深海9000mでウミユリの群生地発見(2009.07.09)
梅雨なのか、夏が到来したのか、よくわからない天気が続く神戸周辺。神戸市須磨区の須磨海水浴場も海開きしたようで、うちの近所の人工海岸の大蔵海岸も海開きしたようです。
さて、夏になると海の話題が涼しくていいようです。しかしながら、深海9000Mともなると、水温は相当低いでしょう。この水深9000Mでウミユリの群生地が発見されたようです。群生するウミユリというと、太古の地球を連想します。子供の頃に読んだ恐竜図鑑の挿絵に、太古の地球の海中風景として、ウミユリの群生する様子を描いたものがありました。これが脳裏に焼きついているようで、ウミユリの写真を見ると、恐竜以前の太古の地球を創造してしまいます。
深海9000Mに太古の地球が残っていたようで、ワクワクします。
以下、読売新聞より。
「 太平洋の伊豆・小笠原海溝の深さ約9000メートルの海底で、深海生物のウミユリが群生する様子を、海洋研究開発機構の無人探査機「かいこう」が撮影した。
ウミユリはユリの名が付くが、ウニやヒトデの仲間(棘皮動物)で、今回の場所は、棘皮動物の生息地としては世界で最も深い。画像を分析した東大や筑波大のチームが動物学の専門誌に発表した。
研究チームは、かいこうが1999年12月の調査で撮影した動画と写真を分析中に、多数のウミユリが写っているのを確認した。ウミユリは茎(柄)の部分が約13センチ、花びらのような腕の長さが約10センチ。深海に生息するチヒロウミユリ類の一種とみられる。
6000メートル以深は超深海と呼ばれ、大気の数百倍の水圧にさらされる冷たい暗黒の世界。発見された場所は海溝のほぼ最深部で、このような場所にも餌となる有機物が豊富に存在する可能性を示すという。研究チームは「まだ調査されていないほかの深海底にも、同様の群生地があるのではないか」とみている。
◆ウミユリ◆=海底に固着する棘皮動物で、その姿は茎と花のように見える。古生代には広く分布していたが、その後は減少、現在は生き残ったグループが「生きた化石」として深海底にひっそり暮らしている。」
| 固定リンク
「深海魚」カテゴリの記事
- 深海9000mでウミユリの群生地発見(2009.07.09)(2009.07.09)
- 鳥取県米子市で深海魚テンガイハタ捕獲(2009.06.30)(2009.06.30)
- 深海魚シャチブリの死骸採取(2009.06.16)(2009.06.16)
- 深海イカ ゴマフホウズキイカ撮影(2009.05.26)(2009.05.26)
- ヒカリキンメダイ捕獲(2009.05.20)(2009.05.20)

