。田中代表は「大量のピンク色の卵が舞う光景は神秘的」と話している。

 サンゴに詳しい京都大学フィールド科学教育研究センター・瀬戸臨海実験所の深見裕伸助教(35)によると、田辺湾には約70種のサンゴが生息しており、7月下旬から8月下旬にかけてサンゴが産卵するという。」

Sangosanrann

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クサフグの産卵(2008.07.04)

宮崎でクサフグの産卵が確認されたというニュースが入ってきました。

子供の頃、ゴールデンウイークの淡路島でクサフグの産卵を目撃したが、海岸にフグがあふれて、すごい光景でした。まさにドラマそのものでした。

宮崎では7月頃に産卵が見られるんですね。海が汚染され、産卵場所が減ったとはいえ、どこかで命を次の世代につなごうとするドラマが繰り広げられる。

海の力強さを感じます。

以下、宮崎日日新聞より。

「延岡市鯛名町の海岸で3日夕、クサフグ(フグ科トラフグ属)の産卵が確認された。満潮前、波に乗って岸に押し寄せた数十匹の群れが、水しぶきを上げながら産卵する神秘的な「ドラマ」が繰り広げられた。

 午後5時ごろから、体長10―20センチのクサフグが波打ち際に姿を見せ、次々と海岸に上陸。雌が岩場に卵を産み付けると、雄が体を水面や岩に打ち付け「バシャバシャ」と音を立てながら精子を放出。水面は乳白色に染まった。」

Kusafugu

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英国で巨大カニ捕獲される(2008.07.02)

イギリスで巨大なツメを持ったカニが捕獲されました。

カニというより地球侵略にきたエイリアンという感じ。

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明石でウミガメ産卵

兵庫県明石市の海岸で、久しぶりにアカウミガメの産卵が確認されたようです。

藤江海岸というと、明石海峡よりも少し西側にあり、きれいな砂浜が続く海岸です。

この海岸は歩くと開放感があって気持ちいいんだよね。

近畿も入梅したし、何となく夏を予感させる出来事ですね。

そろそろウナギ釣りにでも出かけようかな。

以下、神戸新聞より。

「明石市松江の松江海岸で四日、アカウミガメの産卵が確認された。同市内での産卵は二〇〇五年七月以来、三年ぶり。日本ウミガメ協議会によると、今年に入り、瀬戸内海で産卵が確認されたのは初めて。

 同日午前四時半ごろ、同海岸を散歩していた近くの男性(72)が砂浜にいるウミガメを発見。連絡を受けた明石市職員と日本ウミガメ協議会のメンバーが調査したところ、既にウミガメはいなかったが、深さ約三十センチの地中に直径約四センチの卵が数個あることを確認した。全体で百個前後の卵を産んだとみられる。

 順調なら約二カ月でふ化するといい、周辺をフェンスで囲って保護する。同市では十一月、国内外の研究者らが参加する「日本ウミガメ会議」が開催される予定で、同市の担当者は「ふ化まで大事に見守りたい」と話している。」

Tamago

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明石でコンブを養殖してたんだ

神戸新聞を見ていたら「コンブ漁が最盛期」という記事。

場所は兵庫県明石沖。

養殖コンブらしいけど、コンブというと”北海道”という感じで、寒冷な地域で取れる海草だと思っていました。

目の前の海でコンブを養殖していたとは・・・・。

以下、神戸新聞の記事より。

「明石市内で最盛期を迎える養殖コンブ漁。プランクトンが豊富な明石の海で育ったコンブは「粘りが強く、だしがよく出る」と好評だ。現在、養殖業者は約十軒。二十七日の明け方、東二見漁協所属の漁船に乗船して取材した。(大月美佳)

 午前四時半。エンジン音を立てて全長約八メートルの小型船が東二見漁港を離れた。操縦するのはこの道三十年以上の岩澤八郎さん(71)。釣り船経営と二足のわらじをはく。

 東の空は次第に朝焼けが広がり、船は五百-六百メートル沖で停止。海中に沈められたロープに鉤(かぎ)をかけ、引き上げると、あめ色のコンブが束でごっそりと-。ロープは約八十メートルの長さを持ち、昨年十一月に三十センチ間隔で植え付けた菌からコンブ約四十-五十枚が生える。

 岩澤さんは太いコンブを選んでは引き上げ、刃渡り約十センチの包丁で、ザク、ザクと慣れた手つきで根元を切断。長さ三-五メートル、幅二十-三十センチと堂々とした大きさ。「ほったらかしたら大きくならへん。手入れせんと」。水揚げの一カ月前から小さいコンブを間引く作業を欠かさない。

 港では妻のま子さん(66)が、前日に水揚げしたコンブを洗いながら待ち構えていた。夫婦で向かい合って座り、収穫したばかりのコンブをまな板の上に載せ、たわしで丁寧に洗う。収穫は一日約百五十枚。海水に浸して一枚一枚こすっては藻や貝を取り除く作業を繰り返し、「寒いし、いややなんて言われたら、できん。家族の支えがないと」と岩澤さん。ま子さんも「一枚ずつこすってなあ。手間がかかる」。

 その時、娘の徳美さん(38)が洗い終わったコンブを干す作業を手伝いに自転車で現れた。週末には孫も天日干しの作業を手伝うという。

 「漁に出るかはお天道さま次第」と岩澤さん。六月末から七月中旬まで漁は続き、「今年のできはいい。どんどん黒く、太くなるで」と笑う。

 水揚げされたコンブは浜で約七時間天日干しにされ、昔からの得意客の手に渡る。カーテン状に連なったコンブが、すっかり高く上がった太陽の日差しを浴びてキラキラと光っていた。」

Konbu

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全長2.6mのウツボ

全長2.6m、胴回り30センチの巨大なウツボが捕獲されたようです。

でかいウツボがいるもんだね。

ここまで大きくなるのに何年かかるんだろうね。

この記事の出所は「紀伊民報」さん。変わった魚の記事は「紀伊民報」さんの得意分野だからね。

以下、紀伊民報の記事より。

「和歌山県串本町串本、漁業岡地利幸さん(51)が12日、世界最大種の南方系のウツボ「オナガウツボ」を捕獲した。全長2・6メートル、胴回り0・3メートル、重さ10・4キロ。地元の漁師もあまりの大きさに驚いている。

 同町串本の袋港内に仕掛けていたかごに入った。かごはカニやタコを漁獲するための釣り鐘形で、常時、マグロのあらなどの餌を入れ、沖合約50メートル、水深約7・5メートルに仕掛けている。

 岡地さんが同日午前7時20分ごろに確認したところ、入っているのに気付いた。

 岡地さんがオナガウツボを捕獲するのは昨年10月下旬に続いて2匹目。昨年の2・2メートルよりも大きく、「大きさに驚いた。あらためて串本の海の豊かさを実感した」と話した。

 同町有田の串本海中公園センター水族館によると、オナガウツボは最大で3メートルまで成長する種で、主に琉球列島以南の泥底に生息するが、近年、九州や四国、紀伊半島南部でも確認されている。

 同水族館は昨年捕獲されたオナガウツボを「長い生き物」コーナーで展示している。」

Onagautubo

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1.4mの巨大アナゴ

鳥取で全長1.4mの巨大アナゴが捕獲されたようです。

アナゴというと60センチ前後が一般的かなと思いますが、1.4mともなると食べる気がしませんね。たぶん食べても美味しくないだろうけど。

以下、47NEWSより。

「鳥取市の鳥取港で十八日、巨大アナゴが水揚げされた。体長一四〇センチ、重さ七・五キロのクロアナゴとみられ、黒褐色の巨体が漁業者を驚かせた。

「鳥取港海鮮市場 かろいち」の代表、網浜幸夫さん(67)の「第一海洋丸」が隠岐島付近でハタハタとカレイの底引き網漁をしている中にかかった。「この仕事に半世紀携わっているが、こんな大きさは見たことがないよ」と網浜さん。

 「大型連休前だし、みんなに見てもらった方が良い」と県立施設「とっとり賀露かにっこ館」へ引き渡すことに。連絡を受けたスタッフは一時的に保管する水槽探しに奔走。田中美史館長は「弱っているが、えさを食べられるようにして、展示用水槽に移したい」と話している。」

Anago

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オニヒトデ本州へ

沖縄のサンゴに被害を与えているオニヒトデが、本州でも増えているようです。

石垣島や西表島で大量発生したオニヒトデの幼生が、黒潮に乗り本州にたどり着くようです。

沖縄の出来事が本州に影響するというのは理屈の上では分かっていても、いざ起こってみると不思議な感じがします。

以下、朝日新聞より。

「沖縄でサンゴの天敵「オニヒトデ」が大量発生すると、幼生が黒潮に乗って本州や四国にまで押し寄せ、被害が飛び火することが、東京工業大の灘岡和夫教授(沿岸環境学)らの研究で分かった。05年にラムサール条約に登録された和歌山県・串本などの沿岸では近年、オニヒトデによるサンゴの食害が問題化している。沖縄から流れ着いた幼生が引き金になっている可能性が高いという。

オニヒトデは直径30センチ前後になる大型のヒトデで、体は毒のある鋭いトゲに覆われている。大発生すると、その海域のサンゴを食べ尽くし、壊滅的な被害を与える。沖縄県の石垣島や西表島の周辺では現在、オニヒトデが急増しつつある。環境省の調査では、海底で目撃される個体数は06年度の約7倍。約20年ぶりの大発生となる恐れがある。

 産卵のピークは5~7月ごろで、幼生は海中を漂いながら2~7週間生き続ける。灘岡教授らは、南の海で生まれたオニヒトデの幼生が、海流によってどのように拡散するか、スーパーコンピューターを使って計算した。

 その結果、石垣島や西表島の周辺海域で発生したオニヒトデの幼生は、年によっては5週間ほどで四国から紀伊半島の南岸に到達することが分かった。国内外の20カ所以上でオニヒトデの遺伝子を調べると、紀伊半島や四国のオニヒトデの遺伝子は沖縄やフィリピンと極めて近く、予測が裏付けられた。

 沖縄のオニヒトデが今後も増え続けた場合、大量の幼生が本州沿岸に襲来する可能性が高い。灘岡さんは「黒潮は、まるで海の中の高速道路。オニヒトデの幼生を本州付近まで一気に運ぶようだ」と話している。」

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寄り回り波

先日の寒波で日本海側で高波の被害があったという報道を目にしましたが、これは富山湾特有の「寄り周り波」という現象らしいです。
富山湾は岸から急に深くなっており、1000mくらいまで落ち込んでいるようです。
ここに強風による”うねり”が押し寄せると急に地形が浅くなるから波が盛り上がって高波になるようです。
地形によって色々な自然災害があるんですね。
以下、朝日新聞より。

「富山県で2人が死亡、200棟以上が被害を受けた高波について、富山地方気象台は25日、富山湾特有の「寄り回り波」という高波が発生した可能性が高いとみて、現地調査を始めた。
富山湾は水深が千メートルを超え、岸辺から急激に、すり鉢状に落ち込んでいるのが特徴。北西側を能登半島が防波堤のように囲み、湾口が北東に開いているため、台風や北西の季節風が強い冬でも比較的、沿岸部の波浪被害は多くないとされる。

 だが、強い冬型の気圧配置で北海道東方沖に低気圧が発達する一方、日本海側で強い北西の季節風が吹き、大きなうねりが発生すると、うねりは日本海を伝 わって北東に開いた富山湾に進入する。水深が深いため、その勢いは衰えずに押し寄せ、急に浅くなっている沿岸の海底の斜面にぶつかって、大波となる。寄り 回り波と呼ばれ、昔から富山湾沿岸に被害が出ている。79年春にも寄り回り波が押し寄せ、4人が死亡している。

