スペインの元首相から「世界経済が冷え込むなか、気候変動による世界の終末を信じる輩(やから)は、地球温暖化対策と称して数千億ユーロを要求している。彼らはまた、そうした『新興宗教』を疑問視するクラウス大統領のような人物を火であぶらんとする。気候変動が人為的なものだという一般的な見解を少しでも疑おうものなら、その者は疎外される運命にある。」という発言があったというニュースを発見しました。
私の基本的なスタンスも、このスペインの元首相と同じで、”環境問題は新興宗教と同じだ”という考えです。
このブログでも数年前から環境問題を取り扱い、私自身自然科学の文献を心がけて読むようにしています。
ブログをはじめた当初は、地球温暖化は人間の活動によるものだと信じていましたが、自然科学の文献を読めば読むほど、この一般に信じられている考えに疑問を持つようになりました。
確かにCO2の増大は、人間の活動によるところが大きく、そういうミクロな視点では地球温暖化は人間の仕業だといえるかもしれません。
しかしながら、有史以前、いや人類誕生以前の地球環境を考えた場合、急激な地球温暖化は何度も地球を襲っているようです。
当然、温暖化だけではなく”全球凍結(スノーボールアース)”という地球全体が氷に覆われた時期もあったようです。
過去の温暖化を見ても、10年程度の時間で平均気温が10度以上も上がった時期が過去にあったようです。
そういうマクロ的な視点で環境を見てみると、人間が考えている環境とうものは、非常に不安定で刹那的なものだということが見えてきます。
70年代にも環境問題が声高に叫ばれた時期がありました。このときも、環境問題に異を唱えるものにはヒステリックなバッシングをする雰囲気があったように記憶しています。
70年代、80年代、90年代の環境問題を見てきた私の目には、環境問題というのは非常にヒステリックな新興宗教というふうに見えてしかたありません。感情だけが先走って理論的な思考が軽んじられる。
そういう中世ヨーロッパ的な雰囲気を感じてしまします。
今の環境問題にしても、環境に興味を持つことは良いことですが、あまりにヒステリックな報道が多すぎるように感じます。
自分で物事を判断するだけの知識も経験も無い若い人々は、まんまとこの新興宗教にのめりこんでしまう。
だから、このスペインの元首相には拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。
以下、AFP BBNewsより。
「スペインのホセ・マリア・アスナール(Jose Maria Aznar)元首相は22日、気候変動に対する取り組みについて、経済危機下でも数千億ユーロを引き出そうとする「新興宗教」のようなものだと述べ、否定的な持論を展開した。
1996年から2004年までスペイン首相を務めた保守派のアスナール氏は同日、気候変動の一般理論に疑問を投じるバツラフ・クラウス(Vaclav Klaus)チェコ大統領の2007年の著作『Blue Planet in Green Shackles(緑の足かせをされた青い惑星)』の出版記念セレモニーに出席。
記念スピーチで「世界経済が冷え込むなか、気候変動による世界の終末を信じる輩(やから)は、地球温暖化対策と称して数千億ユーロを要求している。彼らはまた、そうした『新興宗教』を疑問視するクラウス大統領のような人物を火であぶらんとする。気候変動が人為的なものだという一般的な見解を少しでも疑おうものなら、その者は疎外される運命にある」と、環境保護政策などへの不快感を示した。
国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)は前年、地球温暖化は「明白」であり「過去60年間の気温上昇の原因が人間活動によるものである可能性は極めて高い」との見解を出している。」