 寄り回り波は、低気圧が富山周辺から去り、半日~1日後に現れるのが特徴だ。同気象台は「不意をつかれ、被害が大きくなることもある」 という。同気象台によると23~24日、秋田県では15メートル前後の強風が吹き、その沖合で8メートル前後の波を観測した。こうしたうねりが富山湾に達 したとみられる。

 富山周辺では24日午前8時ごろ、入善町では最大で8メートル強の波が観測され、同町では三つの防波扉が壊れたこともあり、大きな被害 がでた。同日は現場周辺でも強風が続いていた。同町芦崎の市街地に海水が流れ込み始めた明け方、隣町の朝日町泊では風速12メートルの強風が吹いた。同気 象台は「湾内も強風で、寄り回り波がさらに増幅された恐れがある」とみる。

 同気象台によると、寄り回り波は十分な調査が進んでおらず、事前の予測は難しいという。担当者も「波浪警報を出すなど、できる限りの対応はしたが、被害が出てしまったのは残念」と話している。」

Wave

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2mの巨大タチウオ

体長2mのタチウオが京都の料理店で料理にされたそうです。

1m程度なら防波堤でもたまに釣れるけど、2mというのはすごいね。

でかいタチウオがいるんだね。

以下、京都新聞より。

「体長2メートル、重さ6キロ近くの巨大なタチウオが25日、京都市中京区の京料理店に届いた。店は「これほどの大物は初めて。鮮度、脂の乗りとも上々」といい、福祉施設にプレゼントする。

 長崎県の近海産が同日朝、京都市中央卸売市場(下京区)の仲卸業者に直送された。業者によると、通常の5倍以上の重さで、近年でこれほどの大物を取り扱ったことはないという。

 業者から直接購入した京料理店「やまの」の経営者山野貫一郎さん(55)は「普段店で扱うのは500グラムから1キロ前後が多い。このサイズなら切り身にすれば50人分くらいになるだろう」と話す。焼き魚にして、洛中ロータリークラブを通じて、左京区の児童養護施設「迦陵(かりょう)園」の夕食に提供することにしている。 」

Tachiuo

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若狭湾で熱帯性魚類の捕獲急増

大阪湾や瀬戸内海で熱帯性魚類の捕獲が急増しているという記事がありましたが、日本海の若狭湾でも熱帯性魚類の捕獲量が急増しているようです。

最近の若狭湾の真冬の平均水温が11度程度ということで、想像していたより水温が高いようです。大阪湾の真冬の水温が10度程度ですからね。

黒潮の流れ方は年によって全く違い、黒潮が接岸すれば和歌山あたりで熱帯性の魚を見かけたり、捕獲のニュースを耳にすることがあります。ですから、熱帯性魚類が捕獲されたから一概に温暖化と結びつけることには少々抵抗がありますが、最近の気候変動が影響しているのかなという気もします。

以下、産経ニュースより。

「京都府北部などの若狭湾で、最近5年間、これまで生息が確認されていなかった南洋系の海洋生物が定着したり、大量に定置網にかかるなどの異変が起きていることが京都府立海洋センター(宮津市)の調べで分かった。同センターは「京都の海も地球温暖化の影響を受けている裏付け」と分析している。西日本では大阪湾周防灘などでも本来亜熱帯付近に生息する魚介類が見つかるケースが激増しており、関係者や専門家からは漁業への悪影響や生態系の変化などを危惧する声が出ている。

 同センターによると、若狭湾では、平成14年に底引き網で太平洋やインド洋に分布するトゲシャコがかかり、定着が初確認された。2年前からは在来種のシャコより増え、水揚げの7割以上を占めるようになった。

 またサンゴ礁の海に生息するイトヒキアジが、3年ほど前から毎年8月から12月にかけて定置網にかかるようになった。地元では従来、たまに定置網にかかるものは捨てていたが、最近は1つの定置網に5~10匹まとまってとれることもあり、市場に卸している。

 このほか、温暖な海域に生息し、日本近海では珍しいスギ(体長約1メートル)が昨夏初めて確認されるなど、“新顔”の魚介類は現在も増え続けている。

 南方系の魚類が日本海の若狭湾で頻繁に確認されるようになったのは、湾内の海水温の上昇に加え、太平洋全域での温暖化傾向で、回遊魚の分布エリアが広がったことなどが要因とみられる。真冬の若狭湾の平均海水温は昭和60年以降10度を下回った年がなく、ここ10年間は平均11・1度で推移するなど、それ以前に比べて1度程度上昇しているという。

 こうした変化は大阪湾でも顕著。沖縄付近を回遊する体長約2メートルにもなるロウニンアジなどが見つかっているほか、通常の倍以上に育った巨大なイシダイが釣れるなどしており、やはり海水温の変化が一因と指摘されている。

 また周防灘では、干潟に温かい海に生息するナルトビエイがたびたび侵入、アサリなど漁業資源を食いあさる被害が出始めて、山口県などが大規模な駆除活動を行っている。

 京都府立海洋センターの和田洋蔵主任研究員は「対馬海流に乗って冬のシーズンまで若狭湾で南洋系の魚類が多く見られるようになった。東シナ海の高温化も影響しており、京都の海の生態系にも異変が起きている」と話し、地球温暖化が京都の海と魚に与えた影響をまとめた研究成果を、近く同センターの機関誌に発表する予定。 」

Fishiitohikiaji

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瀬戸内海で見慣れぬ魚が増加

瀬戸内海の中・西部で深海魚や熱帯性の魚など、あまりみなれない魚が増加しているようです。

確か去年、山口県の瀬戸内海側で深海魚が捕獲されたというニュースがありました。

サンマの成魚も見かけるようになったということですが、サンマは大阪湾では6月頃に防波堤から釣れることがあります。(成魚かどうかは知りませんが)

どちらにしても、海の状況がいつもと違うことは確かなようです。

ただ、新聞の記事にあるように、これが温暖化の影響下どうかは不明です。

なんでもかんでも温暖化のせいにすればいいというものでは無いと思います。

温暖化の影響だと言うのなら、その根拠を論理的に解説してほしいものだと常々思っています。

以下、中国新聞の記事より。

「瀬戸内海の中・西部で、本来は暖かい海や深海にすむ魚の「初確認」が相次いでいる。昨年の1年間に、中国地方の主な研究機関による確認例だけで5種をみた。閉鎖性の強い瀬戸内海の暖水化や外洋化が要因に挙がっている。

 外海の深部にいるオキトラギス(山口県上関町沖)▽有毒魚のサツマカサゴ(同)▽親サンマの群れ(広島湾など)▽深海魚のテンガイハタ(山口県周防大島町沖)▽熱帯域に分布するオキハギ(同)―の5種。漁業者などが捕獲して広島、山口両県の研究所や水族館に届け出た。

 年間平均水温は、2002年までの30年間で約1度上がっている。魚は0.03―0.05度のわずかな温度でも感知し、「1度」の変化は生死にかかわることもあるという。

【写真説明】広島湾の沿岸まで入り込んで回遊する親サンマの群れ(2007年6月20日、広島市南区の宇品港)」

Sannma

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和歌山で熱帯魚の捕獲相次ぐ

和歌山県で熱帯魚の捕獲事例が増加しているようです。

オニカマス、オニダルマオコゼ等の捕獲報告があるようで、すさみ町の堤防ではロウニンアジが釣れたという事だからすごいね。

原因は、黒潮の接岸回数の多さにあるようで、黒潮の流れも強くなっているようです。

温暖化の影響だろうと新聞記事には書いていますが、温暖化と黒潮の勢いが増すということの因果関係が分からないので、この意見には賛成しかねる部分があります。

温暖化の影響だと言うのなら、理論的な説明も付け加えてほしいものです。

以下、紀伊民報より。

「近年、県内で捕獲される魚類に、琉球列島以南に生息する熱帯魚が頻繁に交じるようになっている。数は年々増加傾向にあり、そのサイズも大きくなっていることが魚類に詳しい元高校教諭の池田博美さん(62)=田辺市あけぼの=の調べで分かった。在来種の生息数も変化しており、黒潮の接岸が大きく影響しているという。「昔に比べ黒潮の流れが強くなっている。全般的に県沿岸の水温が上がっている」と分析している。


 池田さんは1981年から27年間の黒潮の変化を調べた。それによると、夏場の潮岬への接岸は徐々に増加。96年以降は、大蛇行が発生した2004年夏~05年夏を除き、ほぼ毎年接岸している。さらに冬場も接岸する年が増えてきている。夏冬とも離岸した07年は全般的に表面水温が低くなったものの、沖合では黒潮からの分枝流(上り潮)が強く、日ノ御埼付近まで入り込み、12月に入っても表面水温が20度より下がらなかった。

 これらの影響から、以前からまれに見つかる熱帯魚の幼魚に加え、成魚の捕獲が多くなっている。

 04年にオニアジ(アジ科)の成魚が田辺湾に大量出現した。06年にはバラクーダとして有名なオニカマスの成魚(全長85・8センチ)が白浜町の定置網に入り、07年にはGTと呼ばれ釣り人に人気のあるロウニンアジの成魚2匹(75・5センチ、69・5センチ)がすさみ町の堤防で釣り上げられた。昨年末には人をも殺傷する猛毒を持つオニダルマオコゼ(33センチ)が美浜町三尾で捕獲され、県内最北の捕獲例として県立自然博物館(海南市)で展示されている。

 黒潮の流れも強くなっている。06年6月、熱帯系の珍しいマンボウの仲間クサビフグの幼魚(全長19センチ)が白浜町沖で捕獲されたときは、黒潮が潮岬に時速7・4キロの速さで接岸していたため、分枝流が強い上り潮となって白浜町沖に流れ込んでいた。

 在来種についても沖合でゴマサバが大量に捕獲されるようになり、本来捕れていたマサバが減少しているなどの異変を指摘している。ゴマサバはマサバに比べ、温暖な海を好むという。

 池田さんは「入れ代わり立ち代わり現れる熱帯魚や、在来種の生息数の変化などを総合すると、県沿岸で温暖化の影響が出始めているのだろう」と話している。」

Onidaruma

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こんなシーカヤックには乗りたくない

巨大なサメに狙われているシーカヤック。

こんなシーカヤックには乗りたくない。

Shark1

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マンタの曲芸飛行

イギリスの新聞 DairyMail に美しい写真が載っていました。

Manta1

Manta2

Manta3

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猛毒カニ ウモレオウギガニ捕獲

電子スクラップブックの Office-けやき です。

毎度ご覧頂き有難う御座います。

さて、今日の話題は「カニ」です。

和歌山県すさみ町で、イセエビのさし網にかかったようです。

カニの身に猛毒があるなんて初めて聞きました。

カニ自身が毒を生み出すのではなく、食べ物の毒が筋肉に溜まるんでしょうね。

まあ、めったに取れるようなものでもなさそうだし、取れたとしても食べる気は起こりそうにないから問題なしとしましょう。

問題はカニよりも、南方性生物が発見される回数が増えてきたことだったりして。

以下、紀伊民報の記事より。

「 すさみ町立エビとカニの水族館は猛毒を持った南方系の「ウモレオウギガニ」の展示を始めた。同水族館での展示は2004年以来4回目。

 イセエビ漁師が同町江住沖500~1000メートル、深さ20~30メートルに仕掛けていた刺し網にかかったのを、水族館が譲り受けた。

 捕獲したのは甲幅4センチ。脚を広げると8センチほど。大きいものでは甲幅6センチほどになるという。

 はさみや脚などの筋肉には0・5ミリグラムで人間が死に至るまひ性貝毒がある。はさみ1本に致死量の2倍、脚1本にも致死量以上の毒があり、誤って食べて死亡するケースが多数報告されているという。

 国内では鹿児島県以南、国外ではハワイ周辺やインド洋、紅海などのさんご礁がある浅海に生息するオウギガニの仲間。サンゴや岩陰に隠れ、夜になると餌を求めて活動する。

 すさみ町沖では近年、熱帯や亜熱帯にすむ生物が発見される機会が増えている。 」

Kani

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ミンククジラがアマゾン川を上る

電子スクラップブックの Office-けやき です。

毎度ご覧頂き有難う御座います。

さて、今日1つめの話題は、海に住むはずのミンククジラがアマゾン川を1000マイルも遡り迷子になったというものです。

イルカが集団で海岸に打ち上げられるという話はテレビで見たことがありますが、川を遡上するという話は始めて聞きました。

でも、クジラが1000マイルも上流へ遡れるというのはアマゾン川はすごいですね。

以下、イギリスの Guardian の記事。

「 Biologists and villagers in a remote corner of the Amazon rainforest were searching for a 12-tonne whale yesterday that had reportedly lost its way and become stranded 1,000 miles from the ocean.

The five-metre long (16ft) creature, which biologists said was probably a minke whale, became stranded on a beach on the Tapajos river, 39 miles from the city of Santarem. Environmental experts said the whale had probably become separated from its group in the Atlantic Ocean, off northern Brazil, after falling ill or being hit by a boat.

The whale appeared to have entered the Amazon near the city of Belem before reaching the Tapajos, a tributary of the Amazon. Efforts to rescue the animal began on Tuesday, after local fishermen contacted environmental officials in Santarem by radio. On Thursday biologists arrived at the scene by boat and isolated the sandbank.

Residents of Piquiatuba, an isolated settlement of about 70 families in the Amazon state of Para, also helped to try and free their unexpected visitor, splashing water onto its skin to protect it from the scorching sun. Images broadcast on Brazilian television showed dozens of fishermen and curious locals crowded together in the river around the whale's large grey fin.

On Thursday night after rescuers managed to free the whale it disappeared into the waters. Environmentalists used helicopters and boats to try and find the whale, without success.

"What we can definitely say is that it lost its way," Fabia Luna, a government biologist involved in the rescue, told Globo television. "It entered the river, which on its own is unusual. But then to have travelled around 1,500km is both strange and adverse."

"It is very atypical [to find] a whale in Amazonia," Katia Groch, a whale expert from the Instituto Baleia Jubarte (humpback whale institute), told the Folha de Sao Paulo newspaper. "It may have lost its way, perhaps because of illness. We will only know when we can examine it."

Although the whale's presence was only confirmed this week, Daniel Cohenca, the regional head of Ibama, Brazil's environmental agency, said it may have been in the region for up to two months.

In recent weeks residents near the Tapajos river are said to have become alarmed at the presence of an unidentified animal. Some locals had ordered their children not to swim in the river after rumours spread that a "big cobra" had been spotted.

"There are people who just don't understand how this kind of animal survived in fresh water," said Cohenca.

Rescuers fear that, alone, the whale will have difficulty returning to the Atlantic.

"It is outside of its normal habitat, in a strange situation, under stress and far from the ocean," said Groch. "The probability of survival is low." 」

Kujira_2

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桜島沖で金鉱形成か?

桜島沖の海底火山のチムニーから金の存在を示す水銀やその他の物質が確認されたそうです。

金というのは縁遠い物質なので、あまり興味がありませんでしたが、海底火山でできるんですね。

知らなかった。

黄金都市なんていうと中南米のジャングルを想像しますが、あのあたりも昔は海底だったのだろうか。

以下、山陽新聞の記事より。

「 岡山大大学院の山中寿朗准教授(地球化学)の研究グループは、国内最大の金産出量を誇る菱刈鉱山など金山が多く存在する鹿児島県内で金鉱床の調査を進めている。同県桜島沖の海底火山で、金の存在を示す水銀などの元素を検出。新たな金鉱床が形成されている可能性が高いという。

 山中准教授らは6月、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の無人探査機を使い、桜島沖北東5キロの水深約200メートルに位置する「若尊(わかみこ)海底火山」を調査。火口のカルデラ内で、熱水由来の堆積物からなる円すい形構造物「チムニー」(高さ1・5メートル)を発見。分析したところ、金の存在を示す水銀、アンチモン、ヒ素の三元素を確認した。チムニーからは200度近い熱水が噴き出ていた。

 一般的に金鉱床は、マグマ活動によって海底地下で海水が熱水となり、断層などの割れ目を通じて海底表面に噴き出す過程で熱水に含まれる金が沈殿、形成される。研究グループは、同海底火山でも同じ現象が起きているとみて今後、チムニーと熱水を手がかりに金の存在を探る。 」

Kaiteikazan

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自分の4倍の大きさの魚を食べる魚

休日なので海外のニュースを見ていたら、イギリスのDairy Mail で面白い記事を見つけました。

グランドケイマン島の南海岸で、自分の体調の4倍もある魚を飲み込んだ魚が捕獲されたようです。

たぶん深海性の魚だとおもいますが、生物の不思議を感じます。


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Sakana

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満月の光でサンゴが産卵

沖縄などでは6月頃に一斉に産卵するサンゴですが、そのトリガーになるのが満月の光だそうです。

海洋生物が月の光を頼りに子孫を増やしているというのは少し驚きました。

以下、朝日新聞の記事より。

「 世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(オーストラリア)のサンゴが満月とともにいっせいに産卵する仕組みを、豪州や米国などのチームが突き止めた。体内にある光センサーの一種が、満月の光を「合図」として感知しているという。19日の米科学誌サイエンスに発表した。

約35万平方キロものサンゴが毎年、10~11月の満月の後の真夜中にいっせいに産卵する。潮流や水温、天候などの変化を手がかりにタイミングを合わせていると考えられてきたが、詳しい仕組みは謎だった。

 豪クインズランド大などは、サンゴにさまざまな色や強さの光を照射する実験をしたり、満月の夜のサンゴの反応を調べたりした。

 その結果、新月から満月まで光が強くなるにしたがってサンゴの体内にあるセンサー役の遺伝子がじょじょに活性化し、満月に合わせて産卵の引き金を引くとわかった。

 この遺伝子は5億年以上前、有害な紫外線から身を守るため原始生物の体内でできたのが起源と考えられている。いまでは昆虫から人間まで幅広い生物の体内時計の制御にかかわっている。

 研究チームは「サンゴはこのセンサーで、(紫外線に近い)満月の青い光を感知し、繁殖のタイミングを合わせている」という。 」

Sango

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石垣島で600キロのサメ捕獲

沖縄周辺ではサメの被害があるのでサメ狩をするようですが、石垣島で600キロの巨大ザメが捕獲されたとのこと。

以下、八重山毎日新聞より。

八重山漁協一本釣り研究会(宮里吉男会長)は1日までの2日間、石垣島近海などの漁場でサメ駆除を実施、600キロの巨大サイズ2頭を含むイタチザメなど123頭を仕留めた。昨年の70頭を大幅に上回るサメを“退治”した。

 石垣市の漁業再生支援事業で助成を受けて行っているもの。サメは、1本釣りした魚を横取りしたり漁具を荒らしたりする漁業者の天敵。1本釣り漁船13隻が漁場となっている石垣島の白保沖や川平沖、西表―波照間間などの海域で駆除を行った。
 約3600メートルの延縄に120本の釣り針をつけ、冷凍カツオをエサにして釣り上げる仕掛け。2日間で主にイタチザメを駆除した。中には全長4.2メートル、体重600キロの超巨大ザメも。このクラスを仕留めた漁船は船上に引き揚げることができず、巨体を引いたまま寄港。漁協競り市場を訪れた市民から、どよめきが起こった
。」

Itachizame

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大阪湾にスナメリ生息

大阪湾の関西空港周辺にスナメリが生息しているようです。

以前、明石浦漁協の職員の方の講演会を聞いた折、明石海峡でイルカを目撃したという風におっしゃっていました。これがイルカなのかスナメリだったのかは分かりませんが、大阪湾から明石周辺にかけてはスナメリの類がいるようです。

以下、朝日新聞の記事より。

大阪湾にはごく少ないとみられていた世界最小のクジラの仲間・スナメリが、関西空港島を中心とした海域で繁殖している可能性が高いことが、大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA、大阪市)の調査でわかった。10頭程度の大きな群れが目撃された例もあった。ただ遭遇率は極めて低く、沿岸の関係者は「大阪湾スナメリネットワーク」を結成し、保護活動に乗り出した。

 OCAは水族館や動物園などのスタッフを育成する学科を持つ。調査は05~07年、学科主任の近藤茂則さん(36)と講師の神田育子さん(31)が学生と協力して実施した。

 環境省が00年に実施した全国調査では、有明海や瀬戸内海、伊勢湾など5海域で計約1万8千頭が生息していると推定された。ただ、個体密度が低いと判断された大阪湾は調査対象外だった。だが、湾内で近年、漁師らによる目撃情報が相次いでいることから、OCAが独自に調査した。

 近藤さんらは05年10月~07年1月、大阪・泉佐野―兵庫・淡路島津名間のフェリー(07年1月末で休止)の操舵(そうだ)室に月平均2.8回、延べ約4400キロ乗り、水面近くを泳ぐスナメリを数えた。

 この結果、33群72頭が確認された。関西空港島南西の水深20~30メートルの海域が圧倒的に多く、水深40~50メートルの淡路島近海での発見はわずか。4月をピークに春から夏に数が増え、冬はほとんど発見できなかった。4月には親子連れも見られた。

 05年8月~06年7月にかけ、大阪府と国土交通省の調査船に延べ約43時間乗り、関空沖を回る調査もした。スナメリはやはり南西海域に集中しており、10頭程度の群れも2回目撃された。

 地元漁師へのアンケートやフェリー船員に委託した調査でも発見位置や季節の傾向は一致した。近藤さんは「関空周辺をスナメリがえさ場とし、春から夏に繁殖している可能性が高い」と分析。冬は南海上へ抜けるなど分散している、とみる。

 関空島周辺は禁漁区のうえ、藻の育成でえさの魚が増えたとの見方も地元にあるが、近藤さんは「現時点で影響は判断できない」と話す。

 フェリー航路は大阪湾内でスナメリが最も多く集まる海域とみられるが、遭遇率は1キロ平均0.016頭。調査手法が異なり単純比較できないが、環境省調査の5海域の数値より低い。近藤さんは「目撃情報が増えたからといって生息状況を楽観しない方がいい」と警告している。

    ◇

 OCAや大阪周辺の自然系博物館の関係者らが06年4月、「大阪湾スナメリネットワーク」を結成した。スナメリを湾の生態系のシンボルと位置付け、情報発信を目指している。

 仕掛け人は、遊園地「みさき公園」(大阪府岬町)の園長を03~06年に務めた南海電鉄社員の坂部直成さん(40)。今年50周年を迎えた園の歴史を調べるうちに、当初のスタッフが、傷ついたスナメリの保護に取り組んでいたことを知った。園の目の前の海にすむスナメリをもう一度守ろうと、ネットワーク結成を呼びかけた。

 今年5月からスナメリの原寸大模型やOCAの調査結果を紹介する巡回展を始めた。9月2日まで大阪市港区の海遊館で開催中で、ホームページを設けたり、学校でスナメリ講座を開いたりする構想もある。

 坂部さんは「スナメリを絶滅させないために何ができるか、人々に考えてもらうきっかけをつくっていきたい」と話す。

 《スナメリ》 インド洋から東アジアにかけての沿岸や大河に生息し、日本近海が東・北限。体長1.7メートル、体重50キロ程度で、クジラ・イルカの仲間で最も小さい。明灰色でくちばしや背びれがなく、顔が丸い。水深50メートル以下の砂底の海を好み、小魚やエビをえさにしている。全国的に激減傾向で、埋め立てや砂採取に伴う浅海の消滅、水質悪化によるえさの減少などが原因とみられている。」

Sunameri

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貝は有害物質を蓄積する

今年、潮干狩りシーズンにアサリから貝毒が検出されて大阪湾のアサリは食用禁止となりました。

遠く離れたブラジルでは、貝料理を食べたトランペッターが中毒死したようです。

貝というのは海水中の有毒物質を濾過する機能を持っているようで、有毒な海水を吸い込み、濾過し、きれいな海水を海に戻すという役割を担っているようです。

これでめでたし、めでたし、と言いたい所ですが、濾過された有毒物資は貝の体内に残るようで、これを食べると中毒症状を起こすようです。

この辺をよく理解して貝を食べないと、とんでもないことになるようです。日本の場合は検査をしているので被害は聞いたことがありませんが、外国では被害があるようです。

以下。サンパウロ・シンブンの記事より。

去る二十四日にはバイア州サルバドル市でファブリシオと呼ぶトランペット奏者がカメローの屋台に友人一人と入って貝汁を食べたところ中毒症状を起こし、病院二つを担ぎ回されたあと手厚い手当ての「カイ」もなく死亡した。友人の方には何事もなかった。

 この事件はブラジルの社会に大きな反響があり、有名テレビ局では専門家を呼んで死因を解説してもらった。専門筋によると何か汚染物質が流れ込んでくるとそれを「濾過」する作用があるが、コーヒーをこしたあとのように有害物のカスが体内に残る。それを食べると中毒という説明だった。

 しかし、折から大西洋ブラジル海岸は赤潮に見舞われていた。それを指摘する専門家は一人もいなかったことは首をかしげさせる。

 南伯のサンタカタリナ州では衛生局が同州南のペンニャ海岸及びサンフランシスコ・ド・スール海岸からの貝採集と取引を禁じた。期限の定めはなかった。この措置はバイア州におけるファブリシオ氏(二九)の死亡に先立つ六日前の十八日にとられている。禁止直前に採集された貝は厳重な衛生検査を受けることになる。

 赤潮にまみれた魚貝類を知らずに食べると下痢、頭痛、めまい、嘔吐などを引き起こし、症状が長びけば癌に発展することもあり得る。

 二十日にイタジャイ大学で赤潮一リットルを分析したところによると「ダイノフイジス・アクミナタ」と呼ばれる珪藻類の細胞七千五百個を検出した。二百個で人体に中毒症状をひき起こす、というのだからそれの三七・五倍、いかに有害度が濃厚であるか想像できる。

 ブラジルでは貝類をモルスコ(貝以外の軟体動物を含む)とオストラの二種に分類する。オストラと呼ばれる種類の方は日本人の好み。サンタ・カタリナ州衛生局によるとペンニャ海岸とサン・フランシスコ・ド・スール海岸の貝養殖場を赤潮禍から一時閉鎖したことで十分他の海岸の貝は心配なし、としている。

 同州はオストラ貝の年産三千百五十トン、モルスコと呼ばれるメシリョン貝は一万一千六百トン。しかし北海岸での採集量は小さくオストラ貝は全体の一%、モルスコは二〇%。

 サンタ・カタリナ衛生局によると魚類は貝類のように有害物を蓄積する作用を持たないので赤潮にまみれても消費に差し支えなし、としているが、赤潮の情報は例えばサンパウロ市のレストランを直撃している。多くの有名レストランは貝類の料理を一時メニューから外している。

 ルバイヤー・グループだけが従来通り貝料理を出している。ルバイヤーによると同レストランが仕入れる貝類は赤潮禍に遠く、しかも納品される貝類は料理の前に民営検査所に送られて精密検査を受けているとのことだ。

 しかし、貝料理を出すのはこうした大手レストランだけでない。各国コロニアの中小レストランでもメニューに出されているはずだが赤潮禍の影響については情報がない。ついでだが赤潮は当国で「マレー・ベルメーリャ」と呼ばれる
。 」

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カイヤドリウミグモでアサリ大量死

カイヤドリウミグモ

初めて聞く名前です。

写真を見ると非常に気持ちの悪い形をした生物で、諸星大二郎氏のマンガに出てくるような不気味なあの世の生物のようです。

今年は、千葉県周辺で大量発生してアサリ漁に大被害が出ているようです。

大量発生の原因は何なんでしょうか。気になります。

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海底耕して生態系再生

海底の泥を耕し、海底に空気を送り込み、二枚貝などを増やし、海底の生態系を回復しようと言う試みが神戸で開始されます。

夏になると海水表面での表層水の循環が起こり、水面の酸素が豊富な海水が海底に届かず海底が貧酸素状態になります。(これはスキューバーダイビングをしていれば感覚的に理解できると思います。)

この海底に空気を送り込み自然な状態を回復しようということです。

こういう試みは湖では10年、20年前から行われていますが、海でははじめてのようです。

前々からこういう試みがなされれば青潮の問題も解決するのではないかと思っていただけに非常に楽しみです。

以下、神戸新聞より。

兵庫県は7月から、海底に酸素を供給するための作業機を使い、水質浄化作用がある二枚貝などを増やす実験を芦屋市の人工海岸で行う。船上からキャタピラ付きの作業機を操作し、気泡を噴射しながら海底の泥を耕し、有機物の分解を促進する。県は「美しい海と豊かな生態系を再生する技術を実証したい」と効果に期待している。(森本尚樹)

 環境省の先端技術の効果を実証するためのモデル事業。実施機関になった兵庫県は貧酸素解消の技術を募り、北九州市の環境整備会社「キューヤマ」が開発した技術を選んだ。固定式の気泡噴射機や、海底を耕す作業機は実用化されているが、両方備えた作業機の利用は全国初という。

 計画では、南芦屋浜の波打ち際から約百メートル先の海底(水深約六-七メートル)に、作業機(高さ約六十七センチ、幅約百六十六センチ、奥行き約百五十五センチ)を走らせる。作業後、水中酸素量のデータを抽出し、実験していない場所と比較する。来年二月まで続けるが、回数や検証は今後協議する。

 県内の瀬戸内海側の海岸では、海底に積もり過ぎた有機物を分解するのに多くの酸素が必要で、特に夏場は循環が悪いため酸素不足が深刻化。アサリやゴカイなどが生きられない「貧酸素」の状態という。

 実験の効果が上がれば、海底の酸素量が増えて生物がすめるようになり、ろ過作用で水や泥の浄化が進むとみられる。

 県水質課は「いったん貧酸素を解消すれば、海藻が増えて酸素が自然に供給される。効果が実証されれば画期的な技術になる」と話している。

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山口県の原発予定地でクサフグ産卵

山口県の原発予定地でクサフグの産卵が確認され、この海岸を天然記念物に指定するように自然保護団体が働きかけているという記事を見つけました。

この記事を読んでいて、何が言いたいのか今ひとつ分かりませんでした。

クサフグが産卵するから天然記念物にするというのは、分かるようで分からない理屈ですね。

クサフグは関西では5月のゴールデンウイーク頃から綺麗な砂利浜で産卵します。

しかし、この綺麗な砂利浜自体が現在では珍しくなっており、クサフグの産卵を目にすることは稀だと思います。

クサフグが産卵するから天然記念物に指定するのでなく、数少ない貴重な自然の浜だから天然記念物に指定するという話の方がすっきりすると思います。

クサフグなんてどこにでも居ますからね。

何か、クサフグの産卵を見つけたから、ついでに天然記念物にしてしまえという感じの記事です。

この記事だけでは自然保護団体の意図がよくわからないので、もう少し親切な記事だと有り難いんですがね。たぶん、自然保護に興味の無い記者が書いた記事でしょう。

以下、西日本新聞より。

自然保護団体「長島の自然を守る会」(高島美登里代表、130人)は14日、中国電力が上関原発建設計画の詳細調査を実施している上関町長島田ノ浦の海岸で、クサフグが産卵していることを初めて確認した、と発表した。
{CP}
 クサフグ産卵地は、県内では同海岸から約15キロ離れた光市室積の海岸が、県の天然記念物に指定されている。同会は、産卵が8月ごろまで続くことから、詳細調査の中止を近く中電と県に申し入れ、田ノ浦の海岸も天然記念物に指定するよう県に要請する。

 同会によると、産卵を確認したのは10日午後の満潮時。ハヤブサとチョウのアサギマダラの生態調査で海岸を訪れていた会員3人が、小石混じりの海岸に集まって産卵するクサフグを見つけ、写真とビデオカメラで撮影した。

 高島代表は「ここに貴重な生態系があることが、新たな発見でこれまで以上に明らかになった。詳細調査の中止を強く訴えていきたい」と話した
。」

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魔の海域サルガッソを宇宙から撮影

1950年代や60年代に撮影されたSF映画では、サルガッソ海というのは魔物が住み、宇宙人の基地がある魔の海域だった。

実際、動力源を風力に頼っていた時代の舟は、サルガッソ海での遭難例が多いとのこと。

海には海草があふれ、風の吹かない魔の海域。

迷い込むと生きては出れない海域。

それがサルガッソ海であった。

バミューダー・トライアングルと伴に、SF少年達の心を捉えた海域であった。

科学の発達により、このサルガッソ海も丸見え状態のようである。

衛生写真で撮られたんじゃ夢もロマンもあったものじゃない。

科学が進歩すると、古い夢は、どんどん消えていってしまう。

サルガッソ海は、いつまでも魔の海域であってほしかった。

以下、時事ドットコムの記事より。

帆船時代に魔の海域と恐れられた大西洋北西部の「サルガッソ海」に近いメキシコ湾で、海藻のホンダワラ類(サルガッソ)が繁茂する様子を人工衛星で初めて撮影したと、欧州宇宙機関(ESA)が13日までに発表した。船舶航行の安全確保が目的ではなく、海藻が吸収する二酸化炭素の量を調べ、地球規模の気候変動の予測に役立てるためだという。
 
サルガッソ海は、バミューダ諸島と西インド諸島の間の海域。風が弱く、ホンダワラ類が大量に浮遊しているため、帆船が迷い込むと脱出できず、遭難する事故が多かった。
 ESAの環境観測衛星「エンビサット」は、夜間、ホンダワラ類に含まれる葉緑素が放つ蛍光を感知するセンサーを搭載。メキシコ湾にどれぐらいのホンダワラ類があるか、画像で明らかにした。

Sarugassho





















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下関で熱帯性巻貝発見!

山口県下関周辺で熱帯性の巻貝が確認された模様です。

1980年代から海水温が上昇しており、それに合わせて熱帯性の貝が生息しだしたようです。

和歌山県周辺でも熱帯のサンゴの一種のリュウキュウキッカサンゴが確認されたり、西日本周辺の海が亜熱帯化してきたような気がします。

山口県の萩周辺は、深海魚の捕獲報告が多く、和歌山県も白浜~田辺にかけて深海魚の捕獲報告がある地域です。

海域の亜熱帯化と深海魚の捕獲に関係があるのかどうかは不明ですが、少々気になります。

以下、読売新聞より。

萩市の萩博物館の堀成夫研究員(36)は、今年1月から4月にかけて下関市豊北町角島の大浜海岸で、日本海側では初めてとなる熱帯性巻き貝「スソムラサキダカラ」「ジュセイラ」「キビムシロ」の成貝3種類(殻長十数ミリ~三十数ミリ)を採取。館内で展示している。

 文献ではいずれも太平洋からインド洋の熱帯を中心に分布。日本近海ではこれまで、スソムラサキダカラが房総半島から南の太平洋側、ジュセイラは紀伊半島から南の太平洋側と韓国の済州島、キビムシロは房総半島から南の太平洋側と九州西部からしか発見報告がなかった。

 堀研究員は、県内の日本海側で1980年代末から海水温が上昇していることを受け、萩近海の環境変化を生物面から把握するため、海岸部に打ち上げ られた貝類調査を続けている。完全な形の貝殻は、潮流に乗って遠方から流れてくることはなく、今回の3種も、最近まで近くで生息していたとみられるとい う。

 一方、これまでの調査で日本海初の熱帯性海洋生物は、一時低温になった2006年を除き01年に3種類、02年に1種類、03年に3種類、04年 に5種類、05年に9種類が見つかっている。今回の発見を受けて、堀研究員は「高水温が依然として生物界に影響を与えていることを示唆している」としてい る。

 博物館では、県水産研究センターや下関市の海響館などと連携し、最近よく出現する深海生物と合わせ、これら熱帯生物の出現状況や要因を追究していく。


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大阪湾の貝毒、有害プランクトンの大発生が原因

ここ数年、春の潮干狩りシーズンになると大阪湾ではアサリ等で貝毒が検出され、捕った貝が食べれないと言う事が起こっている。

今年も大阪湾の貝で貝毒が検出され、食用には出荷されていないようである。

この毒は、有害プランクトンが例年の100倍近く発生し、それを食べた貝の体に毒が蓄積して貝毒になるようです。

昔は、春先でもこんな貝毒騒ぎは無かったような気がするが、私の気のせいでしょうか。

まあ、兎に角、大阪湾では潮干狩りもおちおち出来ないということです。

以下、Sankeiweb より。

 大阪湾のアサリや淀川のシジミなどから国の基準を超える麻痺(まひ)性貝毒が相次いで検出されている問題 で、原因は貝がえさにしている有毒プランクトンの大量発生だったことが28日、大阪府の調査でわかった。有害プランクトンは、今季は例年の約100倍の量 が確認されているという。大量発生の理由は不明で、府内の漁協は貝の出荷を当面、自粛。府も貝を採取したり食べたりしないよう注意を呼びかけている。

  問題のプランクトンはアレキサンドリウム・タマレンセ。大きさは約0.01ミリで、フグ毒に似た、神経を麻痺させる毒素を持つ。北日本の海中で確認される ケースが多いが、最近は全国的に拡散している。繁殖に適した水温は11~15度とされ、大阪湾では3月中旬から4月にかけて発生する。

  府内では、20日に二色の浜(貝塚市)で国の基準の5倍の貝毒がアサリから検出されたのをはじめ、25日には淀川下流(大阪市)のシジミから、26日には 大阪湾のアカガイとトリガイなどから、それぞれ基準を超える貝毒が検出された。二色の浜では、潮干狩りの際、採った貝を回収し、代わりの貝を渡すなどの対 応がとられている。

 大阪湾のプランクトン類は、府が週1回、大阪南港や堺市沖など14カ所で1ミリ リットルあたりの数を調査。問題のプランクトンは、例年なら1カ所あたり、多い場合でも数個が確認される程度だが、今月中旬から爆発的に増加。9日は最多 地点で15個だったが、17日は386個、23日には2地点で400個を超えた。このため、このプランクトンをえさとして食べた貝が毒素を蓄積し、基準値 を超えることになったとみられる。

 府水産技術センター(岬町)によると、過去に広島県沖の瀬戸内海で約3000個が繁殖して赤潮が発生した例があるものの、400個を超えるケースも極めて珍しいという。

 プランクトンが爆発的に増えたメカニズムは不明。昨年は適温とされる温度より低い水温でもプランクトンの繁殖が確認されていることから、今年は3月下旬から4月上旬にかけて、冷え込んだことが大量発生に関係している可能性も考えられるという。

 府は早期に安全宣言を出したいとしているが、担当者は「プランクトンを駆除するために薬品を使うようなことはできず、自然に任せるしかない状態」と途方に暮れている。

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淀川のシジミから貝毒検出

大阪の淀川河口で取れるシジミから貝毒が検出されたという記事を見つけました。

貝毒よりも重金属とかの汚染物質の方が気になるんですけど、どうなんでしょう。

以下、朝日新聞より。

大阪府は25日、大阪市淀川区塚本付近の淀川で採取されたシジミから国の規制値を超える貝毒が検出された、と発表した。シジミ漁をしている大阪市漁業協同組合は安全性が確認できるまで出荷の自粛を決めた。同市も採取しないよう市民に呼びかけている。

 淀川では下流の長柄橋(北区、東淀川区)から淀川大橋(福島区、西淀川区)にかけての浅瀬でシジミ漁が行われており、05年は102トンの水揚げがあった。

 貝毒は、有毒プランクトンを食べて毒が体内に蓄積した二枚貝などから検出される。府の調査で22日に採取されたシジミから、規制値の7.5倍の量のまひ 性貝毒が検出された。むき身で約100個(100グラム)以上食べなければ致死量に達しない毒性だが、舌や唇がしびれる恐れがある。

 大阪府内では同府貝塚市の二色の浜で今月17、18日に採取されたアサリから貝毒が検出された。

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サメ乱獲で海洋生態系破壊

最近、色々と取りざたされているサメの乱獲ですが、乱獲により生態系が崩れて思わぬところに影響がでているようです。

米国の東海岸でホタテ貝が減少するという影響がでているようです。

これはサメの絶対数が減少し、サメが捕食していた魚が増え、その魚が貝を食べて貝の数が減るということのようです。

サメというと海のギャングというイメージがあり、殺してもいい生物という印象がありますが、彼らにも生態的役割があるので、無闇やたらと殺さないほうがよいようです。

以下、Sanke Web より。

シュモクザメやメジロザメといった大型のサメの数が、フカヒレ目当ての乱獲などで減少した結果、これらのサメ が餌にしていた魚が増え、米国の東海岸でホタテガイなどが減る傾向にあることがカナダ・ダルハウジー大学などの研究で分かった。生態系の破壊の懸念からも 欧州連合(EU)では個体数が減少しているサメを保護する機運が高まっており、日本のサメ漁への影響も出そうだ。

 同大学の故ランサム・メイヤーズ博士らは、メジロザメやアカシュモクザメなど12種類の大型のサメと、それらのサメが餌にしているエイや小型のサメなど14種類の魚についてのデータを集め、最大35年間の個体数の推移を調べた。

 大型のサメのうち11種類は1970年から90年までに個体数が急減、その後も横ばい状態が続いている。これに対し、大型のサメが食べている魚は、12種が大型のサメの減少と逆のカーブを描いて個体数が増えていることが分かった。

 エイなどの数が増えた海域ほど、その餌のホタテガイやカキなどが減る傾向にあることも分かり、大型のサメが減ったことが、ホタテガイなどの減少と関連していると考えられた。

 グループによると、大型のサメはヒレ目当ての乱獲や漁業での混獲により、過去30~50年間に世界各地で個体数が急減。中には50年から90年ごろまでの間に90%近く減った種もある。

 グループは「サメなどの大型の魚が減ることによる連鎖的な生態系の破壊が、ほかの海域でも起こっている可能性がある」と指摘した。

 一方、EUはサメが減っているとの指摘を受けて、6月にオランダで開かれるワシントン条約の締約国会議に、「軟骨ががんに効く」などと宣伝されたこともあって個体数が減少しているアブラツノザメなど2種類を、条約の規制対象種にしようと提案する。

 専門家の間では、サメの国際的な資源管理の仕組みをつくるべきだとの声が高まっており、沿岸や沖合で多くのサメを漁獲し、輸出もしている日本にも影響が及ぶ可能性もある。

 絶滅の恐れがある種のリストを作っている国際自然保護連合(IUCN)のソニア・フォーダム博士は「サメの生息状況は悪くなる一方で、減少傾向は明確なのに、国際的な漁獲規制などはまったく存在しない。サメ漁の規制は急務だ」と話している。


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100歳の長寿メバル

防波堤なんかでもよく釣れるメバルで、100歳を超えるものがベーリング海で捕獲されたそうです。

魚と言うと短命というイメージがありますが、結構生きるんですね。

以下、読売新聞より。

Mebaru

















ベーリング海で3月中旬に捕獲されたメバルの一種が、推定年齢100歳前後の長寿魚だったことが、米海洋大気局(NOAA)の調査でわかった。

 アラスカのトロール漁船が捕まえ、冷凍保存された個体をNOAAの専門家が調べた。

 長さ約1・1メートル、重さ約27キロ・グラムのメスで、耳石(じせき)(耳の骨)を精査したところ、年齢が90~115歳程度と判明した。魚の 耳石の表面にある輪状の紋は、1日1本ずつ増えるので、樹木の年輪のように成長の過程がわかる。今後、胃に残った内容物や組織を調べて繁殖力などを研究す る。

 この海域は海水温が低いことから、魚の成長が遅く、大きな魚には、長生きしたものが多い。

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暖冬でノリ不作、その対応は!

今年の暖冬の影響はスキー場だけではないようです。

日本各地で行われているノリの養殖に打撃を与えているようです。

暖冬により植物プランクトンが例年より多く発生し、海水中の栄養分を消費し、ノリに栄養が行き渡らないようです。

その解決策として、ダムから緊急放流を行い、栄養塩類を海に補給するようです。

結構しゃれた解決策ですね。
結果はどうなるかわかりませんが、対応としては柔軟でいいと思います。

以下、岡山日日新聞より。

岡山産ノリの色落ち対策として、吉井川流域の苫田ダム、高梁川流域の小阪部、千屋両ダムからの緊急放流が16日午前9時から始まった。植物プランクトンの 異常発生などによる栄養塩不足を補うのが狙いで、緊急放流は昨年2月にも実施しており、2シーズン連続となる。  同流域とも20日午前9時までの4日間、通常の放流量に毎秒4立方メートルを上乗せして流す。県水産課によると、岡山県沿岸のノリ養殖場の栄養塩濃度は 色落ちが始まる1リットル当たり3マイクログラムを切る同2・2マイクログラム(13日現在)にとどまっており、栄養塩が豊富な河川水を導入に効果がある ことは昨シーズンの放流でも実証されている。  今シーズンの県内のノリ養殖は暖冬により水温低下が遅れ、出荷が大幅にずれ込んでおり、栄養塩不足による色落ちはダブルパンチ。このまま対策を講じなけ れば出荷額ベースで平年の半分程度に落ち込むことが懸念されている。

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養殖エビ「バナメイ」の陸上養殖

養殖エビの「バナメイ」を陸上で養殖する企業が現れたようです。

バナメイの解説→

バナメイはホワイト系養殖エビと言われ、ブラックタイガーにかわり近年養殖が増えているようです。

養殖による海洋汚染、環境破壊が取りざたされている昨今、陸上養殖により環境に負荷を与えないのであれば、こういう方法も今後の進むべき道かもしれません。

以下、NIKKEI NET の記事より。

建設業の岡田土建工業(新潟県妙高市、岡田巌社長)は国内で需要が伸びているエビ「バナメイ」の陸上養殖を始める。浄化施設の整った室内プールで薬品など を使わずに育てる。中国の消費拡大などでエビの価格は上昇しており、国内生産でも採算がとれると判断。今年夏から国内向けに出荷を始める。公共工事が主力 で受注減に苦しむ同社は経営多角化を急ぐ。

 同社はエビの陸上養殖技術を持つアイ・エム・ティー(IMT、東京・新宿、三上恒生社長)、原信、コロナとの共同出資で妙高雪国水産(妙高市)を設立した。4月完成を目指し、妙高市内に横13メートル縦40メートルのプール2本などを備えた養殖施設を建設している。

 特定病原菌のない稚エビをハワイから輸入し、段階的に塩分濃度を低くした4つの水槽を経て、淡水の養殖プールに移す。自然の生育環境を 再現するためプールにはエビの隠れ家となる人工海草を植える。水温は28度に設定し循環ろ過するほか、定期的に波を起こしてエビが運動不足になるのを防 ぐ。薬品や抗生物質は与えない。

下の写真は、上がブラックタイガー、中がバナメイ、下がインディカス。

Ebi

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暖冬の影響でイカナゴ少なめ

兵庫県明石の春の風物誌イカナゴが今年は暖冬の影響で個体数が少ないようです。

3月になるとイカナゴの新子漁が解禁となり、魚の棚商店街はイカナゴの新子を買い求める人でごった返します。

イカナゴの新子はシラスのような感じで、これを醤油、砂糖、しょうがで煮込んだものを「イカナゴのくぎ煮」といい、明石周辺のお母さん達は春になると何かに取り憑かれたようにくぎ煮を大量に作ります。

郵便局では「くぎにパック」とか言って地方発送を取り扱いだします。

いかなごは気候変動というか水温変化に影響されやすいようで、年毎にかなりむらがあります。

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中国が深海基地を建設へ

中国が深海基地を建設することを明らかにしたようです。
今年中にも、7000メートルまで潜れる潜水艦の試験を行うようです。
経済発展に伴い、エネルギー・資源開発が急務な中国が深海の開発に目を向けだし、日本もうかうかしてられません。「女性は~をする機械だ。」なんていう発言でもめている場合では無いのではないでしょうか。ちょっと危機感を感じます。

FujiSankei Business の記事へ→

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エチゼンクラゲからコラーゲン抽出

日本海で漁業に多大な被害を及ぼしているエチゼンクラゲからコラーゲンの抽出に成功したようです。廃物利用というかやっかいもの利用というか、兎に角、利用できて少しでもお金になればいいのではないでしょうか。先日もブラックバスから肥料用の魚粉を製造する事業がスタートしたという記事を目にしましたが、厄介者でも結構利用できるようですね。

以下、朝日新聞より。

「厄介者」転じて化粧品に――。化粧品原料メーカーのテクノーブル(大阪市西区)は、エチゼンクラゲからコラーゲンを抽出する技術を開発した。魚や豚を使うコラーゲンより保湿効果などで上回るといい、年内にも、化粧品会社などへの販売を本格化させる計画だ。

 エチゼンクラゲは夏から冬にかけ、日本海沿岸で大量に出現することが多い。傘の直径が2メートルに達するものもあり、漁網を破ったり、浜に漂着したりすることも頻繁だ。

 もともと魚の皮などから抽出しているが、「邪魔者でも魅力ある資源として有効活用できる」(澤木茂豊取締役)とクラゲの成分に着目。05年秋から、福井県内の複数の漁協の協力を得て、抽出方法や成分分析の研究を始めた。

 同社によると、エチゼンクラゲは9割以上が水分だが、0.1~0.2%程度はコラーゲン。魚や豚の皮から作るより、不純物が少ない。最終的にはクリームやローションに配合されそうだが、クラゲの方が、保湿効果が高い製品に仕上がる。

 新型の抽出装置を奈良市内の工場に設け、1月上旬から試験稼働させている。福井県の漁協管内の船の網にかかったクラゲを入手し、切って冷凍加工するなどして工場に運ぶ。遠心分離器などで成分を取り出す。

 大きさがまちまちで一概に言えないが「数十匹から200グラム程度」抽出できるという。年に10トン程度生産。価格は従来の原料と同程度になりそうという。

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養殖魚にワクチン

養殖魚といえば病気の予防に抗生物質を大量に投与するというイメージがありますが、最近は抗生物質ではなくワクチンを接種しているようです。魚1匹1匹に注射するんでしょうか?
一度現場を見てみたいものです。

以下、北海道新聞より。

ブリやマダイなどの養殖魚の感染症対策は抗菌・抗生物質製剤による治療から、ワクチンを使った予防に軸足を 移しつつあることが水産用医薬品に関する農水省の最新の集計で分かった。ワクチン販売額は二○○四年には十二億円まで増え、減少傾向が続く抗菌・抗生物質 製剤に迫る勢い。ワクチンは魚体への残留の心配がなく、「今後の普及で『養殖魚は薬漬け』の誤解に基づくマイナスイメージを払拭(ふっしょく)できる」と 同省は期待している。

 農水省の集計によると、○四年のワクチン販売額は前年比七億円増で、本格調査を始めた二○○○年(三億円)の四倍に増加。これに対し、抗菌・抗生物質製剤の推定使用額は前年比四億円減の十五億円で、二○○○年(三十五億円)から半減した。

 養殖魚の病気による推定被害額は前年比三十二億円減の百十五億円で、生産額(二千七百十四億円)の4・3%。推 定被害額は二○○○年以降、年間百億-百五十億円で推移しているが、以前は二百億円を超えた年もあり、ワクチンの普及が進んだことで、被害が減少したと農 水省はみている。

 現在承認されているワクチンは、マダイやブリ、シマアジの大量死をもたらす「イリドウイルス」のワクチンなど九種類。承認第一号は一九八八年だが、種類が増えたのは九○年代後半で、効率よく投与できる連続注射器の開発などで普及が始まったという。

 抗菌・抗生物質製剤は魚体への残留を避けるため、使用時期などが厳しく規制されているが、ウイルスなど微生物を基に、毒性が働かないようにして製造したワクチンに残留の懸念はないという。

 農水省水産安全室は「ワクチンで養殖魚の『食の安全』は大きく前進した」と話している。

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海産物にもエコラベル

森林経営などでは持続的な森林経営をしている森林から伐採された木材にエコマークが付けられることがありますが、スーパーに並ぶ魚介類にもエコマークが付くそうで。
イオンがエコラベル(MSC認証)の付いた魚介類を販売するそうです。
MSC認証というのは、初めて聞きました。
スーパーなどでよく見かけるブラックタイガー(エビ)なんかはMSC認証を取れないんでしょうね。あれは、マングローブや森林を伐採して養殖池を作っているという話を聞いたことがあります。日本の養殖魚なんかも全くだめなんでしょうね。抗生物質を大量に与えた養殖魚ですからね。
これを機に消費者(私も含めて)も生産者も日常的に消費している海産物がどの程度自然環境に影響を与えているかに関心をもつようになればいいですね。
実際、私も、何となく日常消費している食材が環境に多大な影響を与えているんではないかと思っていますが、その実体を知る術がありません。
日常生活において環境配慮型の消費形態を考えるいい機会になるという気がします。

以下、FujisankeiBusinessの記事より。

スーパー大手のイオンは11月末からグループ8社の全国約660店舗で、資源に配慮した漁業に与えられる海のエコラベル「MSC認証」を受けた商品の販売を始めました。

 エコラベルは、商品が環境に配慮したものであることを購入者に伝えるために表示するラベルの総称です。エコラベルには各企業が自主的に宣言するものや第 三者機関によって運営されるものがあります。MSC認証は第三者機関によるもので、世界自然保護基金(WWF)などで作る海洋管理協議会(MSC)が認定 しています。MSC認証は海の環境を保全しながら天然の海産物の持続的な利用を実現する、魚や貝、エビ、カニなどの海産物製品に付けられるものです。これ までに米アラスカの天然サーモンなどを対象とした21漁業が認証されています。

 エコラベルは、消費者が環境保全を間接的に支援するとともに、業者の取り組みを後押しするもので、環境配慮型社会の実現に向け、注目されるとみられています。

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数万匹のサンマ、知床の海岸を埋め尽くす

大量の秋刀魚が知床の海岸に打ち上げられたようです。
どんな光景なんでしょうか。一度見てみたいですね。
以前に、5月頃淡路島でクサフグが産卵のため海岸を埋め尽くしているのを見たことがあり、その時は手づかみでフグを捕獲することができました。捕獲しても食べれませんでしたが。知床ではサンマ取り放題なんだろうね。

以下、読売新聞より。

北海道・知床半島にある斜里町ウトロの海岸で、大量のサンマが打ち上げられているのが見つかった。

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 数万匹はいるとみられる。ウトロ港から幌別川河口にかけての2キロで確認され、場所によっては、幅5メートルにわたり海岸を埋め尽くした。

 18日夜、地元の住民が見つけた。様子を見ていた遠藤しのぶさん(31)は「サンマは生きたまま陸に上がって跳ねていた。こんなにたくさんの魚が打ち上げられたのは初めて」と驚いていた。

 同町環境保全課は「温かい海面近くにいた群れが、何らかの原因で冷たい水の中に入り、仮死状態になって打ち上げられたのでは」と推測。

 北海道立釧路水産試験場の丸山秀佳・資源管理部長は「大きな魚や冷たい水に追われ、逃げ場が無くなったのではないか。オホーツク海にサンマが多く回遊してきた1980年代前半ごろまでは、数年に一度見られたが、最近では珍しい」としている。


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伊良部島沖で氷河期のサンゴの化石発見

氷河期と言うと地球全体が凍りついたというイメージがありますが、伊良部島周辺にサンゴが存在したという証拠が発見されました。深さ120mの海底で発見されたようで、サンゴは浅い海に生息することを考えると、今から3万年~2万2000年前は現在より120mも海面が低かったということになるようです。
このままいくと、地球温暖化でモルディブが水没するということですが、それどころの水位変化じゃありませんね。120mとはすごいね。

以下、毎日新聞より。

暖かい海で育つサンゴ礁が、氷河期の日本にも存在したことを示す化石を、金沢学院大、熊本大などのチームが沖縄県の伊良部島沖で初めて見つけた。こ の時期のサンゴ礁としては世界最北端に位置しており、当時の海水状況や、長期的な気候変動を知る手がかりになるという。日本地質学会の英文誌に発表する。

  サンゴ礁の化石は、伊良部島から10キロ南西、深さ120メートルの海底下で見つかった。共同で調査していた石油天然ガス・金属鉱物資源機構が海底を8 メートル掘り下げたところ、厚さ5メートルのサンゴ礁の化石を見付けた。年代測定の結果、3万年前から2万2000年前まで、8000年間にわたって存在 したことが判明した。

 この時期は氷河期(約7万~1万年前)の後期で、最も地球が寒冷化した「最寒冷期」(約2万年前)の直前にあたる。サンゴ礁は太陽光が届く浅い海に発達することから、当時の海面は現在より約120メートル低かったことも推定できた。

  サンゴ礁の現在の北限は鹿児島県種子島付近。氷河期の北限は特定されていないが、伊良部島までは実際にあったことが確かめられた。金沢学院大の佐々木圭一 助教授(地質学)は「当時は黒潮が列島の東側を流れていたという仮説があり、氷河期でも海水温が高かった可能性はある」と話している。

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珍魚セミホウボウ

セミホウボウという魚が三陸で捕獲されたというニュースが流れていました。
昆虫のセミに似ているらしく、めずらしい魚のようです。

Semihoubou

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42年後に食用の魚消滅

42年後には乱獲や汚染により食用の魚が消滅するという不気味な予想がなされています。
そういえば、最近マグロの高値が続いているというニュースをテレビでよく目にしますが、他の魚にも波及するんでしょうか。魚が消滅するというのは考えにくいですが、種が減ったり、数が減ったりするのはあるかもしれませんね。

以下、読売新聞から。

約40年後にはすしや刺し身が食べられなくなる?――。魚の乱獲と環境汚染が現在の規模で続いた場合、2048年までに食用可能な魚介類のほとんどは消滅してしまうという報告をカナダ・ダルハウジー大などの国際チームがまとめた。

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 3日付の米科学誌サイエンスに掲載された。

 同大などが03年まで50年あまりの世界の海洋調査や魚群記録などのデータを解析した結果によると、世界で漁獲した魚の29%は、同年の時点で漁獲量の9割が減少。これらは乱獲や汚染などによる生態系の破壊が原因と見られ、湖や川でも同様の傾向がみられるという。

 すでに危険な状態にある大西洋マダラのほか、将来的には、アサリなどの二枚貝からカジキ、キハダマグロなどのマグロ類、さらには魚をえさにする鯨類までが、ピーク時の1割以下という漁獲困難な水準に衰退する恐れがあるという。

 研究チームは「個別の種の保護から、包括的な海洋生態系の管理へと、保護政策を転換する必要がある」と主張している。この研究に対し、食糧農業機関(FAO)の当局者は3日、「人類が何の対策も講じなかった場合の試算であり、あり得ない」と反論している。

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巨大なオオアカヒトデ捕獲

四国で腕の長さが40センチもある大きなヒトデが捕獲された模様。
写真で見るかぎり非常に気持ち悪いヒトデです。
イトマキヒトデくらいだとかわいいんですが、これはちょっとね。

以下、徳島新聞の記事より。

牟岐町灘の町立貝の資料館・モラスコむぎが二十七日、同町沖で捕獲された大ヒトデ・オオアカヒトデの展示を始めた。

 ヒトデは、五本の腕の長さが最長四〇センチほど。同館によると、牟岐沿岸ではよく目撃されるが、ほとんどが三〇センチ以下で、ここまで大きいのは珍しいという。

 二十四日午後、近くの漁業村上国光さん(65)がエビ網に掛かっていたのを見つけ、同館に持ち込んだ。

 同館は「変わった生き物が捕まると連絡をくれる漁師さんが増えてきた。できるだけ多くの人に地元の海を紹介したい」と話している。


Hitode

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クロレラでキジハタの生存率向上

関西では「アコウ」と呼ばれている高級魚のキジハタですが、養殖は中々難しいようです。
原因としては幼魚のエサとなるプランクトンが幼魚の口より大きいため、幼魚が餓死するのが最大の原因だそうです。養殖時に植物プランクトンのクロレラを与えることで、動物プランクトンの子供が発生し、これを幼魚が食べて生存率が向上するとのこと。
餌を直接与えるのではなく、餌の餌を与えることにより養殖を成功させるというのは中々面白い方法だと思います。

以下、 西日本新聞より。

県水産研究センター外海研究部(長門市)は、漁獲量が少なく「幻の高級魚」と呼ばれる、キジハタの稚魚の安定育成に成功した。水槽1トン当たり約1000匹以上と、全国トップレベルの生産を記録した。


 キジハタの育成は、ふ化後の稚魚に与える動物プランクトン「シオミズツボワムシ」のサイズが稚魚の口より大きく、十分に捕食できないため、稚魚が大量に死ぬことが最大の課題だった。

 同研究部は、キジハタの稚魚を育てる水槽内に、小形のシオミズツボワムシ(0.15ミリ)と、その餌となる植物プランクトン「クロレラ」を同時に入れて 育てた。その結果、稚魚の口より小さな餌となるツボワムシの子ども(約0.1ミリ)が増え、キジハタの稚魚の大量育成に成功した。また視力が弱い稚魚が餌 を容易に見つけられるよう、人工照明で明るい環境にした。

 同センターで、体長約4センチまでに育った稚魚は、2004年度は1225匹だったが、本年度は1万1346匹まで増えた。稚魚は現在、約10センチ前 後に成長。23日から順次、長門市の油谷湾に放流する計画だ。南部智秀専門研究員(34)は「稚魚の生存率が大幅に向上した。安定的な大量生産技術の確立 に向けさらに研究を続けたい」という。

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セイタカイソギンチャク異常繁殖

和歌山県白浜町の綱不知漁港と付近の海でセイタカイソギンチャクが異常繁殖しているようです。
このイソギンチャク、ダイビングなどをしているとよく目にするような気がしますが、かなり厄介者のようです。
何らかの環境変化の信号なのでしょうか。

以下、紀州民報より。

生命力が強く、駆除が難しいイソギンチャクが、白浜町の綱不知漁港と付近の海で異常繁殖していることが分かった。養殖いけすに付着すると、魚体に傷が付く恐れがあるという。町農林水産課は「被害の報告はまだないが、憂慮すべき現象」と警戒している。


 繁殖しているのはセイタカイソギンチャク(セイタカイソギンチャク科)。同課職員が、イソギンチャクなどに詳しい串本海中公園センター(串本町)の内田紘臣名誉館長に生体を見てもらった。

 熱帯地方に生息しているが、西日本の温暖な海域でも見られる。体色は茶。高さ4センチ、触手を広げた直径3~4センチが平均的な大きさ。触手がちぎれても、ちぎれた部分が光合成をして増えるため、驚異的に繁殖するという。

 異常繁殖に気付いたのは綱不知地区の漁業島和敏さん(46)ら。貝や釣り餌用のウニなどを捕るためほぼ年中、付近の海に潜っている。

 島さんは「これまで古賀浦で少し見られた程度だったが、ここ3、4年で急に増えた。綱不知漁港内から藤島にかけての水深4、5メートルの海底の岩にびっしりと付き、気持ち悪いほど」と話す。

 内田さんは「紀南地方では30年ほど前まで見られなかった。20年ほど前からたまに見られるようになったが、これほど広がった例は聞いたことがない」と驚いている。近年の水温上昇が要因の一つとみている。

 触手には毒があり、魚が刺されると白っぽい斑点ができることもある。古賀浦周辺でフグを養殖している業者は被害があったという話は聞いていないという。

  いけすに付着した場合、海でいけすを使用したままでは駆除できない。イソギンチャクの抗体が強く、薬品を使うと養殖魚が先に死ぬ。熱湯か真水で駆除は可能 だが、イソギンチャクの体の一部が海中に浮遊し、再びいけすに付着してしまう。海中で繁殖しているイソギンチャクを駆除することも不可能に近いという。

 町農林水産課は「魚に対する影響は否定できない。水温が下がる冬場の状況を見守る一方、漁協など関係団体と協議し、駆除対策を考えたい」と話している。

 イソギンチャクの異常繁殖については、町議会9月議会で正木司良議員(無)が町に調査を要請していた。


Carly5










ただ、こいつにも天敵がいるようです。
熱帯の海でたまにみかけるソウシハギが、このイソギンチャクを食べるようです。以前、10月頃に和歌山市周辺に釣りに行って、このソウシハギがふらふらと水面を泳いでいるのを見かけたことがあります。10月頃は和歌山周辺でも死滅回遊魚をよく目撃します。

Sousihagi

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陸に這い上がる直前の魚の化石

豪州のビクトリア博物館で魚が陸に上がる直前の魚類の化石が展示されているそうです。
頭蓋骨に鼻の穴が空いていることが証拠だそうです。

浮世の雑音を忘れ、遥か昔の地球に思いをはせるのも、たまには良いかもしれません。

以下、東亜日報の記事より。

豪州のビクトリア博物館が19日公開した、3億8000万年前のデボン紀の魚「ゴゴナスス」の化石。豪州西部のキムバリー 地域で見つかったこの化石は、魚が陸上動物に進化する脊椎動物の進化過程の「ミッシング・リンク(失われた輪)」だと学者たちは説明した。この化石は頭蓋 骨に息をする穴があり、人に腕にある骨と同様のよく発達したひれの骨を持っている。

Kaseki

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カツオ漁の餌の養殖に成功

土佐の一本釣りで御馴染みのかつおの一本釣りですが、この餌を確保するのに結構苦労するということは我々があまり知らないことです。この餌の養殖に鹿児島県水産技術センターが成功したということです。
かつお釣りの餌というとイワシを想像しますが、近年漁獲量も減り、餌の確保に一苦労しているようです。
インドネシア近海に生息する魚でサバヒーという魚がかつお漁の餌として有効であり、このたびサバヒーの養殖に成功したそうです。外来魚でかつおを釣るというのも少し違和感を感じますが、それでかつおが釣れるなら良しとしましょう。
しかし、サバヒーとはどんな魚なんでしょうか。

以下、西日本新聞より。

カツオの一本釣りに使う生き餌として、海産魚サバヒーの研究を進めてきた県水産技術開発センター(指宿市)が、サバヒーの人工種苗生産(産卵とふ化、飼 育)に成功した。一本釣りの生き餌にはカタクチイワシが主に使われるが、しばしば餌不足に陥っていた。同センターは「今回の成功で餌の安定供給に道が開け る」と話している。

 同センターによると、1998年度にインドネシアからサバヒーの稚魚を輸入し飼育。3―6キログラムの8年魚61匹が育ち、今年19回の産卵で計約350万個の卵を産んだ。この中から22万個を採卵し、99%ふ化に成功。このうち約1万匹を全長12ミリの稚魚に育てた。

 遠洋カツオ漁船は、餌に使うカタクチイワシを水槽で運びながら操業するが、天然資源に頼るため不足して操業に支障が出る例が少なくないという。さらにカタクチイワシは高水温に弱く、冷却装置などが不可欠。

 一方、サバヒーの稚魚は高水温や低酸素に極めて強いため、冷却などの燃料代が軽減できるという。生き餌としての実用性も、同センターの調査船と奄美大島のカツオ漁船で2000年度から3年間行った試験操業で、証明されたという。

 同センターの中村章彦種苗開発部長は「さらにサバヒーの生産性を上げる技術開発に取り組み、民間への技術移転を進めたい」と話した。

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ノリの色落ちを森林がお助け

最近各地で問題となっている養殖ノリの色落ち問題ですが、ダムの水を放流することで海に栄養を供給し、色落ちを防ぐという試みが行われています。
「ノリの色落ち」というキーワードは、よく耳にしますが、実際にどのようなメカニズムなのかは知りませんでした。記事によると海の栄養分が不足すると発生する現象のようです。
海というとイメージとして富栄養という感じがしますが、そうでもないようです。
河川管理、特に砂防施設が整備されてくると海への土砂の供給が減り、砂浜が痩せてくるというのは理解できるんですが、陸地付近の海が貧栄養になることがあるんですね。驚きました。
しかし、海の管理は水産庁で、河川の管理は国土交通省ということになりましから、その辺の連携がスムーズに進むのでしょうか。

以下、中日新聞より。

水産庁は3日、海水の栄養分不足で養殖ノリが黒くならない色落ち被害を減らすため、森林の土壌の養分を含んだダムの水を放水して河川の流量を増やし、応急的に海に栄養を補給する研究に乗り出す方針を決めた。

 来年度予算の概算要求に研究委託費として4000万円を計上。伊勢湾、瀬戸内海、有明海での調査を検討している。

 色落ちは、雨不足で河川の水量が減り、ノリの栄養分となる窒素やリンが補給されなかったり、海で赤潮が発生して植物プランクトンが栄養分を吸収してしまうことが原因。有効な対策はなく、2000年度に有明海、03、05年度には瀬戸内海で色落ち被害が発生した。

 兵庫、岡山、香川の3県では昨年度のノリの売り上げが前年度比で2-3割減少した。

 今年2月、地元漁連の要請を受け、赤潮被害で栄養分が激減していた瀬戸内海へ緊急措置として岡山県の吉井川上流の苫田ダムから227万立方メートルを放水したところ、栄養分が増加した。

 ただ、ダムの貯水は飲料水や農業用水にも利用するため頻繁に放水できない問題点がある。

 このため、水産庁はノリ養殖場付近に栄養分を行き渡らせるため、来年度から3年間、海に観測地点を設け、ダムの放水時や降雨時の栄養分の分布状況、潮流との関係などの調査を研究機関に委託することにした。

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世界最小のイカ 「ヒメイカ」

「ヒメイカ」っていうイカをご存知ですか。
私は知りませんでした。
和歌山県の田辺湾のコアマモの群落の中で繁殖していることが確認されたそうです。
このイカ、生態がよくわかっていないとのこと。
その理由として、商業的に重要で無いからのようです。

しかし、田辺湾あたりは意外といろんな魚がいますね。
先日はリュウグウノツカイがあがってきたし。

以下、紀伊民報の記事より。

コアマモなど海草類の生態を研究している県水産試験場(串本町)は、世界最小のイカ「ヒメイカ」が田辺湾のコアマモ群落で繁殖していることを突き止めた。 生態系の豊かさを示す生物と注目している。上出貴士研究員は「全国的にほとんど生態の知られていないイカ。ほかの生物についても調べており、アマモ場の重 要性の指針や保全方法に役立てたい」と話している。

             

  ヒメイカは体長(外套〈がいとう〉長)2センチ以下と小さい。主にエビやカニなどの小型甲殻類を餌にしている。台湾からロシアまでの広い範囲の海に分布 し、日本では北海道南部以南に生息する。愛知県知多郡南知多町や北海道臼尻での報告例があるが、これまで水産業上有用でないため、生態などについてはほと んど知られていなかった。

 同試験場では、海草群落や干潟域が生物をはぐくむ仕組み、漁業との関係の解明を続けており、特にコアマモ群落の働きについて研究を進めている。

 今回、北海道大学大学院臼尻水産実験所の佐藤成祥さんが協力。2004年11月から05年11月までの13カ月、田辺市新庄町内之浦のコアマモ群落で調査した。

 生息するヒメイカは4月に最も大きくなり、平均体長10・6ミリ、平均体重0・16グラムだった。5月になると体長5ミリ以下の小さな個体が出現し、この時期に世代交代があるとみている。

 これまでヒメイカの研究はホンダワラやアマモなどがある水深2~5メートルの海域で行われており、コアマモが生える浅い海域(潮間帯)での調査は全国で初めて。

 上出研究員は「ヒメイカの生態を解析することで浅い海域の生態系をよりよく理解できるようになる」と話している。


Himeika

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貝毒判別キット

貝毒を判別するキットが発売されたという記事を見つけました。
今年の春先に大阪湾のアサリも貝毒が含まれると言うことで、採取・販売が禁止されていました。このキットを使えばアサリの毒も検出できるんでしょうか。
また、貝毒検査にマウスを使い、1年間に数万匹のマウスが殺されているというのにも驚きました。貝毒の検査に数万匹殺されているのなら、その他の実験でどのくらいマウスが殺されているんでしょうね。

以下、沖縄タイムスより。

トロピカルテクノセンター(うるま市、TTC)と東北大学の安元健名誉教授を中心とした研究チームは22日、県庁で記者会見し、タンパク質脱リン酸 化2A型酵素(PP2A)で、二枚貝などの貝類に含まれるオカダ酸などの毒性物質を迅速に判別できる「食品・環境汚染原因物質検出キット」の開発に成功し たと発表した。これまでより短時間、安価で毒性の判別が可能になる。遺伝子工学を用いた高純度のPP2Aの大量生産技術の確立は世界初という。

 貝類に含まれるオカダ酸などの毒性物質は、これまでマウスに注射して毒性を判定していた。そのため検査機関が限定され、検査に約1週間かかることや、1国当たり数万匹のマウスが殺されているなどの問題点があった。

 検出キットの開発で、場所を選ばず毒性の検査が可能になるほか、1時間程度で判別できるため、輸入または水揚げされる貝類の出荷の適否を即座に判別できるという。

 安元教授は「現在の検査薬は10万円で販売されているが、新しい検査キットは、より低価格で販売し、利便性を高めたい」と話した。

 TTCは、同研究で開発した技術について2004―05年に2件の国際特許を出願しており、研究内容を9月4日からデンマークのコペンハーゲンで開かれる有毒藻類の国際会議で発表する。

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明石タコ不漁

今年は明石タコが大不漁のようです。例年の半分程度だそうです。これは、今年の春先の低水温が影響しているようです。今年の明石は春のイカナゴの新子が小型が多く、それに続くサワラ漁は大不漁、夏のタコ漁も大不漁となりました。地球温暖化で海水温が上がっている地域が多いのに明石は別のようでうす。

以下、神戸新聞より。

「明石ダコ」のブランドで知られる明石沖のマダコが、今年は不漁に見舞われている。七、八月が水揚げのピークだが、明石市内の各漁協では昨年同期の半分以下に。追い打ちをかけるように漁船の燃料代も値上がりし、漁業関係者は悲鳴を上げている。(後藤亮平)

 明石ダコは年中水揚げがあるが七、八月が旬で年間の半分を占める。

 東二見漁協では七月以降、例年の一割以下に激減。関係者は「タコをあきらめ、ベラやアナゴに狙いを替えた漁師も多い」とこぼす。林崎漁協も昨年の約半分と低迷。こちらも「昨年は豊漁だったが…」と肩を落とす。

 不漁の原因について、兵庫県立水産技術センター(明石市)は「二月ごろの海水温が少し低かった影響も考えられるが、詳しくは不明」と首をひねる。

  ただ、今のところ地元の市場への影響はそれほどないという。タコ全体の水揚げは年間一千トンといわれ、七、八月は競りではなく漁協が値段を決めていること もあって、地元の鮮魚店などには例年とほぼ同じ価格で卸している。しかし全国のスーパーなどに供給する加工業者向けは品薄状態。

 漁協関係者は「地元には十分あるので、新鮮なタコを食べにぜひ明石に来てほしい」と話している。

       

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今年もサンマ豊漁

まだまだ暑いのに秋の話題です。
水産総合研究センター東北区水産研究所(塩釜市)が発表した「二〇〇六年度北西太平洋サンマ長期漁況海況予報」によると、今年もサンマが豊漁のようです。ただし、大型は少なく、中・小型が多くなるそうです。
兵庫県の明石海峡周辺は今年は春から水温が低いようで、春のイカナゴ漁も小型が多かったようです。また、そのイカナゴを餌にしているサワラもほとんど捕れなかったようです。
しかし、外洋では例年通り魚が捕れるようで一安心。
自分の周りだけ見ていると、天候不順で今年はおかしいなんて思いがちですが、広く物事を見れば、また違った風景も見えてくるということでしょうか。
明石の大蔵海岸も赤トンボが多く飛びだしたし、例年通り秋は近づいてきているようです。

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ヒオウギガイの出荷再開

まひ性貝毒が検出されて出荷停止になっていたヒオウギガイの出荷が始まったようです。
今年は春からアサリから貝毒が検出されるなど、貝関係のトラブルが多かったような気がします。海洋環境の悪化が原因でしょうか。しかし、ヒオウギガイが養殖されているとは知りませんでした。

以下、西日本新聞社の記事より。

まひ性貝毒が検出され、3月末から出荷の自主規制が続いていた佐伯市蒲江の特産品ヒオウギガイの出荷規制が21日、解除された。約4カ月(規制期間113日)ぶりの出荷再開に、養殖業者は「需要が見込める盆に間に合い、ほっとしている」と話している。

 県によると、養殖海域の小蒲江湾では、3日から18日までに採取したヒオウギガイの検査で貝毒が検出されない状態までに改善。21日の検査でも貝毒が検出されず、安全性を確認した。

 ヒオウギガイの養殖・販売専業の宮脇水産の宮脇真一代表(53)は「経費を節減し、どうにかしのいできたが、年間売り上げは4分の1程度減る見込み。これからは原因のプランクトンが出たら早めに対策を練りたい」と話していた。

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シロクラベラの養殖

シロクラベラというのは聞きなれない名前ですが、沖縄では3大高級魚の1つらしいです。
写真を見るかぎりベラというより本州のブダイに近い感じがします。
近年、沖縄でも漁獲量が減っているようで、幼魚を育てて放流して漁獲量を増やそうと言う試みがなされているようです。沖縄で養殖というと、以前に久米島へ行ったときにクルマエビの養殖場を見ましたが、それ以外では、あまり聞いたことがありません。沖縄に限らず、日本国中で魚の漁獲量が減っているような気がします。やはり取りすぎが原因なのでしょうか。今後は色々な魚で養殖の試みがなされることでしょう。
以下、NikkeiNetからの転載です。

シロクラベラ(奄美・沖縄地方ではマクブ)は、亜熱帯・熱帯地域の高級魚として経済的価値の高い魚種ですが、近年、漁獲量が低迷しており、資源回復が望まれています。
  西海区水産研究所石垣支所栽培技術研究室では、2001年度からシロクラベラの種苗生産に着手し、2005年には9万尾まで種苗を生産できるようになりま した。この技術を基に、石垣支所の各研究室を有機的に連結して、今年度からの5ヶ年計画で、シロクラベラの資源回復、漁獲量増大を目指したプロジェクト研 究を実施することとしました。シロクラベラの生態特性を明らかにし、得られた知見を効果的な種苗放流手法や的確な放流効果判定手法の開発に活かし、本種資 源の回復、漁獲量増大につながる技術を開発することを目的としています。
 このような、生活史全体にわたる生態特性の解明と放流技術開発の総合的な研究を、亜熱帯・熱帯域で実施するのは初めての試みです。

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カイダコ捕獲

からの中に入ったタコ、アオイガイが捕獲されました。
実物はまだ見たことがありませんが、一度でいいから泳いでる姿を水中で見てみたいものです。これって食べれるんでしょうか。

以下、高知新聞から転載。

幡多郡大月町沖で9日、貝のようにもタコのようにも見える体長10センチほどの珍妙な生き物が2匹見つかった。アオイガイと呼ばれるが、れっきとしたタコの仲間で腕も8本ある。

 同町柏島の新谷隆さん(50)が漁に出た際、5匹ほどが波間に浮かんでいるのを発見。「何だろう?」と2匹捕まえ、地元の黒潮実感センターに持ち込んだ。

 アオイガイは、2つ合わせると葵(あおい)の御紋に似ているところから名付けられた。薄く白っぽいプラスチックのような貝殻は、自分の2本の腕から石灰質を分泌して作っており、カイダコという別名も。

 ただ、貝殻を作るのは雌だけ。殻の中に卵を産み、ふ化するまでゆりかごのような役目を果たすという。成長すると殻は20センチ以上になり、波状の縞(しま)模様と色合いが美しい。

 2匹は水槽に吸盤でくっ付いているかと思えば、おちょぼ口のように見える「水管」から水を噴射して移動する。

 柏島小学校の児童や地元住民も「何これ、初めて見た」「マンボウの子ども?」と興味津々。2匹は卵を抱えており、ふ化した0・5ミリの稚仔(ちし)が水槽の中で泳ぎ始めたため同日、海に帰された。

Kaidako_1

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ウチムラサキ

二枚貝の「ウチムラサキ」を使い養殖のりの色落ちを防ごうという試みが兵庫県の明石周辺でおこなわれているようである。兵庫県の明石周辺はのりの養殖が盛んで例年7~8億万枚のノリを生産している。しかし、近年、ノリの色落ちが発生し、ノリの商品価値を著しく低下させている。色落ちは、ノリの生育に必要な海水中の栄養塩類が、これを摂取する植物プランクトンの大量発生により不足することに起因する。このため、原因となる植物プランクトンを摂取するウチムラサキを放流し、プランクトンの発生を抑えよる計画である。
ウチムラサキは貝殻の内側が紫色をしているので、この名前がついたようである。この貝は、「焼き大アサリ」などとして海辺の観光地で焼いて売られているものであり、食用とされる。
このように、生物を利用して水産業を活発化させるというのは、なんとなく好感が持てます。

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